2012年11月
2012年11月25日
フェンダー
(やっぱりタイトル修正、カウルじゃない気がする)
この3連休、なんだかんだと12インチばっかり乗っていた。
一つは上り坂の苦労をカラダに染み込ませるため。ハイブリッドが来たらそのアリガタミが増すだろうとの考え。それに、意外にも上り坂は超小径の方がトルクがあるのである。
どうせ最大口径のギアにして歩くより遅い速度で登るのだから、巡航速度を気にしないのであれば効率が良かったりもする。そして、行ける所まで行けた後は電車でさらっと帰って来れる。
ただ、12インチということで裸のままでカバーもせず、我を通して車いすっぽくしてはいるけれども、一つだけ気になることがある。
発端は道路交通法。その施行規則にある一文だ。
(以下抜粋)ーーーーー
(原動機を用いる身体障害者用の車いすの基準)
第一条の四 法第二条第一項第十一号の三 の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
(省略)
ハ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
ーーーーー(抜粋終わり)
この突起について具体的には、電動車いす安全普及協会にこの一文がある。
http://www.den-ankyo.org/society/standard.html
(以下、抜粋)ーーーーー
2-3.
ア.(省略)8mm以上突出している部分がないこと。
ーーーーー(抜粋終わり)
8mmねぇ。(~_~)
ならば、タイヤごとカバーしてしまえば良いのではないか、と考えた訳で、工作することにした。
実質的にも、目標として、「ストッキングを履いている人の足が擦れても伝線しない様にすること」。(なんじゃそりゃあ(^^;))
最初は画用紙でプロトタイプを作るもしっくりこない。そのはずでただ、扇状の板でタイヤを挟むように下だけ。
これでは風を受けたらどうなるかわからない。
で、要はカウルを作れば良いのだろうと考え、またデザインし直し、ひとまずPP板でプロトタイプ。
うーんあまりに味気ない。
ちょっとシボリを入れた。
もっとシボッテも良かったかな?
ひとまず装着。
お、それなりになるじゃん。
ちょっと実装して実走。
押されても影響しないように柔らかくしたのが、かえって柔らかすぎかな?
後、ポジションももっと低くして、タイヤとの差をなくしても良いようだ。
走っているうちに・・・あらら、実走の間にカゴを付けているボルトが折れたため、来週に持ち越し。
とかく製品として丸く丸くカバーし過ぎることで幼稚さが出てしまう保護するデザインも、カクバルることで無骨さが出たのではないかと勝手に解釈する。(^^)
電車での移動に関しては、空いている路線であれば16インチでも案外、車いすの延長として見えなくもないことから、クランク(ハンドル)部は袋状のものを被せ、タイヤ部は後付けできるカバー(カウル)があると、ベルト式の場合はその利便性がかなり上がる。さらに12インチは実用レベル。
時間帯はラッシュ時を避け、
乗る場所は車掌台か車いすスペース、
時間には1・2本乗り過ごしても大丈夫なくらいの時間を見積もり、
極力乗り降りは駅員に連絡をする。
これを前提に行動すると、これまでとひと味違う移動方法が味わえるのである。
問題は、道路沿いの店舗なら何とかなるかも知れないが、ナウい駅ビル内の店にこのまま入るのは恥ずかしすぎるので、これまた駐輪場を探さなくてはらないこと。
シティコンパクトの折り畳みのヘッドの折り方をもう少し研究すれば、もっとスマートな使い方ができるかも知れない。
自分的にはこれで、車いす2.0な気分なのである。(^^)
この3連休、なんだかんだと12インチばっかり乗っていた。
一つは上り坂の苦労をカラダに染み込ませるため。ハイブリッドが来たらそのアリガタミが増すだろうとの考え。それに、意外にも上り坂は超小径の方がトルクがあるのである。
どうせ最大口径のギアにして歩くより遅い速度で登るのだから、巡航速度を気にしないのであれば効率が良かったりもする。そして、行ける所まで行けた後は電車でさらっと帰って来れる。
ただ、12インチということで裸のままでカバーもせず、我を通して車いすっぽくしてはいるけれども、一つだけ気になることがある。
発端は道路交通法。その施行規則にある一文だ。
(以下抜粋)ーーーーー
(原動機を用いる身体障害者用の車いすの基準)
第一条の四 法第二条第一項第十一号の三 の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
(省略)
ハ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
ーーーーー(抜粋終わり)
この突起について具体的には、電動車いす安全普及協会にこの一文がある。
http://www.den-ankyo.org/society/standard.html
(以下、抜粋)ーーーーー
2-3.
ア.(省略)8mm以上突出している部分がないこと。
ーーーーー(抜粋終わり)
8mmねぇ。(~_~)
ならば、タイヤごとカバーしてしまえば良いのではないか、と考えた訳で、工作することにした。
実質的にも、目標として、「ストッキングを履いている人の足が擦れても伝線しない様にすること」。(なんじゃそりゃあ(^^;))
最初は画用紙でプロトタイプを作るもしっくりこない。そのはずでただ、扇状の板でタイヤを挟むように下だけ。
これでは風を受けたらどうなるかわからない。
で、要はカウルを作れば良いのだろうと考え、またデザインし直し、ひとまずPP板でプロトタイプ。
うーんあまりに味気ない。
ちょっとシボリを入れた。
もっとシボッテも良かったかな?
ひとまず装着。
お、それなりになるじゃん。
ちょっと実装して実走。
押されても影響しないように柔らかくしたのが、かえって柔らかすぎかな?
