2011年09月
2011年09月30日
3輪の科学・3<リハビリと日常と競技と>
はじめに、これは自転車好きが個人的な思考をもとに書く、非専門的な自由研究である。
<今までの記事>
3輪の科学・1<転倒>
http://blog.livedoor.jp/tetchin01/archives/50647877.html
3輪の科学・2<転倒動画>
http://blog.livedoor.jp/tetchin01/archives/50653042.html
ーーーーーーーーーー
ハンドバイク・アダプタータイプという自分の立場を好んでいる考えをさらに強固にするために、ちょっと整理してみた。
福祉車両とか特殊車両とか呼ばれそうな”普通じゃない自転車”たちの中での自分の立ち位置を確認。
求められる機能・機会・環境を俯瞰してみる。
まずは、利用目的としての要素。
1:【リハビリ】として訓練を目的とした使い方
2:【日常生活】に於ける移動手段としての使い方
3:【競技】として勝負にかけた使い方
基本的にこの3つを目的として自転車は利用されると思われる。
次に走行環境として、場所の要素。
1:【医療・福祉施設】病院、福祉施設、公園等
2:【一般公道】歩道、車道、自転車道、自転車レーン
3:【競技施設】トラック、道路規制した車道、山道
1:及び3:についてはある程度閉鎖された場所であり、操作することに専念できる場所といえる。
2:については他の交通機関と交差するため移動とともに危険を伴う。安全を求めるためルールがあり、快適さを求めるためにマナーがある。
とはいえ、「ここが”一般社会との接点があるかどうか”の境目ともいえる」と考える。
特に個人的な印象を述べると、「どうせ障がい者のこと」と”別世界”としてとらえられがちなのかと思う。それゆえテレビの向こうの世界といったようにフィルターがかかり、何か美談めいた話に置き換わられてしまうようなそんな思いもするのである。無知の知があるかないかの差だろう。
次にさらに自転車を利用する上で関係すると思われる、すべての要素をのせてみる。
◎利用目的
◎場所
◎機会
◎年齢
◎制約
となり、下段2:一般公道へ出る場合はかなりの制約があることとなるが、その障壁を取り除くことができれば今まで以上の可能性があることを表現してみた。
この中で
1:【リハビリ】 → 1:【安全運転教室】
と置き換えると、健常者の世界にそのまま当てはめられるのではないのだろうか?
故に、ハンドバイクを含む3輪車のことを考えることは、健常者の環境についても良い方向に考え直す。
と結論づけるのは強引過ぎか!?
また、ハンドバイクを含めた3輪車の購入は高価になることの方が多い。そこで、
1:【リハビリ】については施設側が機材を用意し、
2:【日常生活】については補助制度を利用し、
3:【競技】についてはスポンサーなどとの関係が円滑に回せれば良い、
と考える。
(強引にまとめ)
基準外交付についてこんな記事
http://www.terreus.co.jp/02handcycle/oder/shopping/oder.htm
また、3輪車に関しては年数が経っているものの、この記事も良い。
「ヨーロッパ、特にフランスにおける身体障害者用自転車の現状について」
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/report/jpg/h21_6/h21_6.html
でわでわ
<今までの記事>
3輪の科学・1<転倒>
http://blog.livedoor.jp/tetchin01/archives/50647877.html
3輪の科学・2<転倒動画>
http://blog.livedoor.jp/tetchin01/archives/50653042.html
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ハンドバイク・アダプタータイプという自分の立場を好んでいる考えをさらに強固にするために、ちょっと整理してみた。
福祉車両とか特殊車両とか呼ばれそうな”普通じゃない自転車”たちの中での自分の立ち位置を確認。
求められる機能・機会・環境を俯瞰してみる。
まずは、利用目的としての要素。
1:【リハビリ】として訓練を目的とした使い方
2:【日常生活】に於ける移動手段としての使い方
3:【競技】として勝負にかけた使い方
基本的にこの3つを目的として自転車は利用されると思われる。
次に走行環境として、場所の要素。
1:【医療・福祉施設】病院、福祉施設、公園等
2:【一般公道】歩道、車道、自転車道、自転車レーン
3:【競技施設】トラック、道路規制した車道、山道
1:及び3:についてはある程度閉鎖された場所であり、操作することに専念できる場所といえる。
2:については他の交通機関と交差するため移動とともに危険を伴う。安全を求めるためルールがあり、快適さを求めるためにマナーがある。
とはいえ、「ここが”一般社会との接点があるかどうか”の境目ともいえる」と考える。
特に個人的な印象を述べると、「どうせ障がい者のこと」と”別世界”としてとらえられがちなのかと思う。それゆえテレビの向こうの世界といったようにフィルターがかかり、何か美談めいた話に置き換わられてしまうようなそんな思いもするのである。無知の知があるかないかの差だろう。
次にさらに自転車を利用する上で関係すると思われる、すべての要素をのせてみる。
◎利用目的
◎場所
◎機会
◎年齢
◎制約
となり、下段2:一般公道へ出る場合はかなりの制約があることとなるが、その障壁を取り除くことができれば今まで以上の可能性があることを表現してみた。
この中で
1:【リハビリ】 → 1:【安全運転教室】
と置き換えると、健常者の世界にそのまま当てはめられるのではないのだろうか?
