2013年12月

2013年12月31日

暮れ

DSC_0385


とうとう、平成25年ー西暦2013年も暮れました。
ここのところ更新ができませんでしたが、断捨離からハンドバイクの整備まで好天の中、オタク業に勤しんでおります。

今年も一年間、ハンドバイクについて様々な方達のおかげをもちまして、より良い方向に進んでいるなと実感しているところです。

なんと言っても大討論会でハンドバイクについて伝えることがこんなに早い時点で叶うとは驚きです。
ハンドバイクの楽しさを共有できればとこのブログを立ち上げてからの数年、走る場所の疑問を抱えて消化できず、イベントで場所探ししつつも解消されず、疑問を共有しようとツーキニスト疋田さんにお会いし、それでもまだ解消されずに自活研へ。その集大成としての大討論会です。

ならば、次なる目標が必要なのですが、まだ模索中。

さてさて、来年はどのような一年になるのか、期待でイッパイです。
本当に様々な方々にお世話になりっぱなしで、だからこそ、ありがとうございました。

まだまだ走るべき場所さえ定まらない、そんなお国柄ではありますけど、フツーではないからこそ見えてくる世界観を伝えるためにどうするか?そんなことを考えならが更新していこうと思います。

そのカウンターとなる存在を残念ながら今年は失ってしまいましたが、まだまだきっとどこかにマニアが潜んでいるのだろうなと思っています。
さらなるマニア、それがハンドバイクの魅力ですからね。

でわでわ、来年からもよろしくお願いします。(^^)


ま、最後に動画の引用。憧れの前2輪の新モデルのイメージビデオですね。
夢を持つことはいいことだ。けど、股間が心配。(^^;)

OUTFIT mountain hand trikes from Tom on Vimeo.



tetchin01 at 18:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

2013年12月20日

研究会

昨日は自活研の研究会♪
講師は満を持しての疋田氏。

image


あんな話しやこんな話し、あの過激な話しではなくてホッとしたところも。
もはや定番の逆走の危険性とか。

image

福岡市のバス停の処理とか。

最後の締めはこれ。
image

「我々にバトンは渡された」の言葉は刺さりましたね。
ハンドバイクはついていく立場ではなく、是非先導する象徴となって欲しいですね。
ロンドンでは無かったが、東京にはある物。それがハンドバイクだなんてことだったら最高です。

tetchin01 at 06:55|PermalinkComments(4)TrackBack(0)日記 

2013年12月19日

マウンテントライク

前々から気になっていたマウンテントライクが、ついに市販開始したらしい。

http://www.mountaintrike.com



その価格もご立派!3,995ポンド。今日現在の日本円で681,106円!

電動ハイブリッドのハンドバイクも買えてしまうではないか。


とはいえ、機能美は高く、ウットリする。


つうか、こんな森にこそ行きたい。

スクーター

(日本の公道でこのままの形で運用すると違法行為となりますので注意が必要です。)



ハンドバイクも常々、駆動輪が後ろにつけば良いのにと思っていた。
ならば電動スクータ(スケートボード)の上に乗っかれば良いのか。

しかし、電動スクーター自体、おもちゃでもなければナンバーのある自動車でもない。日本では合法的に道路を走らせることはできない。

そこはそこ、外国ではそれをれっきとした乗り物に使用としている人がいる。


着脱も電気磁石でワンタッチらしい。

そのサイト。
http://wheelchairsupercross.wix.com/camp

そして、それをどこで活用するか、BMXのダートだ。



このなかで使われている車いすもガスショックのフルサスペンション。
どうやら改造して使っているスクーターもここの物のようで、10万円程。

http://www.electric-scooters-galore.com



これなら脊損が十分に楽しめるゾ。(^^)b



2013年12月08日

ヤバネ

青い自転車レーン、色々なところで話しを聞くとまだ「自転車道」と言われてしまったりする場面に出会う。

最近の流れでは交差点や幅員が狭い部分などは青く塗りつぶすのではなく、点線となるような矢羽根で表されるようになる。

個人的な意見で申せばこの矢羽根、「ヤバネ」としてこれだけで自転車レーンとしての表現とした方が心にスッと入り込むのではないかと感じて止まない。

レーンとして直線部分を青く塗ることよりも、こと「問題は交差点の処理だ」と有識者のかた達は申されている。

ならば、まずは交差点の自転車横断帯が姿を消していきつつ、その代わりとして「ヤバネ」に書き換えていく。
その(交差)点と(交差)点をつないでいく。その役割がレーンとなる。それで良いと思う。