後、ポジションももっと低くして、タイヤとの差をなくしても良いようだ。
走っているうちに・・・あらら、実走の間にカゴを付けているボルトが折れたため、来週に持ち越し。
とかく製品として丸く丸くカバーし過ぎることで幼稚さが出てしまう保護するデザインも、カクバルることで無骨さが出たのではないかと勝手に解釈する。(^^)
電車での移動に関しては、空いている路線であれば16インチでも案外、車いすの延長として見えなくもないことから、クランク(ハンドル)部は袋状のものを被せ、タイヤ部は後付けできるカバー(カウル)があると、ベルト式の場合はその利便性がかなり上がる。さらに12インチは実用レベル。
時間帯はラッシュ時を避け、
乗る場所は車掌台か車いすスペース、
時間には1・2本乗り過ごしても大丈夫なくらいの時間を見積もり、
極力乗り降りは駅員に連絡をする。
これを前提に行動すると、これまでとひと味違う移動方法が味わえるのである。
問題は、道路沿いの店舗なら何とかなるかも知れないが、ナウい駅ビル内の店にこのまま入るのは恥ずかしすぎるので、これまた駐輪場を探さなくてはらないこと。
シティコンパクトの折り畳みのヘッドの折り方をもう少し研究すれば、もっとスマートな使い方ができるかも知れない。
自分的にはこれで、車いす2.0な気分なのである。(^^)
2012年11月23日
理屈
今日は雨降り、23回目の車いすな今日なのかと辛気くさく、なんて、そんなことも気にすることも無く一日過ぎました。
月曜日に買おうとを決めたLipo smart。「この選択で良かったのか?」なんて、ほんのちょっとだけ心の奥につっかかっているものもあったりもする。
その胸のつかえを考えているうちに、超小型車の話題が上がってきました。胸のつかえの一つは電気。生活上でも欠かせない電気について、twitter経由で火力発電に関する記事があった。
BLOGOS:報じられない「火力発電頼み」の限界(1)
http://blogos.com/article/50840/
うむむ。湯水のように電気を使うことはなどと考えつつも、こうやってパソコンを取り出していることにも矛盾がある訳で、エレベーター、昇降機、風呂、トイレ。電気が無ければ生活が難しいことは震災の時に味わったはずが、今や昔のことになっているのではないかと、でも、なにをどうすれば良いのか正直わからない。
さらに、エネギー変換についても、今日明日ですぐに変わるというものでもなく、10年20年といった時計で判断できる能力が必要のようだ。
PHP Biz ONline衆知:「地熱・風力」発電は脱原発の切り札か
http://shuchi.php.co.jp/article/1093
・・・今日のどんより天気のせいか、辛気くさいことばかり考えてしまった。
もとい、超小型車。
あれやこれや考えていたら、意見募集だとか。
国土交通省:超小型モビリティの認定制度の策定に係る意見募集について
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000114.html
個人がイケナイとは書いていないので、感じていることを送ってみようと思う。
我々、車いす人からすると、この記事の結びがなかなかオモシロイ。
<国はいま、2人乗りの超小型モビリティや搭乗型移動支援ロボットなどの新たな「超小型モビリティ」を議論する前に、まず「電動車いす」に対する“曖昧な解釈”を改めるべきだ。>(下記より引用)
DAIMOND Online:「超小型モビリティ」は、日本の社会と自動車産業にとって本当に救世主となり得るのか?
http://diamond.jp/articles/-/20922
電動車いすとあるが、これはシルバーカーのことであり、JRなど鉄道界ではハンドル型電動車いすを指している。
モビリティを考える上で、電動車いすといえば、日常生活でも使われているスティック型電動車いすの方が一般的だろうと思う。ハンドル型電動車いすはある程度歩行が可能であり、移動のための機械であることだろうから、正しく使い分けをしてもらえたらとても嬉しかった。せっかくの記事もここからも温度差を感じてしまうのである。
さらにハンドバイク脳となっている自分からすると、この”電動車いす”はハンドバイクに置き換えられるものと考える。
ただその場合、手動、電動アシスト、フル電動(シュトリッカー社、リオモビリティ社、オーエックス社、プロアクティブ社など)を手動車いすに付加する装置としてまとめての世界観であるべきであり、その一部としてシニアカーや一般的な電動車いすがあるとすべきである。
そう、手動車いすに付加する装置とは以前に書いた”車いす補助車”の考え方。
車いす補助車があり、電動車いすがあり、シニアカーがあり、その先にセグウェイなどがある。
これにより法律上でも、「歩行補助車」でくくることができ、その中で手動、クランク、電動のクラス分けができれば整合性がある。となれば、不思議とこれらは歩道上で共存するのの一つの方法だとかんがえられる。事実、ワイキキではセグウェイは車道ではなく歩道でないと走行できない法律らしい。
となると、必然的に”自転車は車道”の考え方ができる訳であり、SHARE THE ROADはその発展として自転車と自動車を車道上共存させる仕組みである訳だ。(「だからまず電動車いすの・・・」という具合で記事にできたと思うのですけどね。)
ハイブリッドを検討して購入を決めた今でも思うこととして、ハンドバイクの最終形はレースタイプなのか?という疑問が付いて離れない。
そこで、ハンドバイクの合理性を考えると、文字通り手でクランクを回すのものであり、より効率的に回すために鍛えるところの筋肉は腕であるものの、反作用を生む力点はどこだろうかと考えるとそれは、肩及び背中である。レースタイプのハンドバイクの背もたれが肩まで伸びているのはそのためだと考える。
これを健常者の場合に置き換えると尻及び腰である。だからサドルの位置が大切であり、ロードバイクなど前傾姿勢の重要性を言うのだろう。
アダプタ式のハンドバイクは車いすのままであるため、その力点を解放している。だから遅い。遅いからあまり動画でも見ないのだろう。環境さえあればそこからレースタイプへとシフトしていくのだろうが、あまりの走行環境の無さからあきらめた。
ならば健常者とのギャップを埋める道具を手に入れ、もはやブームで終わってはいけないところまで来ているだろう自転車、それも”交通手段としてのハンドバイク”を考えてみようかと。
新車が届くまでは、あれやこれや考えてしまいますねぇ。これが良いんですけどね。
これです↓
トルクセンサーなどは日本仕様にした上での販売とのこと。
自分自身でも自転車及び電アシの理屈がわかり、販売会社側のお話を伺い、そのご尽力含めた値段だと思います。ただ買って乗るだけの便利なのりものとはチト違う。
変わり者ですね、そんなところに将来性を感じた訳です。いままでは目的地を決め、その区間の起伏から回避ルートを決めて出発することを繰り返したけど、ハブリッドであればある程度その必要がなくなるので、点から点への線的ではなく、もっと面的に街を見ることもできるのではないかと思う。
そうそう、昨日届きましたよ。しまなみ海道の地図、6部セット。
来年のいつ頃行けるのだろうか?ホテルとか、電車とか、コース取りできるかなぁ?
でも、もうこれで心配していた坂はもう多分大丈夫。(^^)y(電源あるうちだけだけど)
シクロツーリズムしまなみ
http://www.cyclo-shimanami.com
月曜日に買おうとを決めたLipo smart。「この選択で良かったのか?」なんて、ほんのちょっとだけ心の奥につっかかっているものもあったりもする。
その胸のつかえを考えているうちに、超小型車の話題が上がってきました。胸のつかえの一つは電気。生活上でも欠かせない電気について、twitter経由で火力発電に関する記事があった。
BLOGOS:報じられない「火力発電頼み」の限界(1)
http://blogos.com/article/50840/
うむむ。湯水のように電気を使うことはなどと考えつつも、こうやってパソコンを取り出していることにも矛盾がある訳で、エレベーター、昇降機、風呂、トイレ。電気が無ければ生活が難しいことは震災の時に味わったはずが、今や昔のことになっているのではないかと、でも、なにをどうすれば良いのか正直わからない。
さらに、エネギー変換についても、今日明日ですぐに変わるというものでもなく、10年20年といった時計で判断できる能力が必要のようだ。
PHP Biz ONline衆知:「地熱・風力」発電は脱原発の切り札か
http://shuchi.php.co.jp/article/1093
・・・今日のどんより天気のせいか、辛気くさいことばかり考えてしまった。
もとい、超小型車。
あれやこれや考えていたら、意見募集だとか。
国土交通省:超小型モビリティの認定制度の策定に係る意見募集について
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000114.html
個人がイケナイとは書いていないので、感じていることを送ってみようと思う。
我々、車いす人からすると、この記事の結びがなかなかオモシロイ。
<国はいま、2人乗りの超小型モビリティや搭乗型移動支援ロボットなどの新たな「超小型モビリティ」を議論する前に、まず「電動車いす」に対する“曖昧な解釈”を改めるべきだ。>(下記より引用)
DAIMOND Online:「超小型モビリティ」は、日本の社会と自動車産業にとって本当に救世主となり得るのか?
