2008年11月17日
まえばし自転車フェスタ その2
ロングライドのイベントに参加して感じたことを幾つか。
先ずは、これはおいらにだって覚えのあることだから仕方のないことだけど、スタート時に走り方の確認がされることがなかった。
手信号、左通行、併走不可。家族連れもいたことであるわけで、走りなれていない人もいるのであるから、どうせなら安全走行のプレゼンがあっても良いんじゃないかと思った。
いよいよスタート。
さらに会場からスタート地点の端の上までみんな押して歩き、グループごと順番に出発。おいおいおいおい、いきなり橋の歩道を颯爽と走リ出した。偽善者として言わせてもらえば、これって速すぎない?(*_*)
すぐに4車線道路を渡る交差点の信号。
あらら点滅して変わちゃった。っておい、いくらグループのケツから追うように後発していたのがはぐれそうだからって、こどもたちが順番に信号待ちしている前をスタッフが信号無視して走っていくなー。
信号も渡り終え、いよいよ走行開始。
いくつか橋をくぐるため下ったり上ったり。やばいハンドサイクルの欠点が如実に現れ、ちびっ子うに抜かされる。(^^;)
ようやく平坦な道のり。
しかし、途中小さな丸い砂利を固めた路面が登場。おいらこの舗装、大っ嫌い。漕げなくなるし、ブレーキも利かない。雨でさらに滑る。こけろと言わんばかりの嫌な舗装だけど、何事もなく通過。
しかしさっきから、き、気になる。スタッフとちびっ子のお父さんが楽しそうに"道いっぱい併走"してる・・・。それを見てか自然にか、こどもたちもいつの間にか2列に道を塞ぐようにジグザグ走り出した。
ダ、ダメだ。衝動が抑えられない。「ごめんねーちょっと抜くねー」とちびっ子を抜き、スタッフと親の間に入り込んで言ってしまった。「やっぱり、こんなイベントなんだし併走はよくないと思うんですけど。」ヘタレが正論を説いてしまった。
その後、本当は元のグループだったはずの前グループに追いつくようにペースを上げたら、ホールから異音がしてくるし、さらに、おいらがぶら下げていたキーの束を落としてしまい、それを追いついてきたちびっ子にとってもらったりして、結局ちびっ子たちと同じ元に位置に戻ったのであった。(^^;)
引き返し地点でしばしの休憩。
それから復路へ、今度は上り気味の道のり。やばい、たち漕ぎのちびっ子たちに置いていかれるっ。ここまで来るともう必死。
徐々に離され、少し間があて居たはずなのにみんなが止まってる。やべー待たせたのかな?とか思い込んだら、ちびっ子2人と大人一人がこけたとの事。
大丈夫かよーと、思えばここはあの心配していた舗装のところ。たぶん見栄えよく蛇行させていたせいで、そこを曲がりきれずにハイサイド起したのであろう。
おとうさんの前輪のVブレーキの具合が悪くなったとのこと。むむむ、スタッフと一緒になって対処してみると、ニップルが錆び腐ってこけた拍子にスポークが抜けてしまっていたのであった。よくよく見ると”J”の自転車だった。昨日、疋田氏の本で読んだばっかり。本当にこうなるんだ、と実感。
なんとかみんな復旧して、再スタート。その後もどんどん離され(笑)最後尾でマイペースに走り、元の橋に。車道から颯爽と、と思ってもガードレールに切れ目がない。仕方なく歩道を。おいらの決めで歩道は急いでいても10km/h。伴走してくれたスタッフは口にはしなかったけど「さっきまであんなに飛ばしていたのに」って不思議だったろうな。
ホール直前の広場に入るスロープ。
公園とかによくある石敷きの下り。やばい、3輪とも滑るーーーっと、ぎりぎりレンガ面に乗り、助かった。(*_*)
でも、こんな路面。重大な欠陥だと思う。雨が降るから滑りやすい?なんで歩行者が通りそうな道に限ってこう滑りやすい造りなんだ?
