2013年02月
2013年02月24日
モンキーライトと低速モード
「モンキーライト」
モンキーライト付けました。(後ろに車いすのホイールがあるからわかりづらいですね)
これで田んぼのあぜ道もピカピカです。
こんなのです。
問題は、自分でそのパターンが見られないこと。
15km/hで走らないと綺麗なパターンにならないらしいこと。
これは見栄を張って走りなさい、ということだろう。(^^)
見られないのはつまらないから、そのうち都内ポタでもしようか。
「低速モード」
えー。小出しに、今回お取り寄せしたパーツおば。
ベルトドライブ用のスプロケットです。
たとえ12インチだとしてもちょっとでもの高速化に憧れ、33Tから30Tへの変更を試みた。
結果、抵抗が強すぎるように感じた。ベルトの張りを強くし過ぎてしまったことも原因の一つかもわからないので、要再実走ではある。
しかし、12インチはやはり高速化すべきではないように思えた。
想定はあくまで電動カート(シニアカー)をハンドバイクで再現すること。
あちらの最高速は6km/hの規格であるところ、欲張って10km/hで再現できる組み合わせにしたところではある。
なぜ、そんなことにこだわるか。前にも書いたところ、中速グリーンモードという考え方。
国交省:道路政策の質の向上に資する技術研究開発 成果報告レポート
自転車等の中速グリーンモードに配慮した 道路空間構成技術に関する研究
http://www.mlit.go.jp/road/tech/jigo/h20/pdf/report20-3.pdf
中速があるのなら低速も高速もあるわけで、しかし、果たして車いすが低速という位置づけだけでいいのか?
そもそも低速ですらあるのだろうか?それに満足しているか?と疑問を感じたからだ。
極端に言えば、車いすが空飛ぶ絨毯であっても良い訳だ。
部屋の中では便利な道具でも外に出れば不便な場合がこれだろう。
健常の方にイメージし易いとすれば、事務用のキャスター付きのイスを部屋の中で使っている分には便利な道具だけれども、あれを屋外での移動ツールに利用するだろうか?
極端に表現すればそうなる。
一番欲しいのは電動のハンドバイクであるこれ。手動車いすと電動車いすを足したようになる訳で、使い分けをすることが出来のが電動のみとの差である。
ただし、日本では使うことができない。正直、速度的な規格さえ合わせられればシニアカーと同様に、歩行補助車と同じ扱いにしてもらいたいと切に願う。
かのオーエックス社でも以前製作していたようだが、いつの間にか姿を消してしまったようだ。
この動画は韓国でのもののようだが、あちらではどうなのだろうか・・・?
なお、参考に抵触する決まりをば。
(参考)
「道路交通法施行規則」(抜粋)
(原動機を用いる身体障害者用の車いすの基準)
第一条の四 法第二条第一項第十一号の三 の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
一 車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないこと。
イ 長さ 百二十センチメートル
ロ 幅 七十センチメートル
ハ 高さ 百九センチメートル
二 車体の構造は、次に掲げるものであること。
イ 原動機として、電動機を用いること。
ロ 六キロメートル毎時を超える速度を出すことができないこと。
ハ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
ニ 自動車又は原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。
2 前項第一号の規定は、身体の状態により同号に定める車体の大きさの基準に該当する車いすを用いることができない者が用いる車いすで、その大きさの車いすを用いることがやむを得ないことにつきその者の住所地を管轄する警察署長の確認を受けたものについては、適用しない。
(参考終わり)
とまぁ、無いものでだりをしても仕方ない訳で、ならば人力で解決してみようというのが、12インチこれである。(歩行補助車としてのハンドバイク)
ただし、この12インチを正当化しようとすると、その他の一般的なハンドバイクを自転車として認知して欲しいこと(車いす補助車としてのハンドバイク)と干渉し、ハンドバイクそのものがどっち付かずな厄介者になる可能性がある。例のピストバイクの対応を見てもその可能性は拭いきれない。
また、上記の通り、ハンドバイクをその使用形態により
1)低速モードとして”歩行補助車としてのハンドバイク”、
2)中速モードとして”車いす補助車としてのハンドバイク”
に割り振ることができるはずである。
「低速モードに対応するために」
そこで、一つ提案をしたい。
以前関わった「高齢者向け自転車」を見たときにを思ったことなのだが、「自動的に適度にブレーキがかかる装置」というのは如何なものかと。
少し前にホイールを組んだ時に使ったハブで、SRAM社のAUTOMATIXという遠心クラッチのハブギアというものがある。(http://www.sram.com/sram/urban/family/automatix)
ちょうどこの逆の仕組みを想定したい。
発進と加速は負荷が少なく、ある程度から負荷が掛かる。
下り坂や平地でも加速し過ぎた場合に、勝手に“少し”負荷が加わる、そんな仕組みである。
加速に対してはリミッターという機能はオートバイなどにも見られた。
厳密に何キロと設定するためには電子制御など複雑な機能が必要となるが、この想定は「速度が出ていますよと気がつかせるのが目的である。
速度が出ているから物や人にぶつかりそうになり、あわててブレーキをかけることによってパニックになる。
のであれば、
速度が出そうな時にリミッター機能が働いて負荷が掛かる挙動を感じ、ブレーキ操作にカラダを動かし減速に備え、に気をつける。
要は事故を予防するための機能なのである。
気づかせる方法としては音や光もあると思うが、そこからカラダを反応させるには聴覚視覚から運動へと信号を変化させる必要があり、加齢とともにその反応も鈍くなるだろう。
しかし、車体が挙動を起こす、この負荷の掛かる現象は即ち運動するための信号に変わっているため気がつき易いはずである。その負荷により、電動と同じ6km/h程度にに抑えられる仕組みにすることができれば、例え機体が自転車そのものであっても立派に低速モードなのでる。
そう、それが例えハンドバイクであっても。
遅いハンドバイク、これも一つの方向性だと思う。
遅いだけなら加速を考えるだけでよく、ギヤなどの設定で実現は可能だろう。
ブレーキ操作が容易であれば上記のような自動機能は不要なはずだ。
ブレーキレバーは指先だけで行うブレーキな訳で、それ以外の方法を提案されていない。
なので上記は言わばブレーキ操作をアシストするブレーキと考えることができる。