http://diamond.jp/articles/-/20922
電動車いすとあるが、これはシルバーカーのことであり、JRなど鉄道界ではハンドル型電動車いすを指している。
モビリティを考える上で、電動車いすといえば、日常生活でも使われているスティック型電動車いすの方が一般的だろうと思う。ハンドル型電動車いすはある程度歩行が可能であり、移動のための機械であることだろうから、正しく使い分けをしてもらえたらとても嬉しかった。せっかくの記事もここからも温度差を感じてしまうのである。
さらにハンドバイク脳となっている自分からすると、この”電動車いす”はハンドバイクに置き換えられるものと考える。
ただその場合、手動、電動アシスト、フル電動(シュトリッカー社、リオモビリティ社、オーエックス社、プロアクティブ社など)を手動車いすに付加する装置としてまとめての世界観であるべきであり、その一部としてシニアカーや一般的な電動車いすがあるとすべきである。
そう、手動車いすに付加する装置とは以前に書いた”車いす補助車”の考え方。
車いす補助車があり、電動車いすがあり、シニアカーがあり、その先にセグウェイなどがある。
これにより法律上でも、「歩行補助車」でくくることができ、その中で手動、クランク、電動のクラス分けができれば整合性がある。となれば、不思議とこれらは歩道上で共存するのの一つの方法だとかんがえられる。事実、ワイキキではセグウェイは車道ではなく歩道でないと走行できない法律らしい。
となると、必然的に”自転車は車道”の考え方ができる訳であり、SHARE THE ROADはその発展として自転車と自動車を車道上共存させる仕組みである訳だ。(「だからまず電動車いすの・・・」という具合で記事にできたと思うのですけどね。)
ハイブリッドを検討して購入を決めた今でも思うこととして、ハンドバイクの最終形はレースタイプなのか?という疑問が付いて離れない。
そこで、ハンドバイクの合理性を考えると、文字通り手でクランクを回すのものであり、より効率的に回すために鍛えるところの筋肉は腕であるものの、反作用を生む力点はどこだろうかと考えるとそれは、肩及び背中である。レースタイプのハンドバイクの背もたれが肩まで伸びているのはそのためだと考える。
これを健常者の場合に置き換えると尻及び腰である。だからサドルの位置が大切であり、ロードバイクなど前傾姿勢の重要性を言うのだろう。
アダプタ式のハンドバイクは車いすのままであるため、その力点を解放している。だから遅い。遅いからあまり動画でも見ないのだろう。環境さえあればそこからレースタイプへとシフトしていくのだろうが、あまりの走行環境の無さからあきらめた。
ならば健常者とのギャップを埋める道具を手に入れ、もはやブームで終わってはいけないところまで来ているだろう自転車、それも”交通手段としてのハンドバイク”を考えてみようかと。
新車が届くまでは、あれやこれや考えてしまいますねぇ。これが良いんですけどね。
これです↓
トルクセンサーなどは日本仕様にした上での販売とのこと。
自分自身でも自転車及び電アシの理屈がわかり、販売会社側のお話を伺い、そのご尽力含めた値段だと思います。ただ買って乗るだけの便利なのりものとはチト違う。
変わり者ですね、そんなところに将来性を感じた訳です。いままでは目的地を決め、その区間の起伏から回避ルートを決めて出発することを繰り返したけど、ハブリッドであればある程度その必要がなくなるので、点から点への線的ではなく、もっと面的に街を見ることもできるのではないかと思う。
そうそう、昨日届きましたよ。しまなみ海道の地図、6部セット。
来年のいつ頃行けるのだろうか?ホテルとか、電車とか、コース取りできるかなぁ?
でも、もうこれで心配していた坂はもう多分大丈夫。(^^)y(電源あるうちだけだけど)
シクロツーリズムしまなみ
http://www.cyclo-shimanami.com
2012年11月19日
ハイブリッド・バイク
もう電アシと呼ぶのはやめます。
前号でも書きましたが、試乗に行ってきました。
昨日慌てて12インチに組み直したハンドバイクで輪行して。
このハブ、以前アメリカアマゾンからお取り寄せしたSRAMのi-Motion3ってやつですけど、なかなか曲者でフォークに取り付けるのに難儀しましたが、付いてしまえばこちらのもの、変速についてはやはりS3よりも使いやすいですね。
松戸駅に降り立つと、ここでのホームの移動はエレベータが無くエスカレータのみ。聞いたお話だと6年後にエレベータが付く計画だそうです。よくそんな先の計画をするものだと、いや再開発なのかと思いましたね。もう、地上に出るまでが要塞化してましたから。
その後、100円コンパスを頼りにテレウスに向かうも、どうやら何度も通り過ぎ15分の予定が60分。(^^;)。どれだけ自家用車のナビに頼っているのかと思い知らせれました。つか、そんなコンパスよりGPSもあっても詳細地図入れ忘れてたし、スマホで見る機転が利かないし。(^^;)ぉぃ
なんだかんだと、シュトリッカー社ハンドバイクの日本的総本山である千葉県松戸市にあるテレウス社です。
到着するなり、事務所内には見慣れたロゴの段ボールがいくつも。それだけでワクワクです。
ご挨拶をし、さっそく試乗です。
すいません、試乗に夢中になってカメラを首から下げるのを忘れましので、ほぼ画像ありません。
購入予定は
リポ・スマート(バイロイト) Lipo smart Bayreuth
http://www.terreus.co.jp/02_adapter/03_adapter_elect/elect/lipo_smart_Bayreuth/lipo_smart_b.htm
ですが、店頭には現在鉛蓄電池のもののみということで、こちらを試乗。
Electro Drive Smart Heinzmann
http://www.stricker-handbikes.de/index.php?option=com_djcatalog2&view=item&id=25%3Aeld-smart&cid=4%3Aproduktreihe-eld-heinzmann&Itemid=152&lang=de
乗ってみて、やはりと言うか、「重い」「楽しているだけ」「高い」という既成概念は取り払われました。
率直な感想。
「こいつ、動くぞ!」
の感覚ですね。
「できないことを可能にする」のならば「金額の問題ではない」「重いからグリップする」と考えれば何が問題なのでしょうか?と言ってしまうくらい。
で、即決!
