2019年09月

2019年09月28日

コンセプトバイク

福祉機器展に行きました。

モビリティに関して、どうせたいしたものもないだろうとも思いつつ、トヨタのブースで例のフル電動が試乗るとの情報もあり、その他のモノも見るつもりで。

結果から言えば

車いすの向こう側から設計したことが、一つ一つ見て取れる、とりあえずできました。

そんなメッセージでした。
こういう経験と感想は初めて感じました。

伝わってもないのでしょうが、担当の方ともお話しもして、やはり当事者が不在なのだろな、という感想です。

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ホイールはノーパンクタイヤ。
これはいいと思った。

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接続はオーエックスに極似。
日常時にこの金具が残るのはいただけない。
ほんの数センチ日常生活に差が出るだけで、脳のアンテナがズレる感覚はわからないだろうな。

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バッテリーが邪魔っぽい。
ハンドルポストの向こう側に欲しい。

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ハンドル内側にプッシュする部分がない。
ハンドルのカーブが外側でなく、運転者の手前に欲しい。
前進、親指レバー。後退、親指ボタン。指が使えることを前提にしている点はどうなのか。

この画像にはないがライトの下部には人感センサーがある。これはザ・トヨタ。

各社もっと作れば良いのに。などと。


ハンドバイク体験会in盛岡

去る、9月14日に岩手県盛岡市にある、ふれあいランド岩手で行われたハンドバイク体験会に見学として参加しました。

参加した理由は、最近、関わらせていただいている「デンマーク式子ども自転車ゲーム」との比較のため。

障がい者と非障がい者の間でどの様に「自転車に慣れる」ことに対して、類似点、相違点、発展性、などの相関関係があるのか確かめたい、と思ったからです。

◎東北ハンドバイク協会


前述の関係性を思ったきっかけも、例えば脊髄損傷になり、治療からリハビリに移行する際、この先
社会に出るとはどういうことかを自問自答する機会に見舞われます。これは年齢に関係なくどの世代でもどちらの性別でも起こり得ます。

今までその打開策の一つとして「スポーツ」が取り上げられていますが、私はその考えに違和感を感じていました。できあがったレールに乗せられることに。

そこでふとしたきっかけで出会った(アダプター式)ハンドバイク。
入口は物珍しさで乗り始めたものの当時は川沿いのサイクリングロードか歩道という環境を選んでいました。

その後、実は歩道と車道の道路行政の問題、道交法や道路運送車両法等の法律の問題、障害学に帰結する経済や社会の問題にもつながる手足とは違う、もう一つの手段だということがわかりました。

では、ハンドバイク体験会とデンマーク式自転車ゲームの関係性をみると 、

1 類似点
○初めて自転車に触れる。もしくは経験が浅い。
○指導者がいる。
○機材は貸し出し(所有していない)。

2 相違点
○自転車ゲームはコースは公園やグランドなど閉ざされた環境。
一方、ハンドバイク体験会は同じく閉ざされた場合(以下、クローズ)もあるもの、半分はクローズ、半分は公道という場合があるのは年齢の幅が広いことに影響される。
○子ども自転車ゲームは2輪のため、バランスを取ることが重視される。
ハンドバイク体験会は機材と身体の調整が取れているかが重視されることとあわせて、3輪独特の横勾配や段差への対応というバランス感覚が求められる。
○子ども自転車ゲームはその名の通り子どもが主体であり、認知力や協調性など社会に出るための素養も体得できるとされている。
ハンドバイク体験会は障害の種類や受症の時期により年齢の固定概念がない。人によってはすでに自動車運転免許を取得している。

いずれにしても、「自転車を使い、交通社会に出る一歩」であることには変わりはありません。
その際に必要な情報(自転車の取り扱い、操縦方法、そしてルールに関する知識)が伝わる環境もまた、必要な条件だろうと思いました。