故に、ハンドバイクを含む3輪車のことを考えることは、健常者の環境についても良い方向に考え直す。
と結論づけるのは強引過ぎか!?
また、ハンドバイクを含めた3輪車の購入は高価になることの方が多い。そこで、
1:【リハビリ】については施設側が機材を用意し、
2:【日常生活】については補助制度を利用し、
3:【競技】についてはスポンサーなどとの関係が円滑に回せれば良い、
と考える。
(強引にまとめ)
基準外交付についてこんな記事
http://www.terreus.co.jp/02handcycle/oder/shopping/oder.htm
また、3輪車に関しては年数が経っているものの、この記事も良い。
「ヨーロッパ、特にフランスにおける身体障害者用自転車の現状について」
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/report/jpg/h21_6/h21_6.html
でわでわ
2011年09月27日
人間工学
カタログなんかに「人間力学的に」とか『人間工学的に」とかの文字を見ると思わず飛びつきませんか?
でも不思議と脊損になってからそんな製品に出会わなくなったような気がする。
車いすにしてもハンドバイクにしても、脊損というイチ個人の”人間”に対して”工学”しているからこそ存在するとも言えなくもないケド・・・。
それでもハンドバイクも人体で動かしている以上、人間工学、人間力学という言葉があってもいいのかと。だってカッコイイじゃん。
いや、専門に勉強したことがないので素人考えなのは否めないけど。
そんあこんなで、なにかというとハンドバイクのグリップの話。
この製品その名も「エルゴグリップ」ergonomicからきているわけで、これでもれっきとした製品だけど、いつも感じていた『握り方』
先日、改造として逆向けレバーを試した訳だけど、レバーの締め付け金具がグリプエンドより上にきているために、にぎり箇所も相当上をにぎることになる。
でも、それが功を奏し、「これって足でのペダルの踏み方に似た考え方なんじゃないか?」との考えに行き着いた。
それを示すと。
引く時
押す時
わざとにぎらないでクランクを回してみる。それであっても押すだけ、引くだけ、をできる場所がる事に気づく。
この箇所を使って力をかけることによって、肘の中心からクランク側のグリップの付け根に一直線に力が伝わることになる。
それにより、指でにぎって手を固定するチカラと神経を使うことを少なくすることができる。
こう考えてみた訳だけど、さてはて。
構造としてそれを実現するためには、現行のエルゴグリップを下記のように改良してもらえれば実現できる。
クランクへの取り付け部を選べるようにして長さを調整するのである。
もしかしたら上記の理論は関係なく、短い、長いが好きな場合も考えられる。
シュトリッカーのオプションでは肩幅に合わせてスペーサーやクランクそのもので”幅の調整”はできるものの、グリップ位置はにぎり方で調整するしかない。
何十キロも走っているとそんな余計なことを考えるのが面倒になるので、構造から変えてしまった方がお尻が叩かれる思いがするので良いのである。
どうかなぁこんな考え方。「人間工学」してませんか?