例えば、ロボット技術が洗練されて歩けようになる未来があるのならば、またオートバイクに乗れるのならば、ハンドバイクがもっと走れるのならば、と考えるとレースタープとはまた違う、何か次世代へのモード変換の兆しを感じてしまいました。
そしてフレーム色は今まで白を通してきたけど、今回は”赤”。
なぜかって、3倍速いはず。
(いちいちガンダムねた)
考え方によっては、健常のママチャリの方達に実証実験をしてもらって、やっと障がい者が使える物になったので、ならば使っちゃいましょうよ!そんな気分です。
コントロールとしては、
1)マウンテンドライブ
2)外装8段
3)モーター
4)クランク回転数のセンサ
5)ホイール回転数のセンサ
この組み合わせによってスピード・トルク・ケイデンスのバランスによりパワーバランスを検出して補助される機構です。
モーター出力もボリュームスイッチがあり、ほとんど補助しないところから最大限補助するようにと切り替えられますので、ゆるゆるに走ることもできれば、モーター無しと同じようにガッツリ走ることもできます。
スピードメーターが見えなかったので正確ではありませんが、ほぼ、20km巡航するのが良いくらいといったところだと思います。
また、限度を超えた上り坂は注意が必要で、一旦止まってしまうとモータが動くまでのトルクをだすことができず、ずるずると下がります。後ろに障害物があったり、人が居たり、転落の危険性がある場合は危険ですので、予測ができる経験が必要だと感じました。
なんて、ちょうど路面に丸いマークのあるコンクリ坂があったので、入ってみたらそうなったということです。(笑)
試乗車がそうだったこともあり、タイヤはブロックタイヤのごついものでも大丈夫ですね。これからの季節、ある程度までは雪対策にもなるかもしれませんね。うししし
逆にマウンテンドライブが使えるということは、バッテリー切れに陥ったとしても、最低限自走で戻ることもできるだろうということですね。トルクスイッチがチェーンなどにではなく、クランクのケイデンスを検出しているのは”目からウロコ”でした。だからこそ、電源が薄くてもそれなりに走れてしまう機構なんですね。
さらに、輪行に対しても、バッテリーを外せば今まで通りにできることも確認できました。
これで、課題は解決です。もう、しまなみは俺のものヽ('_`)ノぉぃ
ま、欲を言えば、乗用車への搭載方法があればさらに完璧なのでしょうね。
ということで、到着は年明けの模様。この冬は真冬でも楽しみが増えました。
さらに、事務所で見かけて気になったもの。
日本ではなぜか使えないフル電動のLOMOのElectro Drive 16
アダプター部が特殊!
アクセル部。これは四肢麻痺の方仕様。
手を載せるだけで加速し、離せば減速する。必要にして十分。
この発想力はすごいと思う。だいじょうぶか?ニッポン。
こんなフル電動だってきっと、セグウェイを導入するのであれば、平行して導入しなければフェアではない。
そして、前号にあるように、おねだりしていただいてしまった。
もう、枕の下にひいて寝ちゃいそうで。夢に出てきそうで。(^^)
やっぱり、現場主義は必要ですね。現地現物を原寸大で見なくては変なデバイスが利いて正しい判断ができないと思う。時間も手間もかかるけど、可能な限りこうでありたい。
現場といえば、事務所前の国道6号線。もう狭すぎ。
久しぶりにクラクションの洗礼を受けた。ちくしょー
こちとりゃ12インチで10km/hなんだぞぉ。だから邪魔なのか。
ハイブリッドが来たら覚えとけ。もう、峠道行っちゃうからな。
おまけ、
松戸駅でなんか懐かしいロゴが。(^^)
地元の駅の自販機。輪行のお楽しみ(^^)今日はアマゴ出た!
前号でも書きましたが、試乗に行ってきました。
昨日慌てて12インチに組み直したハンドバイクで輪行して。
このハブ、以前アメリカアマゾンからお取り寄せしたSRAMのi-Motion3ってやつですけど、なかなか曲者でフォークに取り付けるのに難儀しましたが、付いてしまえばこちらのもの、変速についてはやはりS3よりも使いやすいですね。
松戸駅に降り立つと、ここでのホームの移動はエレベータが無くエスカレータのみ。聞いたお話だと6年後にエレベータが付く計画だそうです。よくそんな先の計画をするものだと、いや再開発なのかと思いましたね。もう、地上に出るまでが要塞化してましたから。
その後、100円コンパスを頼りにテレウスに向かうも、どうやら何度も通り過ぎ15分の予定が60分。(^^;)。どれだけ自家用車のナビに頼っているのかと思い知らせれました。つか、そんなコンパスよりGPSもあっても詳細地図入れ忘れてたし、スマホで見る機転が利かないし。(^^;)ぉぃ
なんだかんだと、シュトリッカー社ハンドバイクの日本的総本山である千葉県松戸市にあるテレウス社です。
到着するなり、事務所内には見慣れたロゴの段ボールがいくつも。それだけでワクワクです。
ご挨拶をし、さっそく試乗です。
すいません、試乗に夢中になってカメラを首から下げるのを忘れましので、ほぼ画像ありません。
購入予定は
リポ・スマート(バイロイト) Lipo smart Bayreuth
http://www.terreus.co.jp/02_adapter/03_adapter_elect/elect/lipo_smart_Bayreuth/lipo_smart_b.htm
ですが、店頭には現在鉛蓄電池のもののみということで、こちらを試乗。
Electro Drive Smart Heinzmann
http://www.stricker-handbikes.de/index.php?option=com_djcatalog2&view=item&id=25%3Aeld-smart&cid=4%3Aproduktreihe-eld-heinzmann&Itemid=152&lang=de
乗ってみて、やはりと言うか、「重い」「楽しているだけ」「高い」という既成概念は取り払われました。
率直な感想。
「こいつ、動くぞ!」
の感覚ですね。
「できないことを可能にする」のならば「金額の問題ではない」「重いからグリップする」と考えれば何が問題なのでしょうか?と言ってしまうくらい。
で、即決!