「ヤバネがあるからそこを通る」
これだけで、通行部分、通行方向、通行する車種を表現できる、凄い言葉だと感じている。


「町田のヤバネを見に行ってきた」

町田経済新聞より、「町田で「自転車専用レーン」初設置−歩車分離で安全性を確保」の記事。
http://machida.keizai.biz/headline/1548/

これを見て、割と近いし見に行かなくてはと思いながら、今日になったわけで、午後の黄昏時に行きましたとさ。

場所はここで、図書館を起点にV時型に設置されている。
記事に有るようにそこから直線的にどこかに繋げられる場所ではない。しかし、T字に交差する町田街道もあり、やり方によっては関連づけることはできるはず。


大きな地図で見る

右側中心の金森図書館からV字に300mほどずつ展開されている。

image


image


image
これに関しては、なぜ停止線が消えていないのかと残念だった。自動車の停止線よりも前に停車することで事故を防ぐ役割を持つという、細かくも、しかし核心を突く考え方がまだ伝わっていないようだ。

そして、残念だったのは、ハードとしての整備はなされているものの、ソフトとしての「案内」や「説明」「指導員」という存在が全くなかったこと。

これは、個人的にも見てきた横浜市都筑区のレーンでも説明は有ったし、大阪市に至っては大々的なイベントまでしていたこととは対照的な存在だ。

その象徴がこの様で
image

右の黄土色の建物が図書館で、そこの駐車場からあふれたクルマが路駐している有様。
外側線が点線だから?そんなことまで考えているとは思えない。

とはいえ、この突飛な場所でのレーンの存在と合わせて考えると、自転車レーンが「路上駐車の抑止力」を背負わされているようで、その想いも複雑だ。

「どうせならば、自転車で図書館に行こう」こうなれば本物なのだろう。

なんだかんだと、前方の横断歩道を示すひし形が微妙に右側に位置を移しているところが涙ぐましい。(T_T)
以外に、このようにメインではなく、それでいて公共性の高い場所、この様なところの方が”いわゆる社会実験”をするのにも庶民的で良いのかもしれない。そのようにも感じた。

たとえ今は使い方がわからなくても「ヤバネ」は全国に点在している訳だから、こんなご近所にそんなプラットホームが存在することがわかれば、子ども達だって喜んでそこを通るだろう。

パソコンがその昔、マニアだけの道具だった時代から、今や生活必需品になったように、自転車マニアだけの限られた話しだったレーンの存在が、将来の必需品に変わるのではないか、「ヤバネ」にはその力があると感じる。

ちなみに、図書館の先に和菓子屋さんもあるよ。(^^)


tetchin01 at 23:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0)日記 

2013年12月07日

キャタピラ萌え



萌えに燃える。(^^)

これなら、とりあえず一台、スキー場であれ公園であれ、あっていいと思う。

2013年12月06日

安全性(再掲)

(先日の編集の操作ミスで書き直しです)

東京都民ではないのですが、たぶん走った全長は一番長いのだろう(当人比)と思いますので、あえて取り上げてみようと思う。
(ちなみに生まれてハタチまでは東京都下民ではありましたが。)


ーー「東京都自転車安全利用推進計画(案)」への御意見を募集します!ーー
(リンクを掲載するにはルールがあるようなので未掲載、気になる方は検索してください)
として今月13日までパブコメを募集している。

ーーーーー
東京都自転車安全利用推進計画(案)
<中略>
第5 実施事項
<中略>
5 安全性の高い自転車の普及
<中略>
(2) 安全性の高い自転車の普及
ア 安定性の高い自転車の開発・普及 (ア) 安定性の高い自転車の開発
自転車製造業者は、幼児二人同乗用自転車、高齢者向けの三輪自転車等の自転車利用者の利用形態、特性等に配慮したより安定性が高く、転倒しにくい自転車を開発します。
(イ) 安定性の高い自転車の普及 自転車小売業者は、自転車利用者の特性、自転車の利用形態等に配慮し、適切な自転車を紹介するなど、自転車利用者がより安全に自転車を利用できるようにします。
<p15>
ーーーーー
(以上抜粋。なお、<>については筆者脚注)

