2011年11月

2011年11月22日

歩道通行

ここの処、電動車いす及びハンドル型電動車いすについて考えを巡らせていて、ようやくまとまってきた。

そこで改めて「車いす補助車等」として考えてみると、シニアカーである「歩行補助車等」に比べその使い道と構造に種類があり、まずはその種類の整理をする必要がある。

例として、車いすに取り付ける(アダプタ)形式の物をシュトリッカー社の製品群から見てみると、
シュトリッカー社(ドイツ語)

◎前輪ユニット
◎原動機付き前輪ユニット

◎クランク駆動前輪ユニット
◎電動アシスト前輪ユニット

と4種類あり、歩行者側と自転車側に別れる使い道がある。

そのうち日本で販売されているのは原動機付き以外の3種類である。

個人的に、残りのその原動機付きを日本に組み入れられる為にはどのようにしていけるのかを考えたいのが今の課題である。





そんなこんなで、歩道での登場人物を速度から分類して下図を書いた。
歩行者と車両

となり、歩道での上限は時速6kmを目安に法整備をまとめている、とみているが、あわせて自転車は時速7kmを”目安”になどの話もあり、となるとランナーはなんて考えも巡る訳だが・・・!?

そして見逃せないのは”普通自転車”。
改めて、普通という名の以上に見えてくるから不思議である。

ハンドバイクも車いす補助車として重なっているようになるが、上記の通りその中に車種の分けがあるのと、障がい者手帳があると限定が解除されるので、こちらのイメージの方が正当だと思う。

そんな中・・・
2011/11/17 05:30:43
【タウンニュース緑区版】 時速20km以上に警告 緑警察署が市内初の取り組み http://t.co/YUipcVAJ


どうやら憶測するに、測定機械主体だとこうなるらしいが、それではその先に見える実体が見えてこないと思う。

原動機付車いす補助車等(仮称)を奨めて欲しい理屈を考えていたところ、歩行者とは何かを考えることができた。

2011年11月19日

シンボルマーク

handbike_logo


オートシェイプでハンドバイク(アダプタタイプ)のシンボルマークを作ってみた。

荒削りだけど、ま、こんなもんでしょ。^^

tetchin01 at 13:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Hand Bike | 日記

2011年11月16日

車いす補助車等(仮称)の科学・2

◎これまでの記事
ハンドバイクというもの
(車いす補助車両等(仮称)の科学・1)
http://blog.livedoor.jp/tetchin01/archives/50675202.html

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一つの事象だけを示してもそれだけでは提唱することの意味が乏しいと思われるので、シュトリッカーの他車も含め車いす補助車両等(仮称)を動画により示してみた。

ちなみにそれぞれの動画のタイムスタンプをあえてサムネイル下に書き込んだ。
意図的と言われればそれまでだが、ここ数年に集まっていることがわかる。
そう、歩行補助車等の改正後のものばかり。
ここもこの車いす補助車両(仮称)を押したい要因の一つ。

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まずは、前輪として合体することによりその機能を果たすもの。


2007/11/18


2011/11/06


2011/07/25


2010/03/22


2009/08/21


2011/02/03

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そして以下は日本で購入可能な物

(こちらは公道不可)

OXエンジニアリング EV09
2011/03/17

(上記と同一)

2011/04/30


(こちらは公道可)

動画がないのでメーカーへのリンクのみ
チェアーライダーとは
http://www.isudoko.jp/chairrider/


上記2種類の差は、速度とデザインだと思われる。(あくまでも個人的見解)

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以上、前輪として取り付ける物の利点は、
●日常用車いすをそのまま利用可能であり、シニヤカーや電動車いすより購入価格が低く、組み合わせによる選択肢が多くなる。
●短時間のレンタル業も可能。
●前輪駆動なので、もちろん上り坂で前輪が浮く(ウイリー)の事故はない。
●パンクやバッテリーなどのトラブルにより走行不能となっても、分離して車いすとして駆動部を乗り捨てることができる。
●切り離して自動車への搭乗可能。
●逆U字車止めでも、切り離して通ることもできるので、バリアが少ない。