例えば、ロボット技術が洗練されて歩けようになる未来があるのならば、またオートバイクに乗れるのならば、ハンドバイクがもっと走れるのならば、と考えるとレースタープとはまた違う、何か次世代へのモード変換の兆しを感じてしまいました。
そしてフレーム色は今まで白を通してきたけど、今回は”赤”。
なぜかって、3倍速いはず。
(いちいちガンダムねた)
考え方によっては、健常のママチャリの方達に実証実験をしてもらって、やっと障がい者が使える物になったので、ならば使っちゃいましょうよ!そんな気分です。
コントロールとしては、
1)マウンテンドライブ
2)外装8段
3)モーター
4)クランク回転数のセンサ
5)ホイール回転数のセンサ
この組み合わせによってスピード・トルク・ケイデンスのバランスによりパワーバランスを検出して補助される機構です。
モーター出力もボリュームスイッチがあり、ほとんど補助しないところから最大限補助するようにと切り替えられますので、ゆるゆるに走ることもできれば、モーター無しと同じようにガッツリ走ることもできます。
スピードメーターが見えなかったので正確ではありませんが、ほぼ、20km巡航するのが良いくらいといったところだと思います。
また、限度を超えた上り坂は注意が必要で、一旦止まってしまうとモータが動くまでのトルクをだすことができず、ずるずると下がります。後ろに障害物があったり、人が居たり、転落の危険性がある場合は危険ですので、予測ができる経験が必要だと感じました。
なんて、ちょうど路面に丸いマークのあるコンクリ坂があったので、入ってみたらそうなったということです。(笑)
試乗車がそうだったこともあり、タイヤはブロックタイヤのごついものでも大丈夫ですね。これからの季節、ある程度までは雪対策にもなるかもしれませんね。うししし
逆にマウンテンドライブが使えるということは、バッテリー切れに陥ったとしても、最低限自走で戻ることもできるだろうということですね。トルクスイッチがチェーンなどにではなく、クランクのケイデンスを検出しているのは”目からウロコ”でした。だからこそ、電源が薄くてもそれなりに走れてしまう機構なんですね。
さらに、輪行に対しても、バッテリーを外せば今まで通りにできることも確認できました。
これで、課題は解決です。もう、しまなみは俺のものヽ('_`)ノぉぃ
ま、欲を言えば、乗用車への搭載方法があればさらに完璧なのでしょうね。
ということで、到着は年明けの模様。この冬は真冬でも楽しみが増えました。
さらに、事務所で見かけて気になったもの。
日本ではなぜか使えないフル電動のLOMOのElectro Drive 16
アダプター部が特殊!
アクセル部。これは四肢麻痺の方仕様。
手を載せるだけで加速し、離せば減速する。必要にして十分。
この発想力はすごいと思う。だいじょうぶか?ニッポン。
こんなフル電動だってきっと、セグウェイを導入するのであれば、平行して導入しなければフェアではない。
そして、前号にあるように、おねだりしていただいてしまった。
もう、枕の下にひいて寝ちゃいそうで。夢に出てきそうで。(^^)
やっぱり、現場主義は必要ですね。現地現物を原寸大で見なくては変なデバイスが利いて正しい判断ができないと思う。時間も手間もかかるけど、可能な限りこうでありたい。
現場といえば、事務所前の国道6号線。もう狭すぎ。
久しぶりにクラクションの洗礼を受けた。ちくしょー
こちとりゃ12インチで10km/hなんだぞぉ。だから邪魔なのか。
ハイブリッドが来たら覚えとけ。もう、峠道行っちゃうからな。
おまけ、
松戸駅でなんか懐かしいロゴが。(^^)
地元の駅の自販機。輪行のお楽しみ(^^)今日はアマゴ出た!
2012年11月17日
パラダイムシフト
今、計画していることがあります。(今回はデスマス調に)
電動アシスト型のアダプター式ハンドバイクの購入計画です。
リポ・スマート(バイロイト) Lipo smart Bayreuth
http://www.terreus.co.jp/02_adapter/03_adapter_elect/elect/lipo_smart_Bayreuth/lipo_smart_b.htm
正直、今まで「電動アシストなんて邪道だよ」と思っていました。かの疋田塾でもママチャリとロードバイクの存在意義を聞き、軽量化と機能性は比例すると感じ、スピード感を求めると最後はレース用のハンドバイクなりになるものだと思っていました。
その特徴は、かのアレックス・ザナルディのフルカーボンのバイクを持ち上げるシーンから見ることができますね。
昨年末、国土交通省と警察庁との委員会の傍聴へ出席してから、これからの自転車対策に向けた意気込みを感じました。
次に高齢者障がい者向け自転車の委員会に参加したことから、歩行者と自転車の間にある車いす、電動車いす、シニアカーの法的位置や問題点、その中でのハンドバイクの考え方を整理できました。
その後も、土木学会のセミナーを通して知った中速モード。
そして超小型車へ向けた動向。
これらを関連づけて考えて行くに連れ、改めて交通社会の中でのハンドバイクの役割を考えていくと、今のままの自己満足状態ではまた”置いてけぼり”をくってしまうのではないかと不安がこみ上げてきました。
youtubeで動画を検索してみてもアダプター式はあまり見ず、レースタイプなど固定型のものばかり。しかし、そこにはイタリア、フランス、ドイツ等のレース文化が成熟している地域と、アメリカに見られる負傷兵の更生プログラムの関係などがあるのではないか、そんな仮説を感じてしまうのです。
そこで、日本の今と少し先を考えると、レースタイプがメジャーになるのはやはりレース上(場)であり、その多くはサーキットなど閉塞した空間になってしまうのではないかということ。
いや、レース文化を否定しているのではありません。むしろ、レースという統一した規則を用いて、その繫がりから世界を渡り歩くことができるのは羨ましい限りです。
ただ、社会とのつながりとしてみた場合、食事・トイレ・買い物をする為のものではないということは、月日が経過するほど”よそ者”となるのではないかと要らぬ心配をしてしまうのです。どうしても、そういった生活の基準は車いすですので、その車いすの進化形は?と考えてしまうのです。
電動アシストを意識するようになったのは、一つのきっかけとしてこの動画を見てからというもの。
結局のところ、レースタイプを乗ったとしても力不足を補う方法を求めてしまうのかと感じてしまったからです。閉塞した空間ではなく、公道という解放された場所でハンドバイクを利用する場合、常に健常者の運動能力との差が気になります。
気にしたところで違いがあるのは仕方がないのですが、こと自動車など注意しなくてはならない存在との関係で、予測不能の動きをすることはかえって危険を誘導することにもなりかねないのではないか?特に上り坂で歩行者よりも遅く走行する場面は幅員が狭いほどなんともし難く、非難の的になりかねません。
では、”何ができないのか”を考えてみると、歩行に関連して”立ち漕ぎ”と”押し歩き”です。
それを代替する手段は?と考えた訳です。
また、フル電動の場合を考えた場合、話題の超小型車も現在はまだ車いす使用者の存在は感じられず、ましてその法制化されてからハンドコントロールに至るまでどのくらいの時間がかかるかは予測できません。