ここで今一度、コースターブレーキについて見直して欲しい気もするのだが、如何だろうか。
そして、なぜハンドバイクにこだわるか。
疲れで立ち止まることがあることは”移動することをあきらめる”きっかけになり得る。
必要なのは移動し続けることであり、それが一つ一つ成功体験となるのである。
車いすが障がい者のシンボルマークあるのはその操作が面倒くさいことが前提になっているのではないか。
「シニアカーとハンドル型電動車いすと車いす補助車」
追記。
もう一つ、シニアカーとの親和性があるのはエレベータ及び駅の利用、その情報なのである。
鉄道各社ではシニアカーのことは「ハンドル型電動車いす」と称している。
例えば、JR。
http://www.jreast.co.jp/equipment/equipment_1/wheelchair/index.html
私鉄含め、駅情報にはこのハンドル型電動車いすの情報を見ることができる。
上記にもリンクがあるが、らくらくお出かけネット。これも利用価値が高い。少々更新が遅れがちな印象を受けるが、その場合でも直接確かめることもできる。便利になったものだ。
そして、大きさは長さ・高さが120センチ以内で、幅が70センチ以内とある。
たいてい、対応駅のエレベータの場合、12インチはほぼその規格通りなので問題なく使える。
ちなみに、ちょっと斜めに入るなどすると16インチと20インチまではなんとか入れるのであった。
ただし、20インチは完璧自転車だと思っているので、輪行体勢として袋入れなどしかる方法をとる必要はある。
その規格がいつの間にかできてしまっている現在、希望としては車いす補助車は16インチまで可としてもらいたいものだ。そうするば将来に向かって、手動電動、両方の可能性を残すことができるのである。
既存のインフラをもうまく使えば、可能性はとても大きくなる。
すなわち、これが車いす補助車の可能性である。
ということで、やっぱり12インチは遅くていいのだと再認識。組み直すか。(^^)
残った部品は16インチでもう1台組むのでる。おほほほ
モンキーライト付けました。(後ろに車いすのホイールがあるからわかりづらいですね)
これで田んぼのあぜ道もピカピカです。
こんなのです。
問題は、自分でそのパターンが見られないこと。
15km/hで走らないと綺麗なパターンにならないらしいこと。
これは見栄を張って走りなさい、ということだろう。(^^)
見られないのはつまらないから、そのうち都内ポタでもしようか。
「低速モード」
えー。小出しに、今回お取り寄せしたパーツおば。
ベルトドライブ用のスプロケットです。
たとえ12インチだとしてもちょっとでもの高速化に憧れ、33Tから30Tへの変更を試みた。
結果、抵抗が強すぎるように感じた。ベルトの張りを強くし過ぎてしまったことも原因の一つかもわからないので、要再実走ではある。
しかし、12インチはやはり高速化すべきではないように思えた。
想定はあくまで電動カート(シニアカー)をハンドバイクで再現すること。
あちらの最高速は6km/hの規格であるところ、欲張って10km/hで再現できる組み合わせにしたところではある。
なぜ、そんなことにこだわるか。前にも書いたところ、中速グリーンモードという考え方。
国交省:道路政策の質の向上に資する技術研究開発 成果報告レポート
自転車等の中速グリーンモードに配慮した 道路空間構成技術に関する研究
http://www.mlit.go.jp/road/tech/jigo/h20/pdf/report20-3.pdf
中速があるのなら低速も高速もあるわけで、しかし、果たして車いすが低速という位置づけだけでいいのか?
そもそも低速ですらあるのだろうか?それに満足しているか?と疑問を感じたからだ。
極端に言えば、車いすが空飛ぶ絨毯であっても良い訳だ。
部屋の中では便利な道具でも外に出れば不便な場合がこれだろう。
健常の方にイメージし易いとすれば、事務用のキャスター付きのイスを部屋の中で使っている分には便利な道具だけれども、あれを屋外での移動ツールに利用するだろうか?
極端に表現すればそうなる。
一番欲しいのは電動のハンドバイクであるこれ。手動車いすと電動車いすを足したようになる訳で、使い分けをすることが出来のが電動のみとの差である。
ただし、日本では使うことができない。正直、速度的な規格さえ合わせられればシニアカーと同様に、歩行補助車と同じ扱いにしてもらいたいと切に願う。
かのオーエックス社でも以前製作していたようだが、いつの間にか姿を消してしまったようだ。
この動画は韓国でのもののようだが、あちらではどうなのだろうか・・・?
なお、参考に抵触する決まりをば。
(参考)
「道路交通法施行規則」(抜粋)
(原動機を用いる身体障害者用の車いすの基準)
第一条の四 法第二条第一項第十一号の三 の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
一 車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないこと。
イ 長さ 百二十センチメートル
ロ 幅 七十センチメートル
ハ 高さ 百九センチメートル
二 車体の構造は、次に掲げるものであること。
イ 原動機として、電動機を用いること。
ロ 六キロメートル毎時を超える速度を出すことができないこと。
ハ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
ニ 自動車又は原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。
2 前項第一号の規定は、身体の状態により同号に定める車体の大きさの基準に該当する車いすを用いることができない者が用いる車いすで、その大きさの車いすを用いることがやむを得ないことにつきその者の住所地を管轄する警察署長の確認を受けたものについては、適用しない。
(参考終わり)
とまぁ、無いものでだりをしても仕方ない訳で、ならば人力で解決してみようというのが、12インチこれである。(歩行補助車としてのハンドバイク)
ただし、この12インチを正当化しようとすると、その他の一般的なハンドバイクを自転車として認知して欲しいこと(車いす補助車としてのハンドバイク)と干渉し、ハンドバイクそのものがどっち付かずな厄介者になる可能性がある。例のピストバイクの対応を見てもその可能性は拭いきれない。
また、上記の通り、ハンドバイクをその使用形態により
1)低速モードとして”歩行補助車としてのハンドバイク”、
2)中速モードとして”車いす補助車としてのハンドバイク”
に割り振ることができるはずである。
「低速モードに対応するために」
そこで、一つ提案をしたい。
以前関わった「高齢者向け自転車」を見たときにを思ったことなのだが、「自動的に適度にブレーキがかかる装置」というのは如何なものかと。