でも不思議と脊損になってからそんな製品に出会わなくなったような気がする。
車いすにしてもハンドバイクにしても、脊損というイチ個人の”人間”に対して”工学”しているからこそ存在するとも言えなくもないケド・・・。
それでもハンドバイクも人体で動かしている以上、人間工学、人間力学という言葉があってもいいのかと。だってカッコイイじゃん。
いや、専門に勉強したことがないので素人考えなのは否めないけど。
そんあこんなで、なにかというとハンドバイクのグリップの話。
この製品その名も「エルゴグリップ」ergonomicからきているわけで、これでもれっきとした製品だけど、いつも感じていた『握り方』
先日、改造として逆向けレバーを試した訳だけど、レバーの締め付け金具がグリプエンドより上にきているために、にぎり箇所も相当上をにぎることになる。
でも、それが功を奏し、「これって足でのペダルの踏み方に似た考え方なんじゃないか?」との考えに行き着いた。
それを示すと。
引く時
押す時
わざとにぎらないでクランクを回してみる。それであっても押すだけ、引くだけ、をできる場所がる事に気づく。
この箇所を使って力をかけることによって、肘の中心からクランク側のグリップの付け根に一直線に力が伝わることになる。
それにより、指でにぎって手を固定するチカラと神経を使うことを少なくすることができる。
こう考えてみた訳だけど、さてはて。
構造としてそれを実現するためには、現行のエルゴグリップを下記のように改良してもらえれば実現できる。
クランクへの取り付け部を選べるようにして長さを調整するのである。
もしかしたら上記の理論は関係なく、短い、長いが好きな場合も考えられる。
シュトリッカーのオプションでは肩幅に合わせてスペーサーやクランクそのもので”幅の調整”はできるものの、グリップ位置はにぎり方で調整するしかない。
何十キロも走っているとそんな余計なことを考えるのが面倒になるので、構造から変えてしまった方がお尻が叩かれる思いがするので良いのである。
どうかなぁこんな考え方。「人間工学」してませんか?
2011年09月24日
取材
いやいやいや。
先日の広報に続き今度は一般メディアに取材されちゃいました。
ハンドバイクについて、趣味についてのコラムだそうです。
趣味だけのはずが、この通り思いつくまま一通りのお話を差し上げ、それをまとめるとなると本当に大変だと思います。(^^ゞ
ただの”お情け”とかだったらどうしようかと思っていたけど、記者さんが同じ目線で話を聞いてくれたことに感謝!こちらも熱く語ってしまいました。
詳細は後日、乞うご期待。
人に驚き、喜び、共感、これらを差し上げることができるハンドバイクは現実であり近未来の乗り物なのだと思う。(くさっ)
この連休、本当は被災地に行く予定だったけど、台風の影響から自分の行動もままならないので今回は断念。待ってろ石巻。
今までの経験からきっと笑顔を見させてくれるに違いない。
そう、自分が笑顔をもらいに行きたいのである。
先日の広報に続き今度は一般メディアに取材されちゃいました。
ハンドバイクについて、趣味についてのコラムだそうです。
趣味だけのはずが、この通り思いつくまま一通りのお話を差し上げ、それをまとめるとなると本当に大変だと思います。(^^ゞ
ただの”お情け”とかだったらどうしようかと思っていたけど、記者さんが同じ目線で話を聞いてくれたことに感謝!こちらも熱く語ってしまいました。
詳細は後日、乞うご期待。
人に驚き、喜び、共感、これらを差し上げることができるハンドバイクは現実であり近未来の乗り物なのだと思う。(くさっ)
この連休、本当は被災地に行く予定だったけど、台風の影響から自分の行動もままならないので今回は断念。待ってろ石巻。
今までの経験からきっと笑顔を見させてくれるに違いない。
そう、自分が笑顔をもらいに行きたいのである。
2011年09月19日
千葉駅前にて
レースに遅刻しまいと千葉駅前で前泊した。
夕食どころを探して散策していたら、ひょっとしたらの街のイメージがわいた。
「見た目としての自転車を片付ける。」
使いやすいとか、安全のためとか、使っている側からの言葉がないように見える。
自分の地元でも似たようなもんだろうけど、どこも結構こんなもんなんだなぁ
例えば、
停めてはいけないことは、子供でもわかる。
どこに停めれば良いのかは、大人でもわからない。
例えば、
どこからどのような規則性で車両が流れているのかをイメージできない。
自転車はまぁよく見かける。しかし、なぜ二輪まで?(^^;)
善意にまかされているのか、すごいなぁ。