そして唯一、ミニカーとして登録できるWCVも自宅周りの坂道では立ち往生することが考えられる事から導入には至りません。
そして、これら電動を自転車と組み合わせて利用する場合はアシスト機能となる訳ですが、支障となるのは法律の問題ですね。もっとも、本来、不正機器の輸入を防止する意味や事故防止のために設けられた、道路運送車両法や道路交通法も、その各論となるそれぞれの規則や条例まで立ち入ると個人では太刀打ちできません。ゆえにホビーとしてパーツ集めをすることはできません。(情報だけは集めますが:-))
そこで、既存の製品を利用する訳であり、なんとか唯一存在するハンドバイクを購入してみようと思い立った訳です。
といっても、金額が金額な訳で、まずは試乗してみなくてはなんとも判断ができません。
さっそく来週、その試乗のお約束をさせていただき、店舗へ向かう予定です。
それにしても、自分でもここまで考え方が変わったことに驚いています。
アダプタ式ハンドバイクはそれだけでも重量が大きいのに、バッテリーやモーターの重さも加われば、もはやオートバイと変わらない存在感となるでしょう。でもそこが魅力に感じてしまったんですね。
昨今、自家用車で出掛けても、渋滞は嫌になるし、駐車場も特に車いすマークの場所はファミリーカーに占領され停められず、ガソリンだってこの先何やら問題が起きそなキナ臭いニュースを読みました。
思惑通りの乗り方ができるのであれば、例の”中速モード”に当事者として切り込むことができ、もはや自転車乗りとしてのノウハウもおかげさまで身に付いた(!?)ことにより、皆さんと肩を並べて自転車としての意見を述べることができるだろうとホクホクしています。
また、全てとは言わなくても数ある坂道も登ることができるでしょうから、今までわざわざ遠回りしていた道も道なり直線のコースを選ぶことができるのかも知れない。簡単な峠道とかナントカ街道をひたすら走る、なんて楽しみもできるかもしれません。
試乗を通した課題は、バッテリーを効率よく使うノウハウを得ること、輪行まで発展することかの検証、荷物の積載方法の検証、といったところでしょうか。
パーツを集め自作で同程度の多段ハンドバイクを作成したことも含めれば、この電動アシストでシュトリッカー社のアダプタ式ハンドバイクを見事コンプリートしたことになる訳で、とうとうかという想いも。(^^;)
レースやリクリエーションでの走りを中心としたハンドバイクの存在は聡明期から発展期に入ったのではないかと勝手に感じています。そして、レースタイプバイクの方はクルマもそれにあわせたものが必要となるとのことで、ということは生活そのものがレースを中心とした生活形態になるということであり、それなりの適正がなければおいそれと足を踏み入れる領域でもないのかなと感じています。
ならば、これからは生活にそった使い方を、さらには今時の言葉で”よりスマートに”利用できる方法を環境も含めて考えていく時期なのかなとこれまた勝手に考えています。
3.11のあと、片道20kmの通勤をハンドバイクでしなくてはならないかと覚悟をしていましたが、幸いにも当日に満タンにしてから供給が安定するまで持ってくれたため、難を逃れました。遊びでなら走りきれますけど、通勤となったら私にはちょっとキツイです。居眠りが続くかと・・・
でも、アシストがるのならば、それも問題が無いのかもしれません。
ましてや週末の移動は他県に行くとかでなければ、これで十分になってしまうことでしょう。
また、環境問題の言葉にカーボンオフセットという考えもありますが、電気を使うということはオフセットにはできないですね。それでも、自動車で使うはずだった燃料を電気を生む為に使ったのだと考えれば、カーボントレードなんて言葉に置き換えるここができるのかもしれません。
そう考えれば、電動アシストもあながち嫌うことでもないのかなと考えが変わり、言い方の違いだけだけですが、アシストではなく”ハイブリット”ととらえればなんだかカッコいいなと思える訳です。すると、(聞くところによるとオンオフのスイッチングができるらしいので)電池を持たせる為に効率的な走り方を考えるようになるでしょう。
また、歩くよりも遅くなる坂道などもスムーズに通過できるのであれば、楽になるだけではなく、その先を求めてより長く走り続けることができるのかもしれません。
また、かの松浦晋也氏の記事では「自転車2.0、自転車3.0」という考え方が示されている訳ですが、これこそハンドバイクの示す利用方法なのではないかとも感じています。
>松浦晋也のL/D(「自転車2.0」と「自転車3.0」)
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2012/08/2030-1903.html
そこで今後アシストのことに興味が続くようであれば、「Handbike2.0」として記事にしていこうと思います。
既に使用されている方には余計なお世話となることでしょうが・・・
久しぶりに冒険心に火がつきました。最終目標はしまなみ海道です。
もう、ドキがムネムネです。
電動アシスト型のアダプター式ハンドバイクの購入計画です。
リポ・スマート(バイロイト) Lipo smart Bayreuth
http://www.terreus.co.jp/02_adapter/03_adapter_elect/elect/lipo_smart_Bayreuth/lipo_smart_b.htm
正直、今まで「電動アシストなんて邪道だよ」と思っていました。かの疋田塾でもママチャリとロードバイクの存在意義を聞き、軽量化と機能性は比例すると感じ、スピード感を求めると最後はレース用のハンドバイクなりになるものだと思っていました。
その特徴は、かのアレックス・ザナルディのフルカーボンのバイクを持ち上げるシーンから見ることができますね。
昨年末、国土交通省と警察庁との委員会の傍聴へ出席してから、これからの自転車対策に向けた意気込みを感じました。
次に高齢者障がい者向け自転車の委員会に参加したことから、歩行者と自転車の間にある車いす、電動車いす、シニアカーの法的位置や問題点、その中でのハンドバイクの考え方を整理できました。
その後も、土木学会のセミナーを通して知った中速モード。
そして超小型車へ向けた動向。
これらを関連づけて考えて行くに連れ、改めて交通社会の中でのハンドバイクの役割を考えていくと、今のままの自己満足状態ではまた”置いてけぼり”をくってしまうのではないかと不安がこみ上げてきました。
youtubeで動画を検索してみてもアダプター式はあまり見ず、レースタイプなど固定型のものばかり。しかし、そこにはイタリア、フランス、ドイツ等のレース文化が成熟している地域と、アメリカに見られる負傷兵の更生プログラムの関係などがあるのではないか、そんな仮説を感じてしまうのです。
そこで、日本の今と少し先を考えると、レースタイプがメジャーになるのはやはりレース上(場)であり、その多くはサーキットなど閉塞した空間になってしまうのではないかということ。
いや、レース文化を否定しているのではありません。むしろ、レースという統一した規則を用いて、その繫がりから世界を渡り歩くことができるのは羨ましい限りです。
ただ、社会とのつながりとしてみた場合、食事・トイレ・買い物をする為のものではないということは、月日が経過するほど”よそ者”となるのではないかと要らぬ心配をしてしまうのです。どうしても、そういった生活の基準は車いすですので、その車いすの進化形は?と考えてしまうのです。