欠点は、
●車いすの構造によっては上り坂で空転することが増え、ある程度の坂以上では登ることができなくなる。
●3輪が多いので横勾配に弱く、日本に多く見られる波打ち歩道(自動車乗り入れ口のスロープ)の影響が大きい。
●ブレーキは基本的に前輪のみにかかる構造となるので、若干制動距離が伸びる結果となる。(が、基本的に時速6kmなので問題はないと思われる)

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そしてこちらは乗り込むタイプ。
アダプターに対して、こちらはボックスタイプと呼べるだろう。

(日本で購入も走行も可能な物、道交法上のミニカー扱い)

2010/10/15

(市販されているのかは不明)

2011/07/07

(こちらは開発風景)

2010/06/16

(こちらは韓国から、原動機はなし。あくまでハンドバイク)

2010/12/01

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とここまで見てみると、車いすについて国内外、次なる段階に進んできていると感じずにはいられない。

ハンドバイクというもの(車いす補助車両等(仮称)の科学・1)

警察庁の通達、サイクルモードからここ最近、ハンドバイクの根拠について考えていた。

正直、日本においてハンドバイク、それもアダプタ式については法律上、ハシニモボウにも触れずただ”軽車両”という大枠に掛かるかどうかというだけ、ということがわかった。

こと、自転車に足してにぎやかになった昨今、その走り方の義務と保護されるための権利があるのかが気になった。

で、そもそもハンドバイクとは?と、自転車に関することを読んでみると、2・3輪である必要があることがわかる。

また、車いすは”車いす”ということだけで明文化されている。

その間にあるもの、電動車いすやシニアカーについては道路交通法施行規則内に於いて”歩行補助車等”という決めがある。

ただここまで見ると、歩行可能者については色々なオプションがあるが、車いすに依存して生活している者をさらに補助してくれる装置がアダプタ式と呼ばれている物なのだから、それらのカテゴリが欲しい。

そこで提唱したい。

車いす補助車等

車いす自体が歩行補助車なのに対して、さらにそれを補助する装置ということ。
ただ、クランクだけの自転車としてのハンドバイクと、原動機付きのハンドバイクを同一線上にできるのかどうかについては、そのしくみをもっと考える必要がある。

(株)テレウスさんから聞いたことがある。今年はこの社の10周年なのだとこと。

言い換えればアダプタ式が一般に出回って10年。
そろそろ、見直しても良いのかも知れない。

くわえて、この深読みをすると気になるのが”普通自転車”、特に電動アシストについて。

かたや24km/hまでのしくみが決められていて、かたや鋭利な突起物がなく自転車・オートバイに似つかないデザインとすることを求められる。
それが同一歩道上を行き来するということ。

せっかくなので、そのしくみができないか、もうちょっと妄想してみたい。

youtube:http://www.youtube.com/watch?v=QXLfwG0B7dg&feature=related



2011年11月06日

サイクルモード私的まとめ

ここ2年くらいは何かハンドバイクに使える物はないかと、それを重視に、で、所々で行われていたトークを聞く。という調子だったけど、今回はがっつりトークを見てしまった。
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やっぱり警察庁の通達がらみの話が気になって、さらにそれを塾長が話すとあっちゃ、あんた。

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サイクリングロードばかりしか走る場所が見つけられず、車道なんてとんでもないくらいにしか思っていたのが遠い昔のように感じる。

どこか別の走れるところがないのかを知りたくて疋田さんの存在を知り、なんでハンドバイクの文化ができずそれが根付かないのかがわかり、逆にハンドバイクの存在がなにかできるんじゃないかと思ったことを思い出しいながら、その熱弁を聞いていた。

最後のに「我々、自転車乗りができることをやらなければいけない時期に来たのだと思います」この言葉を聞いたら、猛烈に感動してしまい、お恥ずかしながら目が潤んでしまった。

