2018年02月

2018年02月18日

1771分の1

国土交通省の「第3回自転車の活用推進に向けた有識者会議」のページが更新されています。
(国土交通省の当該ページ:http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/bicycle-up/giji03.html
配付資料も各種掲載されています。

<配付資料>
議事次第(PDF形式)PDF形式
資料1   自転車活用推進計画の構成等について(PDF形式)PDF形式
資料2   自転車の活用推進に関する目標(PDF形式)PDF形式
資料3   自転車の活用推進に関して実施すべき施策(PDF形式)PDF形式
資料4   今後のスケジュール(案)(PDF形式)PDF形式
参考資料1 自転車活用推進法(PDF形式)PDF形式
参考資料2 自転車活用推進計画に関連する主要な法定計画(PDF形式)PDF形式
参考資料3 関係者ヒアリング結果(PDF形式)PDF形式
参考資料4 アンケート結果(PDF形式)PDF形式
矢ケ崎委員提供資料 自転車の活用の推進に関して実施すべき施策について(意見)(PDF形式)PDF形式
(上記webページから引用)

さすがに情報量も多く、全てを読み込むまでは行かないまでもざっと斜め読みし、ハンドバイクに関するようなところを見ることができました。(あまり強調しすぎると、結局は自分の意見でもあり、手前味噌、我田引水といったところになってしまいますが。^^;)

上記、配付資料内の「参考資料4 アンケート結果」において「15 その他の意見 (その他の意見)」の項目があり、その表数が「【合計】1771」。

注目する点は2つ。

【その1】
「•タンデム自転車やハンドバイクなど多様な自転車の利用に対するルール整備、公道走行の制度整備が必要」

票数 37

是非、抑制するようなネガティブな整備ではなく、より活用されることを考えたポジティブな整備になることを期待するところ、と同時に、利用者側からも積極的に意見をすることが必要だと思います。

【その2】
「•脊髄損傷のリハビリテーションの一つにハンドバイクを取り入れ、乗り方の習得だけではなくルールの習得などを車いす利用者も学べる施設があると良い」

票数 1

スポーツにもなり、移動手段にもなる。受症から社会参加するまでの間に経験しておいて間違いのない知識と技量が身に付くととなると思います。その分、レーンの整備などインフラが追いつく必要があるはずであり、この様な社会とのつながりこそが単に車いすに慣れるだけのリハビリから「脱・施設モデル」=「社会モデル」となる一部だと考えます。



なお、3月から4月には推進計画の原案が示され、合わせてパブリックコメントの募集がされるとこのと。

日本においてハンドバイクが社会の一員になるための一歩を踏み始めた、まさに夜明け前です。
普通自転車の動向も合わせてお互いに「対岸の火事」とならないよう、もう少し注視する必要がありますね。