2012年06月

2012年06月24日

オランダ

前号の続き。


この展示会がすばらしく、実にうらやましくてしょうがない。



TNS-RSX

前2輪の車いす。
一つ気になるのが背もたれのハンドルにあるブレーキレバー。オフロード仕様だが、介助されることが前提なのか?
とはいえ、この機能美がすばらしい。



次にMountinDrive

むむむ。以前から何度も取り上げてはきたが・・・これは欲しいぞ。もう、それだけだ。



あ、Nudriveだ。






そして、お次は超小型車にカウンターパンチ。



Rollick - Elektrische loopfiets

歩けないことへの代用とはこうあるべきだろう。



次に、日本でもWCVという車いすごと乗る乗り物がイベントでは注目を集めるが、あちらでは遂に・・・

キャタピラ、タンクである!
そして、ゴルフ専用マシンである!!。




ん?ちょっと待った!
この方がすごい。エアサスである。




もはや電動車いすを越えているかも知れない。






うむ、全部をまだ見られない。
まだまだ掘り出し物があるかも知れないので、また後日。



どうやら、日本はまた南蛮渡来を待つしかないのだろうか。


バリアフリーのバリアとは、どうやら目の前の”それ”ではなく、
世界との”これ”なのかと思わずにいられない。


どちらかと言うと鴨南蛮より、カレーうどんの方が好きだが。

シャフト

遂に来ました!シャフトドライブのハンドバイクです。


ここには2台を見ることができるが、1台目はフル電動で2台目がそのシャフトドライブ。
オランダにある”DoubleClick”という会社で、詳細はこちら、
ホームページ>http://www.doubleperformance.nl/index.html

アダプタ・ドライブシャフト式ハンドバイク(2機種)>http://www.doubleperformance.nl/pages/producten/handbikes/aankoppel/kardan.html?headerbar=1?subexpandable=2

これによるとTrackerという機種名で20インチと16インチがあり、動画からは固定式車いすに取り付ける仕様。
Tracker_20kardan_6
(上記ウェヴより引用。)

シャフトドライブでありながら7段のギア(プラス2段?)もあり、正直、坂にはどれ程対応できるかはわからないが普段乗りではそこそこ行けそうだ。

うたい文句も「 完全に囲まれた駆動システムは事実上メンテナンスフリー、クリーン(服や手を決して汚さない)と安全です。 」(直訳を無理やり意訳)

改造の範囲が無い反面、それ以上いじる必要がないのが利点となる。
それがいい。


さらに、レース用。

ネットサーフィンで初めて遭遇した代理店ではあるが、この類型の仕方がすごい。
H1からH4タイプまで、それぞれに対応した機種が載っている。
http://www.doubleperformance.nl/pages/producten/handbikes/vastframe/keuzeschema.html?headerbar=1?subexpandable=3
故にそれだけレース文化が根付いていることが伺える。






このバイク誰んだ?



オラんだ。


お粗末

2012年06月17日

本気と書いてマジと読む

イタリアから、こりゃカッコいい!



で、この社のwebを拝見すると、http://www.maddilinecycle.com/それぞれのページに情熱的なメッセージが書かれているのである。

構造のデザイン、ペイントのデザイン、どれも満足のいく物であり、下手な”いたわり”を感じさせない、満足とは何かという本質を理解しているのだろうと感じずにはいられないのである。

取り扱っているハンドバイクの種類は
>RACE PRO EVOLUTION
>GP2 PLUS +
>RACE CROSS
>TRICICLO A PEDALE "HASE"

ただ、TRICICLO A PEDALE "HASE"についてはなぜこのページなのか、たぶんに3輪であるので健常者以外でも乗ることができる、ということなのであろう。





>RACE PRO EVOLUTION
いわゆるレース用のモデル。

>GP2 PLUS +
レース用をより乗り移りし易くしたモデル。

>RACE CROSS
電動アシストのBionXを搭載したモデル。
その詳細が記載されていないのでわからないが、もし、身体機能を補うための電動アシストなのであればこれがいきなり四肢麻痺対応のオプションが付いているはずがそれが無いということは、その名称からするとオフロード走行を想定しているのではないかと思われる。




何しろ注目は”GP2 PLUS +”。少々、画像をお借りして評価したい。
webの注釈から四肢麻痺モデルということがわかる。

以下引用、
<注:適応シフターとブレーキ四肢麻痺。 特別なアセンブリを使用したカスタムバージョン。 ruchiest様々な適応で入手できます。>(google翻訳での直訳)(原文:<NOTE: Adattamento comandi cambio e freno per tetraplegie. Versioni custom con assemblaggi speciali. Disponibili su ruchiesta vari adattamenti.>)
引用終わり。

画像の出典元:maddilinecycle GP2 PLUS +

○このモデルの注目箇所1、可変シート高
下の画像の通り、シートの高さが換えられるのである。どうやらサスペンションを搭載し、その動きもスムーズなのだろうと思われる。
走りやすさをそのままに、贅沢にもレース用のネックである移乗をし易くしたのである。左右の黒太いU字パイプでプッシュアップし易くしつつ、体の保持にも役立っているのではないかと思われる反面、肘が当たってしまう心配も考えられる。必要に応じて抜き差しできる機構である方が使い勝手がいいかと思われる。
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○このモデルの注目箇所2、シフター及びブレーキレバー
シフターについては既存のレバーを取付け位置を変えることによって、アゴでの操作が可能のようにしている。

