2008年12月

2008年12月30日

ハンドサイクルだからこそ5

今日、渋谷界隈で用事があり、どうも電車でいけない駅もありそうだったので、ここぞとばかりにハンドサイクル片手に輪行してみた。

なんだかんだと用が済み帰路の渋谷駅でのこと。
ハンドサイクルのまま外路からエレベータを降りて半蔵門線の改札に向かおうとして案内員に声をかけられた。

「どこまでですか?」
「いや、カバーかけするんで後でいいです」
「いや、そのままでも・・・」
「え?」

やはり、サイズ的には電動カートと同じだからか、そんな判断したんだろうな。
でも、このまんまじゃ他の乗客の服とか汚しちゃうからだめだよ。

だけど、考え方によっては汚れを付けそうな所をカウルとしてカバーできれば意外と袋詰めしなくても良いのかなと思えてきた。
外装ギアではその形状も難しいけど、ベルトサイクル内装ハブギアならいけるかもしれない。

なんてことを思いつつ、今年ももう終わるのである。

この一年はホント、飛躍的に新たなハンドサイクルの乗り方を確立できた年だった。
鉄道在来線・新幹線・国内航空機と輪行の世界に足を踏み入れ、経験を積めたのである。本当はもうちょっとコンパクトになったら良いんだけどね。

毎回が初体験だったから緊張しまくってて全てを思いだすことはできないけど、ハンドサイクルがあったからこそ、まさにそれを原動力としていろいろと出かけられたのである。

出かけること一つ一つが問題解決だったから結構疲れたけど、それ以上に得たものも多い。やっぱり何といっても初めてみる人のあの驚きよう、目を丸くする様。こっちも嬉しくなる。

今年、輪行のキッカケをもらえたのも車学あってこそ。学習院に行くまでの電車にしろ、ポタにいってみたのも、ポタでできた輪行も。この出会いはまさに運命的だった。
自転車だけが全てではないだろうけど、もっとよりよく理解された自転車の社会に向けてハンドサイクルが何かひとつのキッカケになれたらいいな。

そんなことを思いつつ、来年もクランクを回そう。

でわでわ