電動アシストを意識するようになったのは、一つのきっかけとしてこの動画を見てからというもの。
結局のところ、レースタイプを乗ったとしても力不足を補う方法を求めてしまうのかと感じてしまったからです。閉塞した空間ではなく、公道という解放された場所でハンドバイクを利用する場合、常に健常者の運動能力との差が気になります。
気にしたところで違いがあるのは仕方がないのですが、こと自動車など注意しなくてはならない存在との関係で、予測不能の動きをすることはかえって危険を誘導することにもなりかねないのではないか?特に上り坂で歩行者よりも遅く走行する場面は幅員が狭いほどなんともし難く、非難の的になりかねません。
では、”何ができないのか”を考えてみると、歩行に関連して”立ち漕ぎ”と”押し歩き”です。
それを代替する手段は?と考えた訳です。
また、フル電動の場合を考えた場合、話題の超小型車も現在はまだ車いす使用者の存在は感じられず、ましてその法制化されてからハンドコントロールに至るまでどのくらいの時間がかかるかは予測できません。
そして唯一、ミニカーとして登録できるWCVも自宅周りの坂道では立ち往生することが考えられる事から導入には至りません。
そして、これら電動を自転車と組み合わせて利用する場合はアシスト機能となる訳ですが、支障となるのは法律の問題ですね。もっとも、本来、不正機器の輸入を防止する意味や事故防止のために設けられた、道路運送車両法や道路交通法も、その各論となるそれぞれの規則や条例まで立ち入ると個人では太刀打ちできません。ゆえにホビーとしてパーツ集めをすることはできません。(情報だけは集めますが:-))
そこで、既存の製品を利用する訳であり、なんとか唯一存在するハンドバイクを購入してみようと思い立った訳です。
といっても、金額が金額な訳で、まずは試乗してみなくてはなんとも判断ができません。
さっそく来週、その試乗のお約束をさせていただき、店舗へ向かう予定です。
それにしても、自分でもここまで考え方が変わったことに驚いています。
アダプタ式ハンドバイクはそれだけでも重量が大きいのに、バッテリーやモーターの重さも加われば、もはやオートバイと変わらない存在感となるでしょう。でもそこが魅力に感じてしまったんですね。
昨今、自家用車で出掛けても、渋滞は嫌になるし、駐車場も特に車いすマークの場所はファミリーカーに占領され停められず、ガソリンだってこの先何やら問題が起きそなキナ臭いニュースを読みました。
思惑通りの乗り方ができるのであれば、例の”中速モード”に当事者として切り込むことができ、もはや自転車乗りとしてのノウハウもおかげさまで身に付いた(!?)ことにより、皆さんと肩を並べて自転車としての意見を述べることができるだろうとホクホクしています。
また、全てとは言わなくても数ある坂道も登ることができるでしょうから、今までわざわざ遠回りしていた道も道なり直線のコースを選ぶことができるのかも知れない。簡単な峠道とかナントカ街道をひたすら走る、なんて楽しみもできるかもしれません。
試乗を通した課題は、バッテリーを効率よく使うノウハウを得ること、輪行まで発展することかの検証、荷物の積載方法の検証、といったところでしょうか。
パーツを集め自作で同程度の多段ハンドバイクを作成したことも含めれば、この電動アシストでシュトリッカー社のアダプタ式ハンドバイクを見事コンプリートしたことになる訳で、とうとうかという想いも。(^^;)
レースやリクリエーションでの走りを中心としたハンドバイクの存在は聡明期から発展期に入ったのではないかと勝手に感じています。そして、レースタイプバイクの方はクルマもそれにあわせたものが必要となるとのことで、ということは生活そのものがレースを中心とした生活形態になるということであり、それなりの適正がなければおいそれと足を踏み入れる領域でもないのかなと感じています。
ならば、これからは生活にそった使い方を、さらには今時の言葉で”よりスマートに”利用できる方法を環境も含めて考えていく時期なのかなとこれまた勝手に考えています。
3.11のあと、片道20kmの通勤をハンドバイクでしなくてはならないかと覚悟をしていましたが、幸いにも当日に満タンにしてから供給が安定するまで持ってくれたため、難を逃れました。遊びでなら走りきれますけど、通勤となったら私にはちょっとキツイです。居眠りが続くかと・・・
でも、アシストがるのならば、それも問題が無いのかもしれません。
ましてや週末の移動は他県に行くとかでなければ、これで十分になってしまうことでしょう。
また、環境問題の言葉にカーボンオフセットという考えもありますが、電気を使うということはオフセットにはできないですね。それでも、自動車で使うはずだった燃料を電気を生む為に使ったのだと考えれば、カーボントレードなんて言葉に置き換えるここができるのかもしれません。
そう考えれば、電動アシストもあながち嫌うことでもないのかなと考えが変わり、言い方の違いだけだけですが、アシストではなく”ハイブリット”ととらえればなんだかカッコいいなと思える訳です。すると、(聞くところによるとオンオフのスイッチングができるらしいので)電池を持たせる為に効率的な走り方を考えるようになるでしょう。
また、歩くよりも遅くなる坂道などもスムーズに通過できるのであれば、楽になるだけではなく、その先を求めてより長く走り続けることができるのかもしれません。
また、かの松浦晋也氏の記事では「自転車2.0、自転車3.0」という考え方が示されている訳ですが、これこそハンドバイクの示す利用方法なのではないかとも感じています。
>松浦晋也のL/D(「自転車2.0」と「自転車3.0」)
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2012/08/2030-1903.html
そこで今後アシストのことに興味が続くようであれば、「Handbike2.0」として記事にしていこうと思います。
既に使用されている方には余計なお世話となることでしょうが・・・
久しぶりに冒険心に火がつきました。最終目標はしまなみ海道です。
もう、ドキがムネムネです。
車学、補講
車学とは「愉しむための自転車学」。補講とはその後の飲み会。(^^)
昨日はその本年度秋期講座最終回があったのであります。
さらに塾長こと疋田先生の誕生日前。塾生の方の手作りデコレーション。
(あららピントがずれてる(T-T))
この講座に関して私が行くとなると学習院側に部屋の変更をしてもらう必要があるのと、仕事を早引きする必要もある為お恥ずかしながらもう数年、本講座には行っていない。
とはいえ、やはりここが自分の生活を転換してもらった場所であり、離れられないのである。
今はその分、自活研であったりと行動場所をシフトしてさらなる活動の幅を求めている訳で、本当にここに来ると原点回帰できる。
ハンドバイクの自分が何者なのかを知り、文字通り愉しんでいる人たちを知り、同調できること差があることを知るきっかけもでき、それを解決することで次なる目標ができる。
自転車の中での異端児であるハンドバイクの中で、さらに異端児であるとは思うけれど、この路線はやめられません。
何も気にしている訳ではないだろうけど、その存在をフツーに居させてもらえるこの疋田塾は貴重な存在なのである。