もう一つのブレーキレバーについてはリムブレーキとディスクブレーキがあり、まずをリムブレーキを操作できるようにするため、ヘッド部にシフターレバーを付けてワーヤーを通している。
これは、リムブレーキはパーキングと予備ブレーキとしての機能をさせようとしていると思われる。そのため、しぼった方でレバーが固定されるシフターを使うことは理にかなっている。
指ではなく手のひらで操作するので、走行中は難しい。

次にディスクブレーキについては走行中常に使えるようにするためだろう、そのワイヤがクランクの根元の装置に繋がっている。
想像するに、クランクを逆回転させることでワイヤを引くことができる、言わばコースターブレーキと同じ機構なのだろうと思われる。
シュトリッカーのモデルでも電動アシストのモデルの画像にそれに似た部品が付いているが、いずれもその詳細は想像を超えない。

しかし、ワイヤをグリップまで伸ばす必要が無いこの機構は、意外にもレース用に使ってしまっていいのではないかと思えるのである。
その効き具合が実用に耐えるのであれば、外装ディレーラーの機体にはぜひ欲しいと思うのはレース用を持っていない者のエゴなのか。
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こりゃ、イタリアもアツイぞ。

2012年06月11日

荒川の自転車通行帯

先日、荒川というタイトルで書きましたが、もう少し考えを練る必要があると思われるので、書き直します。

なので、今は動画のリンクのみ貼ります。




ということで、ハンドバイクライダーの方々、どのような感想をお持ちになりましたでしょうか?

2012年06月09日

MINI LOVE

雨でした。

先週からの体調不良を引きずって朝方グダグダしていましたが、何かあるのかもと探究心の方が強くなって憂さ晴らしを兼ねて行ってきました。
IMGP0788

正直、傘をさしっぱなしでの移動だったため周りが見えず、もっとも完成車には特に興味もなくブースも素通りで印象に残るものは少なかったといったところ。

なんて、中途半端な時間に行ってしまったため、何のセレモニーも見ることができなかったのであった。(T-T)

本当は12インチを付けて行くハズでしたが、車いすでトボトボ向かうこととなりました。ま、結果正解でしたが、でも、いちコーナーとして自慢の愛車コーナー(!?)みたいなところがあって、前から知っていたら絶対に出品すれば良かったと残念でなりません。ハンドバイク、12インチ、ベルトドライブ、コースターブレーキ。これほどマニアックな仕様は他に無いでしょう。(ふんっ)

中で興味を持ったものをいくつか。

ミッ*ーをモチーフにしているとか。
IMGP0779
IMGP0782
IMGP0781


さすがに小径のため、こういう機構が他にもいくつかありました。
IMGP0778


唯一のベルトドライブ
IMGP0775


この手の片持ちフレームもいくつか。
ホークの太さからすると、車いすのタイヤほどの利便性があるようにはあまり思えないところが残念。
IMGP0773


これは絶対ハンドバイクのパクリだろうと思った機体。
IMGP0785


IMGP0783
IMGP0784
IMGP0786


逆にこの技術があればハンドバイクもすぐに作れてしまうだろうと、期待大。

あ、Team Keep Leftのバッグ見てくるの忘れた。
http://teamkeepleft.net/asahi_x_tkl/

tetchin01 at 19:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

町ぐるみ

イタリアでの市街道路のレース模様。

特に健常者のレースのオマケという訳ではないようだ。
どうしてこんなイベントができるのだろう。
いや、なんで日本ではできないのだろうか、と考えるべきか。

いやはや、なんともまぁ、うらやましい。



google mapで見るとこんな町らしい。


大きな地図で見る

レバー式アダプタ

スペイン語圏のようだが、具体的にどこなのかはわからない。

なかなか質素な機体であるところ、そのアダプタが新方式。
車いすに専用アタッチメントを付ける必要があるようで、そこにバイクフレームを付けてレバーで合体。
これはなかなか合理的。もう少しロックできる機構があれば確実に固定されるのだろう。

ただし、いずれにしても詳細は不明。




2012年06月05日

韓国

韓国の自転車道でのハンドバイクの動画。

さぁ、これを見て何を思う?
いくつの発見をする?



標識や道路標示を注意深く見ると・・・

2012年06月04日

広告

ある意味、妄想に浸る世界だ。


http://www.proactiv-gmbh.com/folding-frame-wheelchair_traveler4you.html

単に折り畳みの車いすを宣伝するのにここまで発想力を活かすところがいい。

それは、ま、ともかく。
もちろんハンドバイクも売っている貴社はセットバック用の仕様もあるところが見逃せない。
Traveler4you_braun_cyan_Radstandsverl_IMG_3980

(ProActivのページから)

シュトリッカーを付けるには少々パイプ形が細いところが気になるところ。
それでもきっと強い部材を選んでいるのだろう。

日本でも、こういう発想力が必要だ。

いやいや、スケベ心ではなくて、遊び心。(^^)