画像ないけど目抜き通りの歩道幅も4m以上のようなこともあったり。
これらを総合して個人的評価をすると、自転車は完全に歩道走行ありき。
と感じた。これを変えるとなると2ステップは余計に手間がかかりそう。
それから幹線道路。3輪的に、
嬉しくない構造。たったこれだけだけど、自動車から幅寄せされたら片タイヤが落ちるんだなぁと思うとゾッとする。
画像を忘れたけど歩道の切れ目も多種多様で、5cm段差といえるような物もあったり、段差無いもあったり。車いすとして練り歩くのも大変そうだ。
と、まぁつまらないことばかり書いてもめげそうだから、
なんか、お気に入り。
夕食どころを探して散策していたら、ひょっとしたらの街のイメージがわいた。
「見た目としての自転車を片付ける。」
使いやすいとか、安全のためとか、使っている側からの言葉がないように見える。
自分の地元でも似たようなもんだろうけど、どこも結構こんなもんなんだなぁ
例えば、
停めてはいけないことは、子供でもわかる。
どこに停めれば良いのかは、大人でもわからない。
例えば、
どこからどのような規則性で車両が流れているのかをイメージできない。
自転車はまぁよく見かける。しかし、なぜ二輪まで?(^^;)
善意にまかされているのか、すごいなぁ。
画像ないけど目抜き通りの歩道幅も4m以上のようなこともあったり。
これらを総合して個人的評価をすると、自転車は完全に歩道走行ありき。
と感じた。これを変えるとなると2ステップは余計に手間がかかりそう。
それから幹線道路。3輪的に、
嬉しくない構造。たったこれだけだけど、自動車から幅寄せされたら片タイヤが落ちるんだなぁと思うとゾッとする。
画像を忘れたけど歩道の切れ目も多種多様で、5cm段差といえるような物もあったり、段差無いもあったり。車いすとして練り歩くのも大変そうだ。
と、まぁつまらないことばかり書いてもめげそうだから、
なんか、お気に入り。
ハンドバイクレース
行ってきました、テレウスープロアクティブカップ。
今回のイベント、アダプタタイプとレースタイプ二つのクラスとしてレースを行った訳である。
もちろん私はアダプタタイプでの出場。
再び、これはスタート前。
アダプタタイプは全部で10台ほど(すいません正確な数字を数えるの忘れてました)。
今回メーカーはシュトリッカーがほとんどで、他にオーエックスのが1台。
コースは下総運動公園内のサイクリングコースを全面貸し切りしてのクローズドコース。
大きな地図で見る
アップダウンあり、コーナーあり、ハンドバイクでちょうど良い楽しいコースでした。
アダプタタイプの周回は3周、4.5km。
あまりにツーリングばかりやってきたせいでか、レース前に流して10週もしたからか、ガムシャラさがいまいち出てくれない。
2週目からが調子よくなって来るも時すでに遅し。先頭2台は視界から消えてるし。後で聞けば2分差。それでも結果は3位になってしまった。
必要なのは緊張感だと知った。自動車からのプレッシャーには強くなったんだけどなぁ。
続いて、レースタイプのレース(なんか日本語がヘン)
いい写真をとってみようとスタートからグランドを挟んで対岸のカーブへ移動。
スタート待ちをしていたら、車いすのタイヤがパンクしていることが判明!スタートと同時にパンク修理を始めてしまい、撮影ができたのが6週目以降。(^^;)カメラの設定も忘れ、流し撮りするつもりが普通の撮影となってしまっていた。(T_T)
お顔を出す承諾をいただき忘れたので画像小さめ。それでも雰囲気が伝われば。
見切れているのもありますが、ご愛嬌ということで。
正確な順位やタイムなどは後日テレウスさんの所に載ると思いますのでそちらにて。
そして閉会式。
笑顔がぎこちない自分
(何枚かの写真敵将はataさまより)
草レースって、おもしろい。たとえメンツが同じでも、もっと色々なところでそれぞれ別ステージとして点々と開催場所が切り替わっても、ヒトや機械で得手不得手が出たりして面白いかも知れない。
目指すはこんなところ!?(今日のところの新しい動画であったもの)
今回のイベント過去も含めてレースタイプとアダプタタイプ、これを一対として行っているところが良い処。
自動車やオートバイでもレースと市販車があるように、双方があることが業界全体を盛り上げるために必要だと思う。
レースを盛り上げるために練習の場として身近な場所、道をどうするか?
それを実現するためのアダプタタイプ(市販車)を活用する場をどうするか?
レース自体を盛り上げるための体勢(スポンサー、資金、スタッフ)をどう運用していくか?