少し前にホイールを組んだ時に使ったハブで、SRAM社のAUTOMATIXという遠心クラッチのハブギアというものがある。(http://www.sram.com/sram/urban/family/automatix)
ちょうどこの逆の仕組みを想定したい。
発進と加速は負荷が少なく、ある程度から負荷が掛かる。
下り坂や平地でも加速し過ぎた場合に、勝手に“少し”負荷が加わる、そんな仕組みである。
加速に対してはリミッターという機能はオートバイなどにも見られた。
厳密に何キロと設定するためには電子制御など複雑な機能が必要となるが、この想定は「速度が出ていますよと気がつかせるのが目的である。
速度が出ているから物や人にぶつかりそうになり、あわててブレーキをかけることによってパニックになる。
のであれば、
速度が出そうな時にリミッター機能が働いて負荷が掛かる挙動を感じ、ブレーキ操作にカラダを動かし減速に備え、に気をつける。
要は事故を予防するための機能なのである。
気づかせる方法としては音や光もあると思うが、そこからカラダを反応させるには聴覚視覚から運動へと信号を変化させる必要があり、加齢とともにその反応も鈍くなるだろう。
しかし、車体が挙動を起こす、この負荷の掛かる現象は即ち運動するための信号に変わっているため気がつき易いはずである。その負荷により、電動と同じ6km/h程度にに抑えられる仕組みにすることができれば、例え機体が自転車そのものであっても立派に低速モードなのでる。
そう、それが例えハンドバイクであっても。
遅いハンドバイク、これも一つの方向性だと思う。
遅いだけなら加速を考えるだけでよく、ギヤなどの設定で実現は可能だろう。
ブレーキ操作が容易であれば上記のような自動機能は不要なはずだ。
ブレーキレバーは指先だけで行うブレーキな訳で、それ以外の方法を提案されていない。
なので上記は言わばブレーキ操作をアシストするブレーキと考えることができる。
ここで今一度、コースターブレーキについて見直して欲しい気もするのだが、如何だろうか。
そして、なぜハンドバイクにこだわるか。
疲れで立ち止まることがあることは”移動することをあきらめる”きっかけになり得る。
必要なのは移動し続けることであり、それが一つ一つ成功体験となるのである。
車いすが障がい者のシンボルマークあるのはその操作が面倒くさいことが前提になっているのではないか。
「シニアカーとハンドル型電動車いすと車いす補助車」
追記。
もう一つ、シニアカーとの親和性があるのはエレベータ及び駅の利用、その情報なのである。
鉄道各社ではシニアカーのことは「ハンドル型電動車いす」と称している。
例えば、JR。
http://www.jreast.co.jp/equipment/equipment_1/wheelchair/index.html
私鉄含め、駅情報にはこのハンドル型電動車いすの情報を見ることができる。
上記にもリンクがあるが、らくらくお出かけネット。これも利用価値が高い。少々更新が遅れがちな印象を受けるが、その場合でも直接確かめることもできる。便利になったものだ。
そして、大きさは長さ・高さが120センチ以内で、幅が70センチ以内とある。
たいてい、対応駅のエレベータの場合、12インチはほぼその規格通りなので問題なく使える。
ちなみに、ちょっと斜めに入るなどすると16インチと20インチまではなんとか入れるのであった。
ただし、20インチは完璧自転車だと思っているので、輪行体勢として袋入れなどしかる方法をとる必要はある。
その規格がいつの間にかできてしまっている現在、希望としては車いす補助車は16インチまで可としてもらいたいものだ。そうするば将来に向かって、手動電動、両方の可能性を残すことができるのである。
既存のインフラをもうまく使えば、可能性はとても大きくなる。
すなわち、これが車いす補助車の可能性である。
ということで、やっぱり12インチは遅くていいのだと再認識。組み直すか。(^^)
残った部品は16インチでもう1台組むのでる。おほほほ
2013年02月21日
しきたり
今日は職場の研修、それも人権研修。
おカタい講義だけではなく、なんとお話つき。
話し手は林家卯三郎さん。
下の動画はお題が違うけれども、テレビ以外で落語を間近で見るのは初めてで、新鮮でした。
前半の講義の中で噺家一門のお話をされ、印象に残った言葉、しきたり。
>goo辞書からの引用
し‐きたり【仕来り/▽為来り】
《動詞「しき(仕来)たる」の連用形から》昔からの習慣。ならわし。慣例。「―を守る」「―に縛られる」
「昔から」との言葉に悪い印象を持ってしまうのが正直なところ。
それでも、今日の昨日が昔であるように、明日の今日もすでに昔。
ならば、これからを変えることを考えれば、
新たなしきたりにしてしまえば良い、こととなる。
自転車を取り巻く状況の、規則をルールとかマナーとかミソクソ言うのならば、
「古いしきたりを変え、新たなしきたりに従う」これで良いのかと。
また川崎の事故現場を思い出し、どう変えるのかは答えが出ないけれども、不思議と自分の頭の中でスッキリした。
○○○○2.0という表現方法があるけれども、それを和風に”自転車のしきたり平25”というようにして自転車安全利用5則も時代変化に対応できるようにするのは如何なものか?
(最後の平25というのがチトダサイか。(^^;))
おっと研修の本題は「動物の親子のふれあいから学ぶ人権問題」。
自転車にも繋がる、かも???
落語というのは聞く方も想像力を鍛える必要があるのだなと感じました。
ちょうど、だまし絵を一生懸命見て、どうだまされるかを工夫している時の感覚に似ていると思う。
おカタい講義だけではなく、なんとお話つき。
話し手は林家卯三郎さん。
下の動画はお題が違うけれども、テレビ以外で落語を間近で見るのは初めてで、新鮮でした。
前半の講義の中で噺家一門のお話をされ、印象に残った言葉、しきたり。
>goo辞書からの引用
し‐きたり【仕来り/▽為来り】
《動詞「しき(仕来)たる」の連用形から》昔からの習慣。ならわし。慣例。「―を守る」「―に縛られる」
「昔から」との言葉に悪い印象を持ってしまうのが正直なところ。
それでも、今日の昨日が昔であるように、明日の今日もすでに昔。
ならば、これからを変えることを考えれば、
新たなしきたりにしてしまえば良い、こととなる。
自転車を取り巻く状況の、規則をルールとかマナーとかミソクソ言うのならば、
「古いしきたりを変え、新たなしきたりに従う」これで良いのかと。
また川崎の事故現場を思い出し、どう変えるのかは答えが出ないけれども、不思議と自分の頭の中でスッキリした。
○○○○2.0という表現方法があるけれども、それを和風に”自転車のしきたり平25”というようにして自転車安全利用5則も時代変化に対応できるようにするのは如何なものか?
(最後の平25というのがチトダサイか。(^^;))
おっと研修の本題は「動物の親子のふれあいから学ぶ人権問題」。
自転車にも繋がる、かも???
