2017年02月
2017年02月26日
恊働と連携
久しぶりの投稿です。
なんと、イベントから1月もしてからのアップです。
過日、静岡市で行われた「自転車利用環境向上会議in静岡」というイベントに参加しました。
http://www.shizuoka-cyclecity.jp/conference2017/
セミナー、シンポジウム、現地走行と2日間に渡るイベントで内容盛りだくさんでした。
もちろん現地走行ではハンドバイクを持ち込み、サイクルトレインにも乗車しました。
自分としてのメインはポスターセッションでした。
団体として企業や自治体、警察まででている中で、コジンマリと作成した体制からハンドバイクの情報を投げ込みました。
当日、30分ほど見て回る時間があり、どんな質問がくるのだろうかとドキドキしていましたが、ほとんど声をかけられることもなく、現場にいた知り合いの方達とのほほんとした時間が過ぎたのでした。
それでも、昨年12月に自転車活用推進法ができ、その最初のタイミングでこのように”ハンドバイク”を見てもらう機会をもらえたことは、まさに夢が叶った瞬間でした。
すぐさま何かが起るような影響はないかもしれない。
それでも誰かが何かを気が付いてもらえ、これからハンドバイクを乗りたいと思う人たちに良い影響が出ますようにと願いを込めて作りました。
データ容量とブログの制限から上の画像では文字が見えないため、以下に分割してアップしました。
イベントの詳細について、とても良くまとめられていらっしゃるブログがありますので、全体についてはこちらを参照していただいた方が良いと思います。
<金沢レンタサイクル まちのりスタッフブログ>
1日目
http://www.machi-nori.jp/machiblog/28986/">
2日目
http://www.machi-nori.jp/machiblog/29064/">
この2日目が、神がかったかのようなことが起りました。
シンポジウムでのこと、テーマは「恊働と連携」。
金沢市の例から地域の方、自治体、警察などがどの様に連携し成功に導かれたかの発表を聞いた後に、質疑応答となった。
出てきた意見が、
タンデムについて、
視覚障害者と自転車の事故について、
上記の研究論文について、
・・・と、なぜか”ショウガイシャ”についての話題が続く。
むむむと考えながら、正直なところ、1日目のポスターセッションでプレゼンしたいことがまだ口から発していないこともあり、思わず挙手。
最近車いすを見たことはあるのか?
ベビーカーやキャリアバッグは?
バリアフリー法と、歩道に自転車を載せようとした道交法の経過、
点字やスロープは自転車を置くことに抵抗があるのに、自転車レーンに車が置かれることがあるのは?
規制や罰でネガティブに語られてきた自転車を、配慮するというポジティブに語ること、
障がい者に対することと同じ”配慮”が必要であること。
その様なことをお話しました。
シンポジウムの結びの言葉、「どうやらこれからは障がい者について調べなくてはならない」。
学術研究者からこの様なセリフをもらえたことは「ガラスの天井」を打ち破いた気がしました。
終わりの始まり、その様な気分です。
バリアフリーが主流の現代。
ならばバリアはどこで、いつ、誰が、作るのだろうか?
後付けの、言われるがままの様な状況をなんとか変えるためには?
当事者と、それ以外の方達の”会話”がとても必要だと、あらためて感じました。
まさにこれこそが”恊働と連携”そのものだろうと思いました。
なんと、イベントから1月もしてからのアップです。
過日、静岡市で行われた「自転車利用環境向上会議in静岡」というイベントに参加しました。
http://www.shizuoka-cyclecity.jp/conference2017/
セミナー、シンポジウム、現地走行と2日間に渡るイベントで内容盛りだくさんでした。
もちろん現地走行ではハンドバイクを持ち込み、サイクルトレインにも乗車しました。
自分としてのメインはポスターセッションでした。
団体として企業や自治体、警察まででている中で、コジンマリと作成した体制からハンドバイクの情報を投げ込みました。
当日、30分ほど見て回る時間があり、どんな質問がくるのだろうかとドキドキしていましたが、ほとんど声をかけられることもなく、現場にいた知り合いの方達とのほほんとした時間が過ぎたのでした。
それでも、昨年12月に自転車活用推進法ができ、その最初のタイミングでこのように”ハンドバイク”を見てもらう機会をもらえたことは、まさに夢が叶った瞬間でした。
すぐさま何かが起るような影響はないかもしれない。
それでも誰かが何かを気が付いてもらえ、これからハンドバイクを乗りたいと思う人たちに良い影響が出ますようにと願いを込めて作りました。
データ容量とブログの制限から上の画像では文字が見えないため、以下に分割してアップしました。
イベントの詳細について、とても良くまとめられていらっしゃるブログがありますので、全体についてはこちらを参照していただいた方が良いと思います。
<金沢レンタサイクル まちのりスタッフブログ>
1日目
http://www.machi-nori.jp/machiblog/28986/">
2日目
http://www.machi-nori.jp/machiblog/29064/">
この2日目が、神がかったかのようなことが起りました。
シンポジウムでのこと、テーマは「恊働と連携」。
金沢市の例から地域の方、自治体、警察などがどの様に連携し成功に導かれたかの発表を聞いた後に、質疑応答となった。
出てきた意見が、
タンデムについて、
視覚障害者と自転車の事故について、
上記の研究論文について、
・・・と、なぜか”ショウガイシャ”についての話題が続く。
むむむと考えながら、正直なところ、1日目のポスターセッションでプレゼンしたいことがまだ口から発していないこともあり、思わず挙手。
最近車いすを見たことはあるのか?
ベビーカーやキャリアバッグは?
バリアフリー法と、歩道に自転車を載せようとした道交法の経過、
点字やスロープは自転車を置くことに抵抗があるのに、自転車レーンに車が置かれることがあるのは?
規制や罰でネガティブに語られてきた自転車を、配慮するというポジティブに語ること、
障がい者に対することと同じ”配慮”が必要であること。
その様なことをお話しました。
シンポジウムの結びの言葉、「どうやらこれからは障がい者について調べなくてはならない」。
学術研究者からこの様なセリフをもらえたことは「ガラスの天井」を打ち破いた気がしました。
終わりの始まり、その様な気分です。
バリアフリーが主流の現代。
ならばバリアはどこで、いつ、誰が、作るのだろうか?
後付けの、言われるがままの様な状況をなんとか変えるためには?
当事者と、それ以外の方達の”会話”がとても必要だと、あらためて感じました。
まさにこれこそが”恊働と連携”そのものだろうと思いました。