自転車でも車いすでもないハンドバイク目線で、この時代をこの感覚で味わいつつ、変化を感じられるだなんて、辛いけど幸せ。

〜〜〜〜〜

もう一つの楽しみにしていた弱虫ペダルの渡辺航氏のトークショウ。
これだけの話を作るという作業がまるで昔のセル画を重ねあわせていくように、あの場面この場面をいくつも積み上げるようにして話も盛り上がって行く過程を聞けた。クリエイティブな作業どのようなことなのか垣間みられた気がする。
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〜〜〜〜〜

昨日のシメは4代目自転車名人の発表。
舞台に着いたのが遅くなってしまって一番脇からの見物。
その結果も右京さんと決まり、納得の人選。
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〜〜〜〜〜

何か今日まで、区の広報の仕事して、
グッチャリ荒川に興味本位で行ったら、
そのグッチャリにインラインスケートの方を紹介できて、
そのつながりで今度は紙面に自分が載っちゃって、
かと思えば警察庁の通達の記事が出て、
グッチャリの集大成のイベントで右京さんを見たかと思ったら、
4代目としてお目にかかり、
・・・自分が中心に世の中が回っているんじゃないかと錯覚するほど。ぉぃ

そこで改めて思う。
なんでここに3輪の自転車やハンドバイクが無いのが、さみしい。
たとえば日本障害者自転車協会のこの記事(http://www.jcadweb.com/の「JCADの歩み」)がパネル1枚、ハンドバイクが1台展示してあるだけでかなり違うはず。

話は違うが、ちょうどこの行きの電車。電車が到着してドアが開き、駅員さんがスロープを広げようとする横を次々に横切って遮り、床においた上を易々とまたぎ、出発のベルが鳴ってからどうぞと声がかかる。

こんな世の中に対して自転車を教育していこうというのがどういうことなのか、不安や絶望感が先立つのも考え得るが、あえて反論する。やっぱりそこには自分のようなマイノリティの存在が切り離されていることなのだと思う。

KEEP LEFTのコーナーでの疋田さんの言葉。
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「今回の通達のことが叶えばこの取り組み(KEEP LEFT)も要らなくなるね。そうしたらな名前を変えて次の取り組みを考えましょう。例えば高齢者の自転車をどのように安全に走らせるようにできるとか・・・」

ここに一途の光があると思う。
ただし!今からそのことは下地を作っておくことが必要。
そのことは(取って付けたように整備することとなった)”バリアフリー”という言葉がその負の歴史を作っている。
これからという今だからこそその存在を示し、その空間を共有できる方法を先に示さなければないならない。



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tetchin01 at 10:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

2011年11月05日

弱ペダサコッシュ

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限定販売。むふっ


tetchin01 at 16:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

総北ジャージ

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弱ペダ、トークショウちう


tetchin01 at 15:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

KEEP LEFT

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塾長とサッシャ。あと、ジョージがいたらなぁ。


tetchin01 at 13:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

サイクルモードで

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みなさん、どーも。(^^)


tetchin01 at 10:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月03日

内装クランクギア

シュトリッカーのハンドバイクで初めて知った内装のクランクギア。
SpeedDriveとかMountainDriveがあるが、自分でつけることもできず結構高め。

そんで、こんなのがあった。FSA Metropolis
3万円以下だし、BBが組めて”当て”となるフレームさえあれば取り付け可能のようだ。
レバーまでワイヤーで引っ張っているけど、チェーンの移動がない分ハンドバイクにも向いていると思う。

ここで買えるか!と思ったら海外送付はやっていない模様。T-T
http://www.biking.com/buy-bike-accessories/fsa-metropolis-pattersoncrankset-sil.html

youtube>http://www.youtube.com/watch?v=Tl2ecr313hc


また空想で終わった。

tetchin01 at 19:29|PermalinkComments(6)TrackBack(0)Hand Bike | 日記