落語というのは聞く方も想像力を鍛える必要があるのだなと感じました。
ちょうど、だまし絵を一生懸命見て、どうだまされるかを工夫している時の感覚に似ていると思う。
2013年02月20日
指標車両
環境問題が叫ばれるなか、その環境を測る方法として指標生物という方法により調査する手法があることを読んだことがあります。
改めてウィキ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/指標生物
(引用)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
先日、ある新聞記者様と道路専門の大学の先生と、2月初めに起きた自転車転倒の事故現場への取材の同行をさせていただけると、ありがたことにお声がけをいただき、現場へと赴きました。
その際に感じた第一印象は、目一杯に整備された道路。のりしろを感じることができず、むしろ自転車はここを避けるべきなのではないかとさえ感じてしまいました。
その中を縦横無尽に駆け抜け、時に譲り合う場面を見て、はてここを3輪で走るためには?とハンドバイク目線で考えていました。
まぁ、車道を無理ながら走り抜けることはとりあえずできる状態ではありました。
ただ、現実には問題があります。歩道上を通過する自転車です。通過していること自体は仕方ないとしても、対向車、障害物により車道にはみ出してきた時、もし車道で通過しようとしている側と接触するような時には逃げ場がありません。
衝突により転倒でもすれば、先日の事故と同様なケースになり得ます。
元々2輪の自転車は速度があるからこそ倒れない(いや起き上がる力が掛かると言い換えられるでしょう)なので、倒れる場合はその速度がないか、ハンドル操作ミスによるものが大部分になるはずです。
また、3輪の自転車の場合は止まっている場合は倒れることはなく、走っている場合は横勾配、段差、急カーブの構造的要因により倒れ易くなります。
上記2点は何を示しているかと言えば、2輪車は快適に走行できるルートが確保されることにより、一定の速度を保つことができれば事故を防ぐことができます。
一方、3輪は平坦な横勾配構造を維持することにより事故を防ぐことができ、なおかつストップアンドゴーを繰り返すこともできるようになります。
では、上記事故現場はその要件を満たしていたのかと考えると、下記理由により満たされていないと考えられます。なお、個人的な解釈です。
歩道は、1.3mの幅員に切り下げによる波打ち構造であり、横勾配の安定は確保できていない。
車道は、路肩にぴったりと沿って走行する必要があり、自動車との間隔はほぼない状態。3輪ではその間隔はよりなくなる。
全体的には左右両側に歩道を設けることにより、より窮屈になったのではないかと感じられるが、その幅員からすると暗渠(あんきょ)なのではないかと感じました。
さて、ここからは妄想です。
もし、理想的な走行環境を得られる方法があるのかと考えたとき、この文の最上段に書いた指標生物の考え方を用いて、道路条件を調査する手法が考えられます。
まずは指標生物の車両版として「指標車両」とします。
次にその内容ですが、再び引用します。
(引用)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
これを指標車両に置き換えると、
指標車両とは、様々な走行条件を調べる際に、そこを走行する車両のうち、ある条件に敏感な車両を用いて調べる場合の、その車両を指していう言葉である。この方法の事を車両指標と言う。特に、道路の混乱を調べる際の自転車を中心とする車両の例が有効である。
(アレンジ分です)
さて、「ある条件に敏感な車両」とは何でしょうか?
私はまさに、3輪のハンドバイク及びカーゴバイクがその役割を持っているものと考えます。
そのように考えると、もう普通自転車である必要もないのではないかと考えられます。
そして、実際に何をすれば良いのか?ズバリ乗り回すことです。トリップ調査のように台数が指標ではなく、利便性を指標とします。
本来は自然状態にどれだけ存在するかがその評価であるところですが、あえて人為的に調査として走行することを目的とします。
そして、致し方なく支障のあること。又は支障がないこと。この評価をします。
さらにそれは全国規模で何回も行われる事を理念とし、調査者の第一は車いすユーザーになります。
この調査を繰り返すことにより、車いすユーザーも就労のチャンスにも恵まれることになります。といっても、生活費のための賃金というより、協力したことへの報酬という役割が似合うでしょう。
さらに必然的にレース選手のトレーニングにもなり得ます。ただし、レース用の機体は使用できませんから、アダプタなどでの基礎体力の増強としてですね。そして、場合によっては電動アシストすら必要として仕組みへ取り入れた方がより良くなります。
すると、国外の機体ばかりでは費用がかさむので、国内メーカーが始まり、活気となり、切磋琢磨がなされることになります。
街中で見かける機会も増え、ルールを遵守する事により、自転車としてのお手本的な存在としてもなり得ます。
バリアフリー法により、エレベータができ、スロープができ、車いすの移動に支障がなくなりました。
そして、健常者側でもタイヤ文化が何かと有益ににさせているという事実は感じているのだろうと思います。
自転車でも同じことを実現できるのだろうと感じます。
たぶんに、その昔モータリーゼーションが叫ばれていた時代は自転車、普通自転車であるところのママチャリが車両の中で最下位であり、言わば指標車両だったではないか。そのような事を思いました。
ならば、それを現代版に書き換える。その時が来たのだろうと考えます。
なお、これは削除文の次の文であることを付け加えます。
改めてウィキ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/指標生物
(引用)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
先日、ある新聞記者様と道路専門の大学の先生と、2月初めに起きた自転車転倒の事故現場への取材の同行をさせていただけると、ありがたことにお声がけをいただき、現場へと赴きました。
その際に感じた第一印象は、目一杯に整備された道路。のりしろを感じることができず、むしろ自転車はここを避けるべきなのではないかとさえ感じてしまいました。
その中を縦横無尽に駆け抜け、時に譲り合う場面を見て、はてここを3輪で走るためには?とハンドバイク目線で考えていました。
まぁ、車道を無理ながら走り抜けることはとりあえずできる状態ではありました。
ただ、現実には問題があります。歩道上を通過する自転車です。通過していること自体は仕方ないとしても、対向車、障害物により車道にはみ出してきた時、もし車道で通過しようとしている側と接触するような時には逃げ場がありません。
衝突により転倒でもすれば、先日の事故と同様なケースになり得ます。
元々2輪の自転車は速度があるからこそ倒れない(いや起き上がる力が掛かると言い換えられるでしょう)なので、倒れる場合はその速度がないか、ハンドル操作ミスによるものが大部分になるはずです。
また、3輪の自転車の場合は止まっている場合は倒れることはなく、走っている場合は横勾配、段差、急カーブの構造的要因により倒れ易くなります。
上記2点は何を示しているかと言えば、2輪車は快適に走行できるルートが確保されることにより、一定の速度を保つことができれば事故を防ぐことができます。
一方、3輪は平坦な横勾配構造を維持することにより事故を防ぐことができ、なおかつストップアンドゴーを繰り返すこともできるようになります。
では、上記事故現場はその要件を満たしていたのかと考えると、下記理由により満たされていないと考えられます。なお、個人的な解釈です。
歩道は、1.3mの幅員に切り下げによる波打ち構造であり、横勾配の安定は確保できていない。
車道は、路肩にぴったりと沿って走行する必要があり、自動車との間隔はほぼない状態。3輪ではその間隔はよりなくなる。
全体的には左右両側に歩道を設けることにより、より窮屈になったのではないかと感じられるが、その幅員からすると暗渠(あんきょ)なのではないかと感じました。
さて、ここからは妄想です。
もし、理想的な走行環境を得られる方法があるのかと考えたとき、この文の最上段に書いた指標生物の考え方を用いて、道路条件を調査する手法が考えられます。
まずは指標生物の車両版として「指標車両」とします。
次にその内容ですが、再び引用します。
(引用)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
これを指標車両に置き換えると、
指標車両とは、様々な走行条件を調べる際に、そこを走行する車両のうち、ある条件に敏感な車両を用いて調べる場合の、その車両を指していう言葉である。この方法の事を車両指標と言う。特に、道路の混乱を調べる際の自転車を中心とする車両の例が有効である。
(アレンジ分です)
さて、「ある条件に敏感な車両」とは何でしょうか?