昨日はその本年度秋期講座最終回があったのであります。
さらに塾長こと疋田先生の誕生日前。塾生の方の手作りデコレーション。
(あららピントがずれてる(T-T))
この講座に関して私が行くとなると学習院側に部屋の変更をしてもらう必要があるのと、仕事を早引きする必要もある為お恥ずかしながらもう数年、本講座には行っていない。
とはいえ、やはりここが自分の生活を転換してもらった場所であり、離れられないのである。
今はその分、自活研であったりと行動場所をシフトしてさらなる活動の幅を求めている訳で、本当にここに来ると原点回帰できる。
ハンドバイクの自分が何者なのかを知り、文字通り愉しんでいる人たちを知り、同調できること差があることを知るきっかけもでき、それを解決することで次なる目標ができる。
自転車の中での異端児であるハンドバイクの中で、さらに異端児であるとは思うけれど、この路線はやめられません。
何も気にしている訳ではないだろうけど、その存在をフツーに居させてもらえるこの疋田塾は貴重な存在なのである。
駐輪
久しぶりに「むむ」と何かを感じた。
自転車ツーキニストでいこう!疋田智の連載えっせい > 第46回 東京駅前の放置自転車について
http://www.goocycle.jp/column_hikita/
さすが、ごもっともです。
でも、一つだけ言わせていただきます、普通自転車だけの話しになってませんか?ということ。
タンデムとか、三輪の足こぎとか、カーゴバイクとか、もちろんハンドバイクも。そんなフツーではない自転車も考えていく必要もあっていいと思う。
とはいえ、構造上「同じ昇降機に載せなさい」と言える訳はなく、その代替の方法を考える必要がある訳であり、また利用者数も未知数なことがそこへの発想に結びつかない諸元だろう。
そこで以前にも書いたことがあるが、乗用車と同様に障がいなどを理由とする「駐車禁止の除外」の制度をひとまず作ってもらえないかと提案したい。
例えばこんなアイデア。
公私の認定機関に申請し発行するプレートが、簡単には外れないようにワイヤーロックに付属され、そのワイヤーロックを掛けることによって「駐車禁止の除外」を表示し、その権利を利用する。のである。
ワーヤーロック自体を駐車に使えるし、手の運動の影響で使いづらくてもそれを掛けたままにして表示することができる。何れにしてもプレート自体の盗難を防ぐ役割を持つ。
という具合でどうだろうか。
先のナンバープレート問題に似たところもあるだろうが、付けようとする意思の持ち方が違う。
あちらは受動的なのに対してこちらは能動的。
ナンバープレート問題の際に責任との言葉もあった。
そう、その責任の代償として除外の権利を付与する。
狭い土地に駐輪場も設けようとすれば地下や2階など立体化する訳であり、その立体構造に車いす等の歩行困難者が入れないことも多々ある。
正当な理由による正当な代替方法があるのであれば、普通自転車の対策をドシドシ行ってもらえよう。
ま、お目こぼしでコトが済むのならばそれでも構わないが、やはり王道を行きたいね。
自転車ツーキニストでいこう!疋田智の連載えっせい > 第46回 東京駅前の放置自転車について
http://www.goocycle.jp/column_hikita/
さすが、ごもっともです。
でも、一つだけ言わせていただきます、普通自転車だけの話しになってませんか?ということ。
タンデムとか、三輪の足こぎとか、カーゴバイクとか、もちろんハンドバイクも。そんなフツーではない自転車も考えていく必要もあっていいと思う。
とはいえ、構造上「同じ昇降機に載せなさい」と言える訳はなく、その代替の方法を考える必要がある訳であり、また利用者数も未知数なことがそこへの発想に結びつかない諸元だろう。
そこで以前にも書いたことがあるが、乗用車と同様に障がいなどを理由とする「駐車禁止の除外」の制度をひとまず作ってもらえないかと提案したい。
例えばこんなアイデア。
公私の認定機関に申請し発行するプレートが、簡単には外れないようにワイヤーロックに付属され、そのワイヤーロックを掛けることによって「駐車禁止の除外」を表示し、その権利を利用する。のである。
ワーヤーロック自体を駐車に使えるし、手の運動の影響で使いづらくてもそれを掛けたままにして表示することができる。何れにしてもプレート自体の盗難を防ぐ役割を持つ。
という具合でどうだろうか。
先のナンバープレート問題に似たところもあるだろうが、付けようとする意思の持ち方が違う。
あちらは受動的なのに対してこちらは能動的。
ナンバープレート問題の際に責任との言葉もあった。
そう、その責任の代償として除外の権利を付与する。
狭い土地に駐輪場も設けようとすれば地下や2階など立体化する訳であり、その立体構造に車いす等の歩行困難者が入れないことも多々ある。
正当な理由による正当な代替方法があるのであれば、普通自転車の対策をドシドシ行ってもらえよう。
ま、お目こぼしでコトが済むのならばそれでも構わないが、やはり王道を行きたいね。
超小型車
こんなニュースに脊髄反射。脊損だけど
「日産と横浜市が超小型EVの実証実験 19日から1月末まで市中心部で」
SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121115/bsa1211151405005-n1.htm
動画検索してみるとこういうのがあった。
ふーん。もし、乗れるのだとしたらこれにハンドコントロールを別に購入して付けるのか。
車いすが入ればの話し。
なぜ、ハンドコントロールつき車両が無いのだろうか?
なぜ、ホイールのハンドルなのか?
バーハンドルの方が足を使わず体重移動もできるし危険が少ないだろうに。
健常者の視点でしか無いのでは?疑問が尽きない。
それに、こんなステキな車両が既にあるのに、なぜ紹介されず、その範疇にすら入っていないのか?
TRANSLOGIC 104: Kenguru Wheelchair-Accessible EV
メーカーサイト
http://www.kenguru.com/
中型車にしろ軽自動車にしろ福祉車両として展開があるのならば、この分野にも当事者が主人公となる福祉車両を初めから創設してもらえないものかと、遠吠えする。
「日産と横浜市が超小型EVの実証実験 19日から1月末まで市中心部で」
SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121115/bsa1211151405005-n1.htm
動画検索してみるとこういうのがあった。
ふーん。もし、乗れるのだとしたらこれにハンドコントロールを別に購入して付けるのか。
車いすが入ればの話し。
なぜ、ハンドコントロールつき車両が無いのだろうか?
なぜ、ホイールのハンドルなのか?
バーハンドルの方が足を使わず体重移動もできるし危険が少ないだろうに。
健常者の視点でしか無いのでは?疑問が尽きない。
それに、こんなステキな車両が既にあるのに、なぜ紹介されず、その範疇にすら入っていないのか?
TRANSLOGIC 104: Kenguru Wheelchair-Accessible EV
メーカーサイト
http://www.kenguru.com/
中型車にしろ軽自動車にしろ福祉車両として展開があるのならば、この分野にも当事者が主人公となる福祉車両を初めから創設してもらえないものかと、遠吠えする。