「高齢者向け」との記述があるものの、そこも含めて「三輪自転車等の自転車利用者の利用形態、特性等に配慮したより安定性が高く、転倒しにくい自転車を開発します。」について疑問が頭をよぎる。

転倒しにくい、とは果たして製造業者だけで解決できる問題だろうか、ということ。



>歩行補助車があるじゃないか<

比較として、自転車と対照的存在としての「歩行補助車」シニアカー(ハンドル型電動車いす)を考えてみるとわかりやすいと思う。

  なぜ、時速6kmの乗り物が歩道上で事故を起こしたのか。
  なぜ、4輪へとシフトしていったのか。

3輪を安定の良いものにするには車幅を広げることだろうが、「普通自転車」は横幅60cmである。
そして、仮に4輪であって電動(アシスト)を使う。もはやこれは電動車いすとほぼ同じであろう。
となれば、到達点はもはや自転車ではなくなるのではないか、そのように思えてしまうのである。

その3輪4輪シニアカーについて、少し古いものの経済産業省のこの安全性調査報告書が面白い。

電動車いすの安全対策について
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g80626a03j.pdf


3輪と4輪の間には、自転車か自動車か、という比較と同様に対称的な関係があるものと考える。

歩行補助車の時速6kmの制限速度と、電動アシストの補助上限時速25km。そして徐行としての時速7km。

すると、止まって安定する3輪よりも、走って安定する2輪が歩道を占拠する現実の要因が見えてくる。
ママチャリを代表とする普通自転車としての2輪車が歩道をカッポしていることを考え例えるならば、歩道上は悪路と同じである、ということができるのではないか。

「歩くことの代わり」の本質はどこにあるのだろうか。



>遊園地的指向<


最近思うこと。

安全は相手に向かって思う気持ち。
  安心は自分に向かってもう気持ち。

安全と安心の使い方のバランスとしてこう考えると、自己満足としてスッキリする。


車道通行のやり取りの中でよく目にする「恐怖心」。
その対義語としての「安心」を先に考えた場合、安全であることよりも安心を感じられる場所とはどこかと考えると、そこは「遊園地」であるだろう。

機械は「絶対に安全」でなくてはならず、運行も「絶対に安全」であり、安心を保証されていなくてはならない。
そのためには、「特別な場所」で「特別な機械」で「特別な時間」を過ごすこととなる。

改めて考える、日常の交通とは「特別」になればそれは幸せだろうが、反面、多様性としての「快適さ」が損なわれる結果となり得る。その象徴が”ガードレール”だろうと考える。

あくまで、安全と安心、その優先順位のバランスが重要だろう。




>歩道の主役<

するとどうだろう、いっそいわゆる「歩行補助車」を自転車の機構を利用し確立し、歩行者の空間を充実させることで高齢化にも耐える交通ができないだろうか。

あえて、歩行の代わりを「歩道の主役」と据えてしまうのである。

しかし待て、歩行の代わりとは「車いす」そのものではないか。

ならば、歩道で使う自転車とは「車いすの代わり」ではないのか。
ならば、本来、歩道上の自転車マークは車いすマークであっても良いのではないか。
ならば、そこは歩行補助車が走る場所なのではないか。
(もっとも、法規の順序を無視した考え方ではあるが。)

ならば、歩行補助車の事故の問題は機体そのものよりも、道路の構造と推奨されるルートの設定で防ぐことができるのではないか。点字ブロックと共有することもできるのかもしれない。

人に優しい道とは、歩行補助車が問題なく通れる道。

歩道が車いすマークでつながる社会。うるさい程のその景色がオリンピックまでに完成したら、それも一つのブランドになり得る。

交通弱者が社会を支える。
このような考え方が成り立っても良いのではないか。

2013年12月04日

おわび

先日の「安全性」の記事に関して、編集の不手際から記載内容が途中から消えていました。

後日再編集したいと思いますが、原文が見当たらなくなったため、また内容にずれが出てしまうと思われます。失礼しました。

tetchin01 at 23:25|PermalinkComments(5)TrackBack(0)