私はまさに、3輪のハンドバイク及びカーゴバイクがその役割を持っているものと考えます。
そのように考えると、もう普通自転車である必要もないのではないかと考えられます。
そして、実際に何をすれば良いのか?ズバリ乗り回すことです。トリップ調査のように台数が指標ではなく、利便性を指標とします。
本来は自然状態にどれだけ存在するかがその評価であるところですが、あえて人為的に調査として走行することを目的とします。
そして、致し方なく支障のあること。又は支障がないこと。この評価をします。
さらにそれは全国規模で何回も行われる事を理念とし、調査者の第一は車いすユーザーになります。
この調査を繰り返すことにより、車いすユーザーも就労のチャンスにも恵まれることになります。といっても、生活費のための賃金というより、協力したことへの報酬という役割が似合うでしょう。
さらに必然的にレース選手のトレーニングにもなり得ます。ただし、レース用の機体は使用できませんから、アダプタなどでの基礎体力の増強としてですね。そして、場合によっては電動アシストすら必要として仕組みへ取り入れた方がより良くなります。
すると、国外の機体ばかりでは費用がかさむので、国内メーカーが始まり、活気となり、切磋琢磨がなされることになります。
街中で見かける機会も増え、ルールを遵守する事により、自転車としてのお手本的な存在としてもなり得ます。
バリアフリー法により、エレベータができ、スロープができ、車いすの移動に支障がなくなりました。
そして、健常者側でもタイヤ文化が何かと有益ににさせているという事実は感じているのだろうと思います。
自転車でも同じことを実現できるのだろうと感じます。
たぶんに、その昔モータリーゼーションが叫ばれていた時代は自転車、普通自転車であるところのママチャリが車両の中で最下位であり、言わば指標車両だったではないか。そのような事を思いました。
ならば、それを現代版に書き換える。その時が来たのだろうと考えます。
なお、これは削除文の次の文であることを付け加えます。
2013年02月11日
模様替え
ホイールの色を替えてみました。
塗りではなく、シートを貼りました。
このホイールはなぜか黒を基調としているので、いっそ逆転で白っぽく。
それも白は白でも反射テープです。きっと夜は目立つこと間違い無し!
それでも一面しか貼っていません。
全面に貼ろうと思いましたが、面倒になりました。
どうせ誰もわからないでしょうが、ちょっとしたイメチェンです。
そして、天気予報を見てみれば、また水曜に雪の予報もチラホラ。
おっと、まだやっていなかったホイールブレードの底面強化。
あわててアルミ板の切り出しをして、
貼付けました。
直線的なデザインだったので面倒が無く良かったです。
先端のカーブも塩ビパイプを使えば作業は思いのほか簡単で、思いのほか簡単に出来上がり。
そして、両面テープでホイールブレードの底面に貼付けて作業終了。
これなら、アルミとはいえ多少の擦れには耐えられるだろうし、どうしょうもなくなった時は交換する。
こうさくをしていると本当に時間が早く過ぎてしまい、この連休もあと少し。
塗りではなく、シートを貼りました。
このホイールはなぜか黒を基調としているので、いっそ逆転で白っぽく。
それも白は白でも反射テープです。きっと夜は目立つこと間違い無し!
それでも一面しか貼っていません。
全面に貼ろうと思いましたが、面倒になりました。
どうせ誰もわからないでしょうが、ちょっとしたイメチェンです。
そして、天気予報を見てみれば、また水曜に雪の予報もチラホラ。
おっと、まだやっていなかったホイールブレードの底面強化。
あわててアルミ板の切り出しをして、
貼付けました。
直線的なデザインだったので面倒が無く良かったです。
先端のカーブも塩ビパイプを使えば作業は思いのほか簡単で、思いのほか簡単に出来上がり。
そして、両面テープでホイールブレードの底面に貼付けて作業終了。
これなら、アルミとはいえ多少の擦れには耐えられるだろうし、どうしょうもなくなった時は交換する。
こうさくをしていると本当に時間が早く過ぎてしまい、この連休もあと少し。
2013年02月10日
物的釣果
天気の割にキリッと冷えた今日、イベントをはしご。
まずは、浅草にてハンドクラフト展。
http://www.fly-tsuruya.co.jp/event/index.html#hand
フライフィッシングです。
正直昨年のニュージーランド以来ほとんど行っていないので、見るだけで満足です。
いっそバンブーロッドでも大人買いと思いつつ(半うそ)、ハンドメイドとは言い切れない小道具を購入。
もうそろそろ繁忙期。ゴールデンウィーク過ぎたら行けるのかなーと希望的観測。
おっとその前にハイブリッドバイクの調整を済ませなくてならななかった。
いよいよ入荷予定(へoへ)
と昼までに満足して会場をあとにして、さてと思いはしたが、間に合うかどうかとお台場に向けて出発。
12インチのハンドバイクを携えていたせいか、気分が大きなってスカイツリーの下を走り終えてからの輪行。
実は出発前の浅草線から出た方が行き易かったことが判明。
しかたないので、乗り継ぎ乗り継ぎ会場へ。
途中の駅ではエレベーターが無く、もはや懐かしい感覚のエスカレータの移動。
(わかる人用)
アジャスタのプレートを外してキャスターを降ろし、5輪の状態で3枚連結されたエスカレーターのサンダーバード的な下降移動。キャスターが設置しているため、12インチのハンドバイクのタイヤは浮いている。(以上)
「大丈夫ですよ」
と訴えるも、それを見かねて駅員さん曰く、
「次からはやめてください」
どうやら思考停止状態にさせてしまったらしい。
しかし、これも「車いす補助車としてのハンドバイク」へ向けた活動の一つ。
ごめんなさい。今後ハンドル型車いすの普及が高まった時の予行だと思ってください。としか
なんだかんだと会場。なんとかエリートレースに間に合った。
http://www.cyclocrosstokyo.com
スタートからのこの迫力!