これらはすべて健常者のそれと大きなくくりでは同じだと考える。
われわれハンドバイクがうまく運用できれば健常者の2輪がうまくいき、
健常者の2輪が盛り上がれば我々のハンドバイクも盛り上がる。
どうかそんな関係が築ければと願ってやまない。
そのためにはまずは知ってもらうことから、かな。なんてね。
それから、この日は旧知のお仲間、『車椅子釣り師のための釣り場情報』の管理人のataさんと久しぶりにお会いした。
今ではすっかり自転車ばかりになってしまったけれど、元はといえば釣りに行きやすい車いすの道具を探してテレウスさんに出会った訳で、その意味ではataさんのページに出会わなければこうやっていなかったかも、などと感慨深く、レース後はひとしきりお話もできた。
思えばあの頃もフライフィッシングについて熱く理屈をこねていたな。結局、理屈で自然という現実を乗り越え切れることができなくなって、理屈が通る自転車に逃れてしまったのかも知れない。でも、今こうやって道具と方法を手に入れた訳だから、そろそろ釣りに行くための使い方を取り入れていっても良いのかも知れない。
継続はチカラなり、続けることでまた他のことに繋がったりして、そんなヒトとかモノとかいろんなモノの繋がりが不思議で楽しくて嬉しくて。そんな今日この頃である。
今回のイベント、アダプタタイプとレースタイプ二つのクラスとしてレースを行った訳である。
もちろん私はアダプタタイプでの出場。
再び、これはスタート前。
アダプタタイプは全部で10台ほど(すいません正確な数字を数えるの忘れてました)。
今回メーカーはシュトリッカーがほとんどで、他にオーエックスのが1台。
コースは下総運動公園内のサイクリングコースを全面貸し切りしてのクローズドコース。
大きな地図で見る
アップダウンあり、コーナーあり、ハンドバイクでちょうど良い楽しいコースでした。
アダプタタイプの周回は3周、4.5km。
あまりにツーリングばかりやってきたせいでか、レース前に流して10週もしたからか、ガムシャラさがいまいち出てくれない。
2週目からが調子よくなって来るも時すでに遅し。先頭2台は視界から消えてるし。後で聞けば2分差。それでも結果は3位になってしまった。
必要なのは緊張感だと知った。自動車からのプレッシャーには強くなったんだけどなぁ。
続いて、レースタイプのレース(なんか日本語がヘン)
いい写真をとってみようとスタートからグランドを挟んで対岸のカーブへ移動。
スタート待ちをしていたら、車いすのタイヤがパンクしていることが判明!スタートと同時にパンク修理を始めてしまい、撮影ができたのが6週目以降。(^^;)カメラの設定も忘れ、流し撮りするつもりが普通の撮影となってしまっていた。(T_T)
お顔を出す承諾をいただき忘れたので画像小さめ。それでも雰囲気が伝われば。
見切れているのもありますが、ご愛嬌ということで。
正確な順位やタイムなどは後日テレウスさんの所に載ると思いますのでそちらにて。
そして閉会式。
笑顔がぎこちない自分
(何枚かの写真敵将はataさまより)
草レースって、おもしろい。たとえメンツが同じでも、もっと色々なところでそれぞれ別ステージとして点々と開催場所が切り替わっても、ヒトや機械で得手不得手が出たりして面白いかも知れない。
目指すはこんなところ!?(今日のところの新しい動画であったもの)
今回のイベント過去も含めてレースタイプとアダプタタイプ、これを一対として行っているところが良い処。
自動車やオートバイでもレースと市販車があるように、双方があることが業界全体を盛り上げるために必要だと思う。
レースを盛り上げるために練習の場として身近な場所、道をどうするか?
それを実現するためのアダプタタイプ(市販車)を活用する場をどうするか?
レース自体を盛り上げるための体勢(スポンサー、資金、スタッフ)をどう運用していくか?
