2009年10月

2009年10月25日

進化の過程

今回のLOMO360の発注にあわせ、フォークを2本注文。

LOMOのディスクブレーキ対応のものと、ウルトラスポーツ20のもの。
前に破損したKIDのフォークと代替に購入したものと合わせ、現在在庫3本。(^^;)

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結局、KIDのフレームに組み込むために買ったんだけど、それぞれに特徴があり、確実に組み込めるものと、組み込めるか挑戦してみたかったものと、衝動を抑えきれず。

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左:ディスクブレーキ対応のLOMOのフォーク。16インチ
  うれしいことにヘッド長をKIDの長さに合わせてもらえた。
  けど、OLDは100mmのため、むりやり広げるかは検討中。
  最後の砦に保管しようっと。
中央:KIDのフォーク。16インチ
  何も調整なく組み込める、バックアップ的に購入。
右:ウルトラスポーツ20(エアフルト)のフォーク。20インチ
  ディスクブレーキの台座があり、ディレーラーの台座もついた!
  20インチホイール用であり、フォーク長も加工が必要のため、勇気がいる。
  山手線のエレベータは16インチでも入るのがぎりぎりだったから、考え物。

今回、一番の目標である右の20インチのフォークをKIDのフレームに合わせて改造を進めたい。年内にできるかな?

それが叶えば、今駆動系に使ってるLOMOのフレームをベルトサイクル用にするのである。これは1年越しになってしまった。

レースタイプも欲しいなんて思ったこともあったけど、まだやることが多いからしばらくお預け。その間に道路環境が良くなっていることを願うのである。
でわでわ

2009年10月24日

ユニバーサルって

もともと、ハンドバイクを買おうと思ったキッカケは「釣りに行くのに悪路に強い車椅子は作れないのか?」ということだった。

それがいつの間にか、自転車という乗り物に対して深く掘り下げすぎて、這い上がれなくなってしまっていたのである。
けど、そのおかげで、今までなんとなく感じていたことがはっきりとわかったのである。

道路の話なんだけど、歩道と車道の間の2cmの段差って知ってます?

さんざん車椅子で生活してきて、街中を歩き回るのが疲れてしょうがなかった。
小石、小枝、わだちに交差点。いちいちツマヅカないように地面見て、タイミング・チカラ具合考えながら突っ走ることができない道をひたすらに通っているのは何か違うと思ってた。

お台場もみなとみらいも、何でこんな新しい町なのに走りづらいんだろうと思っていたら、それはそれ、交差点なんかの段差は視覚障害の方たちのためのサインだった。それも見直す動きはあるようだけど、さてはて。
(国土交通省:参考資料2 歩車道境界部の構造に関する実験結果 一覧表。http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/design/3pdf/s2.pdf)

点字ブロックにおきかえるとか、仮に段差0cmでも他にも方法があるようにも思えるけど、自転車レーンと同じで”イマサラやりなおす”なんてことは起こりにくいのだろう。
ならば、車椅子側を進化させたいと思った。
日本国外であれば他の製造メーカーでも3・4種はある。でも日本には無い。あっても車椅子のキャスターに緩衝機能をつけたサスペンションかクッションキャスターくらい。
クッションキャスターはその昔試したこともあったけど、結局、径を大きくするとその分座面が高くなり、日用に耐える車椅子にはならなくなる。

話は変わるけど、「LOMO360」と検索してみると、スペイン語やフランス語のページがにぎわっている。ひょっとしたら道路の事情、舗装の整備とかが関係しているのでは?なんて思ってしまったのである。でも、単に活動的な人が多いのではないか?とも思えるけど。

でもって(日本であるところの)近所では、ほぼ舗装されて土の上を転がすなんて事は無くなったから、通常の車椅子で街中を転がすことが当たり前だと思っていた。

でも結局、釣りに行って固い悪路面を転がすのも、荒いアスファルトの街中を転がすのも差ほど変わりがないんじゃないか?
通常の車椅子をアスファルトの上で転がすのが移動手段というのは錯覚なのではないか?と思えてしょうがない。

室内用車椅子と自動車で生活していた日常の間に、ハンドバイクと駆動系のないハンドバイク(LOMO)が入ってきて、その間が埋まった気がする。
相手は地球だ。車椅子に路面を合わせるのは室内だけでいい。路面に車椅子を合わせりゃいい。

階段とか急坂とか、絶対に無理なものもあるけれど、その境目まで近づけたんだろうと思う。

tetchin01 at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Hand Bike | 日記

物欲の果てに

ついに買ってしまいました。

LOMO360。

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2月のとき、これってマネじゃんとか言いつつ、もう一つの販売店はいつの間にか取り扱ってないし、高かったしで、結局今までのハンドバイク同じメーカーで収まってしまった。しかも色も同じにしたし。

さらに部品交換。タイヤを12インチにして、サイドパイプを固定するボルトをクイックレリーズに。

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ホームページなんかだと横幅も動かして袋詰めできますよ、としているけど、現場でその調整をするのは面倒なのでかさばるけどこんな格好。

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ちなみに標準の16インチタイヤとの比較。

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今日は雨降りなんで出かけられなかったけど、家の前をちょろっと出た感じは、
◎細かな段差はまったく気にならない。
◎ガタガタ音がしない。
もう、気持ちすら落ち着くほど。

秋の行楽シーズン。さて、どこに行こうか。うっしっしっし。

tetchin01 at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Hand Bike | LOMO-Bike

いまさらながらの東京夢舞いマラソン大会

ひっさしぶりだぁ。

去ることしばらく、10月11日は東京夢舞いマラソンというイベントにハンドバイクで参加しました。

今年は2回目にしてハンドバイクがもうお一方。
バイクが総勢50台程に対して2台。もっと参加者が増えたらいいと思うけど、駐車場が無いとか、まだまだこれから解決すべきことが多いかな。

このイベントはファンランとファンライドの組み合わせで、順位付けは無し。42kmをおのおの楽しみながら完走することが大会の趣旨。

他のイベントとは違い、主催者がどうのというより、ボランティアの方々がどう関わっているかで内容が左右される、まさに市民イベント。

どうしても力量の差が出てしまうハンドバイク。でも、その差を間近で見てもらい、どうあるべきかをお互いに考えることで次の大会に繋げていく、そんな運営が心地よくて、ランの人も含めてハンドバイクを知ってもらうべく、来年も行こうっと。

でわでわ