ちょうどと言うか、陣取ったのが元からの散策路の上の砂場の切れ目なので、段差を乗り越えるために選手が一苦労するところ。
巻き上がる砂の粒を顔に感じつつ、臨場感を愉しみました。
ハンドバイク的な視点から。
画像にはできなかったものの、うわさのDi2の選手が一人。
観客として見ているだけではその成果はわからずじまいだが、やはりこのワイヤレスシステムがハンドバイクに取り入れられた時の飛躍を期待するところです。
今のところ、物理的なワイヤレス(この場合はグリプからワイヤを伸ばさないこと)
これにより、クランク回転時の負荷を減らす。これが主流のようです。
反面、そのタイミングが直感よりクランク一回転分の時間が掛かると言えるのではないだろうか?
(すいませんレース用の機体に乗っていないので想像しかできません)
とするとこれからは、そのモーターの性能がスペックとして表され、TPS(トランスパーセコンド)なんて数値がでるのかもと考えると、なんともシビアな世界だと。
もとい、そして、レースもゴール間近で急にみんなが鳴らしてるカウベルが欲しくなった。
で買った。(^^)
なぜ人はこう鳴りモノに吸い寄せられるのだろうか。
いやきっとシャイだから。(ぉぃ)
しかし、今日の会場で遠巻きから、
「あれってハンドサイクルってやつじゃない?かっこいー」
といわれ鼻高々、でも12インチなことに恥ずかしさも宿る。
ハンドバイクと言わせるまでもう少し。そんな感情がメラメラ。
でもね、やっぱり良いですよ「車いす補助車」的この機体。
寒さでかじかみ、ひび割れた手でも確実に進めるし、もっと10インチとかのタイヤなら尚のこと良いと思うけど、エレベータのそのまま乗れるし、ベルト外してカバー掛けて車いすと思っているし。
しかし、フェンス越しにレースを見ていて感じました。
ここで一句、
レーサーに
突っ込まれたら
逃げられない。(季語無し)
まずは、浅草にてハンドクラフト展。
http://www.fly-tsuruya.co.jp/event/index.html#hand
フライフィッシングです。
正直昨年のニュージーランド以来ほとんど行っていないので、見るだけで満足です。
いっそバンブーロッドでも大人買いと思いつつ(半うそ)、ハンドメイドとは言い切れない小道具を購入。
もうそろそろ繁忙期。ゴールデンウィーク過ぎたら行けるのかなーと希望的観測。
おっとその前にハイブリッドバイクの調整を済ませなくてならななかった。
いよいよ入荷予定(へoへ)
と昼までに満足して会場をあとにして、さてと思いはしたが、間に合うかどうかとお台場に向けて出発。
12インチのハンドバイクを携えていたせいか、気分が大きなってスカイツリーの下を走り終えてからの輪行。
実は出発前の浅草線から出た方が行き易かったことが判明。
しかたないので、乗り継ぎ乗り継ぎ会場へ。
途中の駅ではエレベーターが無く、もはや懐かしい感覚のエスカレータの移動。
(わかる人用)
アジャスタのプレートを外してキャスターを降ろし、5輪の状態で3枚連結されたエスカレーターのサンダーバード的な下降移動。キャスターが設置しているため、12インチのハンドバイクのタイヤは浮いている。(以上)
「大丈夫ですよ」
と訴えるも、それを見かねて駅員さん曰く、
「次からはやめてください」
どうやら思考停止状態にさせてしまったらしい。
しかし、これも「車いす補助車としてのハンドバイク」へ向けた活動の一つ。
ごめんなさい。今後ハンドル型車いすの普及が高まった時の予行だと思ってください。としか
なんだかんだと会場。なんとかエリートレースに間に合った。
http://www.cyclocrosstokyo.com
スタートからのこの迫力!
ちょうどと言うか、陣取ったのが元からの散策路の上の砂場の切れ目なので、段差を乗り越えるために選手が一苦労するところ。
巻き上がる砂の粒を顔に感じつつ、臨場感を愉しみました。
ハンドバイク的な視点から。
画像にはできなかったものの、うわさのDi2の選手が一人。
観客として見ているだけではその成果はわからずじまいだが、やはりこのワイヤレスシステムがハンドバイクに取り入れられた時の飛躍を期待するところです。
今のところ、物理的なワイヤレス(この場合はグリプからワイヤを伸ばさないこと)
これにより、クランク回転時の負荷を減らす。これが主流のようです。
反面、そのタイミングが直感よりクランク一回転分の時間が掛かると言えるのではないだろうか?
(すいませんレース用の機体に乗っていないので想像しかできません)
とするとこれからは、そのモーターの性能がスペックとして表され、TPS(トランスパーセコンド)なんて数値がでるのかもと考えると、なんともシビアな世界だと。
もとい、そして、レースもゴール間近で急にみんなが鳴らしてるカウベルが欲しくなった。
で買った。(^^)
なぜ人はこう鳴りモノに吸い寄せられるのだろうか。
いやきっとシャイだから。(ぉぃ)
しかし、今日の会場で遠巻きから、
「あれってハンドサイクルってやつじゃない?かっこいー」
といわれ鼻高々、でも12インチなことに恥ずかしさも宿る。
ハンドバイクと言わせるまでもう少し。そんな感情がメラメラ。
でもね、やっぱり良いですよ「車いす補助車」的この機体。
寒さでかじかみ、ひび割れた手でも確実に進めるし、もっと10インチとかのタイヤなら尚のこと良いと思うけど、エレベータのそのまま乗れるし、ベルト外してカバー掛けて車いすと思っているし。
しかし、フェンス越しにレースを見ていて感じました。
ここで一句、
レーサーに
突っ込まれたら
逃げられない。(季語無し)
2013年02月08日
免許皆伝
先日、時評社セミナー「みんなにやさしい自転車環境を目指して」に参加しました。
こちらは本来、自治体などで自転車政策に携わる方が受けられるセミナーではありますが、以前、(財)自転車普及協会の高齢者障がい者向け自転車の委員をさせていただいたご縁から、参加可能とのご返事をいただきました。このご縁をいただけたことにとても感謝しています。
さて、その内容についてはwebで残っていないため、詳細を記すことに少々抵抗がありますので省きますが、会場での録音撮影は禁止されていたものの、密談でもありませんからね。業務ではなく休暇を使って、いわばボランティア的な立場として参加したことにより、その感想を一部記したいと思いました。
顔ぶれとしましては、国・議員・標識業協会・地方自治研究機構・市・研究所・NPOと多岐に渡る顔ぶれでした。
ハンドバイク目線では、最初の国土交通省のお話から、
これからの道路の整備体系として、その道路における自動車の速度に則した形で自転車道又は自転車レーンを整備する。また用地の問題などから有期的緊急避難的に既存の自歩道を利用する場合も含めて、ネットワークづくりを進める。
とのことでした。
その場合、一番の危惧は自転車道。そして幅員(横幅)ですね。
もし、普通自転車を全面に押し出し整備をされた場合、アダプタ式であっても横幅の問題からつまはじきをされ、柵外の車道を今よりも身を縮ませ通行しなくてはならないかもしれません。ここは車道のバリアフリー・ユニバーサルデザインだとしてアピールし続けるしかありませんね。
その意味でも、例え速度の問題があっても「SHARE THE ROAD」として自転車レーンをできるだけ活用して欲しいのが希望です。
どうしても心にシコリが残ったお話が。
次にあった議員のお話。
「国として予算を立て、実行する」この言葉に自転車クラスタの一員として、とても勇気づけられました。
しかし、お話しの後半で「自転車の免許制度をやっているところがありますよね、あれは大変良い取り組みだと思います。」と推薦としか受け取れない程のお言葉。
これに正直、唸ってしまう感情がこみ上げました。
「免」じて「許」されないと自転車は乗れないのでしょうか?