これらはすべて健常者のそれと大きなくくりでは同じだと考える。
われわれハンドバイクがうまく運用できれば健常者の2輪がうまくいき、
健常者の2輪が盛り上がれば我々のハンドバイクも盛り上がる。
どうかそんな関係が築ければと願ってやまない。
そのためにはまずは知ってもらうことから、かな。なんてね。
それから、この日は旧知のお仲間、『車椅子釣り師のための釣り場情報』の管理人のataさんと久しぶりにお会いした。
今ではすっかり自転車ばかりになってしまったけれど、元はといえば釣りに行きやすい車いすの道具を探してテレウスさんに出会った訳で、その意味ではataさんのページに出会わなければこうやっていなかったかも、などと感慨深く、レース後はひとしきりお話もできた。
思えばあの頃もフライフィッシングについて熱く理屈をこねていたな。結局、理屈で自然という現実を乗り越え切れることができなくなって、理屈が通る自転車に逃れてしまったのかも知れない。でも、今こうやって道具と方法を手に入れた訳だから、そろそろ釣りに行くための使い方を取り入れていっても良いのかも知れない。
継続はチカラなり、続けることでまた他のことに繋がったりして、そんなヒトとかモノとかいろんなモノの繋がりが不思議で楽しくて嬉しくて。そんな今日この頃である。
2011年09月15日
夢舞い試走
遡ること土曜日は10月9日の夢舞いポタリングの試走会。
今年も良いコースとなりました。^^
車道デビューしたい人。
集団走行してみたい人。
都心を走ってみたい人。
とりあえず走りたい人。
来てくださいな。
もし、つまらないところがあったら、それをどう変えていくのかを考えるのがこのイベントのすごいところ。
イベントを楽しみ、道を楽しみ、東京を楽しむ。
そう、目的は「楽しむこと」。
【事務連絡】
ハンドバイクでお申し込みの方がもしいらっしゃいましたら、事務局までご一報ください。
また、坂に自信がないけど来てみたい方、ご相談ください。気さくな!?サポーターを依頼することもできると思います。
今年も良いコースとなりました。^^
車道デビューしたい人。
集団走行してみたい人。
都心を走ってみたい人。
とりあえず走りたい人。
来てくださいな。
もし、つまらないところがあったら、それをどう変えていくのかを考えるのがこのイベントのすごいところ。
イベントを楽しみ、道を楽しみ、東京を楽しむ。
そう、目的は「楽しむこと」。
【事務連絡】
ハンドバイクでお申し込みの方がもしいらっしゃいましたら、事務局までご一報ください。
また、坂に自信がないけど来てみたい方、ご相談ください。気さくな!?サポーターを依頼することもできると思います。
第3回荒川ミーティング
今さらながらやっとアップ。
この前の日曜日に表記の集まりがありました。
今回のテーマは、「自転車乗り以外の人との意見交流」。
ということでインラインスケータ、マラソン、少年野球。さらには河川事務所の方まで。^0^
それぞれからゲストを招き、話をお聞きしました。
簡単に印象的な言葉だけ選ぶと、
◎みんなきれいなアスファルトが好き。
◎野球少年達は穴の空いたチューブが鍛錬のための道具となる。
◎言葉の交流が一番の場所の共有となる。
他者を知り自己を知る在り方と、他者を排除して自己を確立しようとする在り方。
シェアを進める外国の道路と、あくまでも分離が安全の切り札とする日本。
こんな些細なミーティングから世界が感じられたのは良い発見。
あの無理矢理な海外渡航経験も無駄ではなかったことに感謝感謝。
もう一度ミーティングを実行して、10月29日はお祭りですって!^^
帰り道、荒川を下ってちょうどいい駅までポタリング。
輪行はやめられない。
途中出会った方。
鵜をモチーフにした自作のカイトをあげていた。
飛行バランス、模様の書き込み、そのこだわり方が尋常じゃない!
ご満悦!
この前の日曜日に表記の集まりがありました。
今回のテーマは、「自転車乗り以外の人との意見交流」。
ということでインラインスケータ、マラソン、少年野球。さらには河川事務所の方まで。^0^
それぞれからゲストを招き、話をお聞きしました。
簡単に印象的な言葉だけ選ぶと、
◎みんなきれいなアスファルトが好き。
◎野球少年達は穴の空いたチューブが鍛錬のための道具となる。
◎言葉の交流が一番の場所の共有となる。
他者を知り自己を知る在り方と、他者を排除して自己を確立しようとする在り方。
シェアを進める外国の道路と、あくまでも分離が安全の切り札とする日本。
こんな些細なミーティングから世界が感じられたのは良い発見。
あの無理矢理な海外渡航経験も無駄ではなかったことに感謝感謝。
もう一度ミーティングを実行して、10月29日はお祭りですって!^^
帰り道、荒川を下ってちょうどいい駅までポタリング。
輪行はやめられない。
途中出会った方。
鵜をモチーフにした自作のカイトをあげていた。
飛行バランス、模様の書き込み、そのこだわり方が尋常じゃない!
ご満悦!