確かに、違反者にコリゴリするのはわかります。ちなみに、このセミナーの帰り電車の通勤混雑を避けるため、いつもはハンドバイクでさっと通り抜ける青山通りをのらりくらりと車いすを転がして、やはりというか、吐き気がする程の逆走・無灯火・信号無視を見ました。
最近、この様な確信犯は何かの自己表現でもあるのではないかと考えています。何かに反抗しているのではないか。と。
しかし、それが良しとされる訳ありません。問題はそれに無関心であることでしょう。その証拠に、声を出して注意するのは私だけ。
これでは世間的に変な障がい者です。(^^;
私見を申せば、二つの考え方があると思います。
一つは肯定的に、特効薬としての免許制。ただし、施行期間を有期的(例えば10年)として、さらに国民全体に受けさせ、国民の資質を上げる取り組み。
自転車利用者としてだけではなく、道路をキーとして利用者となる、歩行者、運転者、住民、事業者、全ての人が参加することで意識を共有する。そのくらいの意気込みを盛り込めればと思いますが、いかんせん、反論が募ることは確かでしょう。やはり良いことをしようとする心にその反論は足かせですから。
もう一つは、教えることを義務化する。要は自転車先生を育成する考え方。
仮に、前段の既存の自転車教室の場合、その先生の多くは警察の方でしょう。しかし、日常でポタリングをしていても、その道ばたでその方達に追い抜いたり抜かれたり同行するような場面はほぼありません。なのに、先生なのでしょうか?ルールは勿論お持ちですが、本当の意味でのマナーも持っているのでしょうか?疑問が残ります。
確かに警らであることは重々承知しています。しかし、一般人は警らをしません。(笑)
それならば、普段使いをする事を教える人を作る必要があるのだと思います。
乗ることを免許するのではなく、教えることを免許にするのです。
いわば師匠です。
そして乗り手は弟子です。
師弟関係です。
技術文化の伝承です。
日本にはとてもいい言葉があります。
「免許皆伝」
ググってみると、
(goo辞書より引用)
免許皆伝 意味
武術や技術などの奥義を、師匠が弟子に残らず伝えること。▽「免」「許」はともに許すこと。「皆伝」は師から奥義をすべて伝えられること。
奥義なんて、なんとも魅力的な響きです。
花道、茶道、武道はニッポンの文化を表すのであれば、ここは一つ「自転車”道”」としてその道を伝導する必要があると感じました。
都合良く、私も会員であるNPO自転車活用推進研究会から「自転車名人」という地位を付与されている方々がいます。
他にも勿論、自転車クラスタとして自負されている方が多くいます。
ルールを知らせる努力を全力で行うより、教える義務というドミノのコマの背中をちょいと押してあげる。それなら無理が少ないのではないでしょうか。
話しは飛びますが、このセミナー最後のNPOとは金沢市の取り組みです。
私ははじめて通したお話を聞き、とても感銘を受けました。
先日、とある方との会話から「行政と利用者の間をつなぐ機関が必要だろう」と考えが及ぶことがありました。前に訪れたハワイなどもバイクプランとして、前述の大人の教育を含めその計画を読んだことがあります。
まさにその、つなぐ存在でした。
とはいえ、一朝一夕にできることではありません。大変な努力の成果だともいます。
このセミナーを通して、
利用者、行政(国、都道府県、市町村)、その間をつなぐ機関。
この様な三角関係により、主体的に客観的に推進力をもって進めることができるのではないか。
その考えが固まりました。
そしてハンドバイクとしては、そのような取り組みにより積極的に参加する。
意見を言わなくてはならない訳ではなく、ただそこに存在するだけで良いのです。
ギャップを感じるだけで、それを治す治癒力が生まれるはずです。
最後に市とは茅ヶ崎市のお話から、この動画を紹介いただきました。
いいですね!
こちらは本来、自治体などで自転車政策に携わる方が受けられるセミナーではありますが、以前、(財)自転車普及協会の高齢者障がい者向け自転車の委員をさせていただいたご縁から、参加可能とのご返事をいただきました。このご縁をいただけたことにとても感謝しています。
さて、その内容についてはwebで残っていないため、詳細を記すことに少々抵抗がありますので省きますが、会場での録音撮影は禁止されていたものの、密談でもありませんからね。業務ではなく休暇を使って、いわばボランティア的な立場として参加したことにより、その感想を一部記したいと思いました。
顔ぶれとしましては、国・議員・標識業協会・地方自治研究機構・市・研究所・NPOと多岐に渡る顔ぶれでした。
ハンドバイク目線では、最初の国土交通省のお話から、
これからの道路の整備体系として、その道路における自動車の速度に則した形で自転車道又は自転車レーンを整備する。また用地の問題などから有期的緊急避難的に既存の自歩道を利用する場合も含めて、ネットワークづくりを進める。
とのことでした。
その場合、一番の危惧は自転車道。そして幅員(横幅)ですね。
もし、普通自転車を全面に押し出し整備をされた場合、アダプタ式であっても横幅の問題からつまはじきをされ、柵外の車道を今よりも身を縮ませ通行しなくてはならないかもしれません。ここは車道のバリアフリー・ユニバーサルデザインだとしてアピールし続けるしかありませんね。
その意味でも、例え速度の問題があっても「SHARE THE ROAD」として自転車レーンをできるだけ活用して欲しいのが希望です。
どうしても心にシコリが残ったお話が。
次にあった議員のお話。
「国として予算を立て、実行する」この言葉に自転車クラスタの一員として、とても勇気づけられました。
しかし、お話しの後半で「自転車の免許制度をやっているところがありますよね、あれは大変良い取り組みだと思います。」と推薦としか受け取れない程のお言葉。
これに正直、唸ってしまう感情がこみ上げました。
「免」じて「許」されないと自転車は乗れないのでしょうか?
確かに、違反者にコリゴリするのはわかります。ちなみに、このセミナーの帰り電車の通勤混雑を避けるため、いつもはハンドバイクでさっと通り抜ける青山通りをのらりくらりと車いすを転がして、やはりというか、吐き気がする程の逆走・無灯火・信号無視を見ました。
最近、この様な確信犯は何かの自己表現でもあるのではないかと考えています。何かに反抗しているのではないか。と。
しかし、それが良しとされる訳ありません。問題はそれに無関心であることでしょう。その証拠に、声を出して注意するのは私だけ。
これでは世間的に変な障がい者です。(^^;
私見を申せば、二つの考え方があると思います。
一つは肯定的に、特効薬としての免許制。ただし、施行期間を有期的(例えば10年)として、さらに国民全体に受けさせ、国民の資質を上げる取り組み。
自転車利用者としてだけではなく、道路をキーとして利用者となる、歩行者、運転者、住民、事業者、全ての人が参加することで意識を共有する。そのくらいの意気込みを盛り込めればと思いますが、いかんせん、反論が募ることは確かでしょう。やはり良いことをしようとする心にその反論は足かせですから。
もう一つは、教えることを義務化する。要は自転車先生を育成する考え方。
仮に、前段の既存の自転車教室の場合、その先生の多くは警察の方でしょう。しかし、日常でポタリングをしていても、その道ばたでその方達に追い抜いたり抜かれたり同行するような場面はほぼありません。なのに、先生なのでしょうか?ルールは勿論お持ちですが、本当の意味でのマナーも持っているのでしょうか?疑問が残ります。
確かに警らであることは重々承知しています。しかし、一般人は警らをしません。(笑)
それならば、普段使いをする事を教える人を作る必要があるのだと思います。
乗ることを免許するのではなく、教えることを免許にするのです。
いわば師匠です。
そして乗り手は弟子です。
師弟関係です。
技術文化の伝承です。
日本にはとてもいい言葉があります。
「免許皆伝」
ググってみると、
(goo辞書より引用)
免許皆伝 意味
武術や技術などの奥義を、師匠が弟子に残らず伝えること。▽「免」「許」はともに許すこと。「皆伝」は師から奥義をすべて伝えられること。
奥義なんて、なんとも魅力的な響きです。
花道、茶道、武道はニッポンの文化を表すのであれば、ここは一つ「自転車”道”」としてその道を伝導する必要があると感じました。
都合良く、私も会員であるNPO自転車活用推進研究会から「自転車名人」という地位を付与されている方々がいます。
他にも勿論、自転車クラスタとして自負されている方が多くいます。
ルールを知らせる努力を全力で行うより、教える義務というドミノのコマの背中をちょいと押してあげる。それなら無理が少ないのではないでしょうか。
話しは飛びますが、このセミナー最後のNPOとは金沢市の取り組みです。
私ははじめて通したお話を聞き、とても感銘を受けました。
先日、とある方との会話から「行政と利用者の間をつなぐ機関が必要だろう」と考えが及ぶことがありました。前に訪れたハワイなどもバイクプランとして、前述の大人の教育を含めその計画を読んだことがあります。
まさにその、つなぐ存在でした。
とはいえ、一朝一夕にできることではありません。大変な努力の成果だともいます。
このセミナーを通して、
利用者、行政(国、都道府県、市町村)、その間をつなぐ機関。
この様な三角関係により、主体的に客観的に推進力をもって進めることができるのではないか。
その考えが固まりました。
そしてハンドバイクとしては、そのような取り組みにより積極的に参加する。
意見を言わなくてはならない訳ではなく、ただそこに存在するだけで良いのです。
ギャップを感じるだけで、それを治す治癒力が生まれるはずです。
最後に市とは茅ヶ崎市のお話から、この動画を紹介いただきました。
いいですね!
2013年02月07日
スクータ
ブラジルの方の動画です。
こんな乗り方が許されるのであれば、当の前にやっていたのに。
国境を越えるとイロイロ違うなぁ。
ところで、かくいう日本もシニアカー(スズキ社だけはセニアカー)については負けていないだろう。
ただし、そのシニアカーアも問題をはらんでいる。
その一つに上り坂での急加速によるウイリー事故が上げられる。
ところがどうだ、上記のブラジルではまさに手動車いすでやっている”あれ”を装着している。
”あれ”とはウイリー防止ホイール。
問題点も改善策も持っているのになぜやらない?疑問だけ一つ。
道路運送車両法に準拠しない。それだけか?
それがために危険を背負っている当事者の立場は・・・。
同じ方の動画。
こちらはリジッドハンドバイクにサスペンションを装着したことをアピールしている。
たったこれだけ、されどこれだけ。
注目はそれで通っている自転車道。
某ヒキタ氏も吠えている(!?)日本では評価「下」の相互通行道路。
されども工事の度合いから距離だけは本物っぽい。
道路構造は置いといて、ネットワークだけを優先したのだろう。
さすがオリンピック・バブル。
この爆発力だけが欲しいのだろうけど、それだけでは納得しかねます。>TYO
こんな乗り方が許されるのであれば、当の前にやっていたのに。
国境を越えるとイロイロ違うなぁ。
ところで、かくいう日本もシニアカー(スズキ社だけはセニアカー)については負けていないだろう。
ただし、そのシニアカーアも問題をはらんでいる。
その一つに上り坂での急加速によるウイリー事故が上げられる。
ところがどうだ、上記のブラジルではまさに手動車いすでやっている”あれ”を装着している。
”あれ”とはウイリー防止ホイール。
問題点も改善策も持っているのになぜやらない?疑問だけ一つ。
道路運送車両法に準拠しない。それだけか?
それがために危険を背負っている当事者の立場は・・・。
同じ方の動画。
こちらはリジッドハンドバイクにサスペンションを装着したことをアピールしている。
たったこれだけ、されどこれだけ。
注目はそれで通っている自転車道。
某ヒキタ氏も吠えている(!?)日本では評価「下」の相互通行道路。
されども工事の度合いから距離だけは本物っぽい。
道路構造は置いといて、ネットワークだけを優先したのだろう。
さすがオリンピック・バブル。
この爆発力だけが欲しいのだろうけど、それだけでは納得しかねます。>TYO
車+いす
まさしく車いす。(^^)
この走破性、こんな超小型車があれば、たとえ3ケタでも買いだ!
必要なのは走る場所か!?(ぉぃ)
おもしろいのは操作デバイスの多さ。
上のものはハンドルにより左右の手で操作。
次に、こちらは首で操作。
そして、ジョイスティック。
メーカーのページ
http://www.moltenrock.co.uk/wp/?page_id=43