いやいや、整備した道なんだから、雨が降っても滑らない”安心安全な道”であるべきだと思う。降雨の災害時にだってここ使うんだろうに。いいのか?これで。
さらに、最後尾で走ったことで新たな発見。
ちびっ子たちは大人(親)の走り方を良いも悪いも含めて、それが最適なのだろうと全て合わせて付いていくということを。これが彼・彼女達の視界幅なんだろうな。
親が右によって走ればちびっ子も右に、親が立ち漕ぎすれば同じタイミングでちびっ子も立ち漕ぎし、親がケツを浮かせばやっぱり真似して決を浮かす。
ずっとそれを見ていたら、いとおし過ぎてたまらなくなった。
それを見ていて思った。なぜ子供たちは正義の味方が好きなのか。そしてやっぱり一番身近に居るヒーロー・ヒロインは無条件に”親”がその役割を果たしているのだな。ということを。
そんなことわざわざ言葉にすることはないし、親でもないおいらがよそ様の子に対してそんな事言える立場ではないけど。
でも、コト自転車に対してだけであれば、安全運転教室だなんて子供たちだけに教育ということでルール・マナーを押し付けるのは無責任だと思う。ヘルメットにしたってそうだと思うし。
先ずは大人が見本として教育を受け子供たちを安全に導き、そして子供も教育を受け場合によっては大人もその姿から安全とは何かということを学ぶべきだと思う。
一応、これがおいらの”大人の宿題”の答え。
でも、この答えは一つではないし、終わりもない。将来の子供たちのため、ずっと考え続ける必要もある、と思ったのであった。
でわでわ
先ずは、これはおいらにだって覚えのあることだから仕方のないことだけど、スタート時に走り方の確認がされることがなかった。
手信号、左通行、併走不可。家族連れもいたことであるわけで、走りなれていない人もいるのであるから、どうせなら安全走行のプレゼンがあっても良いんじゃないかと思った。
いよいよスタート。
さらに会場からスタート地点の端の上までみんな押して歩き、グループごと順番に出発。おいおいおいおい、いきなり橋の歩道を颯爽と走リ出した。偽善者として言わせてもらえば、これって速すぎない?(*_*)
すぐに4車線道路を渡る交差点の信号。
あらら点滅して変わちゃった。っておい、いくらグループのケツから追うように後発していたのがはぐれそうだからって、こどもたちが順番に信号待ちしている前をスタッフが信号無視して走っていくなー。
信号も渡り終え、いよいよ走行開始。
いくつか橋をくぐるため下ったり上ったり。やばいハンドサイクルの欠点が如実に現れ、ちびっ子うに抜かされる。(^^;)
ようやく平坦な道のり。
しかし、途中小さな丸い砂利を固めた路面が登場。おいらこの舗装、大っ嫌い。漕げなくなるし、ブレーキも利かない。雨でさらに滑る。こけろと言わんばかりの嫌な舗装だけど、何事もなく通過。
しかしさっきから、き、気になる。スタッフとちびっ子のお父さんが楽しそうに"道いっぱい併走"してる・・・。それを見てか自然にか、こどもたちもいつの間にか2列に道を塞ぐようにジグザグ走り出した。
ダ、ダメだ。衝動が抑えられない。「ごめんねーちょっと抜くねー」とちびっ子を抜き、スタッフと親の間に入り込んで言ってしまった。「やっぱり、こんなイベントなんだし併走はよくないと思うんですけど。」ヘタレが正論を説いてしまった。
その後、本当は元のグループだったはずの前グループに追いつくようにペースを上げたら、ホールから異音がしてくるし、さらに、おいらがぶら下げていたキーの束を落としてしまい、それを追いついてきたちびっ子にとってもらったりして、結局ちびっ子たちと同じ元に位置に戻ったのであった。(^^;)
引き返し地点でしばしの休憩。
それから復路へ、今度は上り気味の道のり。やばい、たち漕ぎのちびっ子たちに置いていかれるっ。ここまで来るともう必死。
徐々に離され、少し間があて居たはずなのにみんなが止まってる。やべー待たせたのかな?とか思い込んだら、ちびっ子2人と大人一人がこけたとの事。
大丈夫かよーと、思えばここはあの心配していた舗装のところ。たぶん見栄えよく蛇行させていたせいで、そこを曲がりきれずにハイサイド起したのであろう。
おとうさんの前輪のVブレーキの具合が悪くなったとのこと。むむむ、スタッフと一緒になって対処してみると、ニップルが錆び腐ってこけた拍子にスポークが抜けてしまっていたのであった。よくよく見ると”J”の自転車だった。昨日、疋田氏の本で読んだばっかり。本当にこうなるんだ、と実感。
なんとかみんな復旧して、再スタート。その後もどんどん離され(笑)最後尾でマイペースに走り、元の橋に。車道から颯爽と、と思ってもガードレールに切れ目がない。仕方なく歩道を。おいらの決めで歩道は急いでいても10km/h。伴走してくれたスタッフは口にはしなかったけど「さっきまであんなに飛ばしていたのに」って不思議だったろうな。
ホール直前の広場に入るスロープ。
公園とかによくある石敷きの下り。やばい、3輪とも滑るーーーっと、ぎりぎりレンガ面に乗り、助かった。(*_*)
でも、こんな路面。重大な欠陥だと思う。雨が降るから滑りやすい?なんで歩行者が通りそうな道に限ってこう滑りやすい造りなんだ?
いやいや、整備した道なんだから、雨が降っても滑らない”安心安全な道”であるべきだと思う。降雨の災害時にだってここ使うんだろうに。いいのか?これで。
さらに、最後尾で走ったことで新たな発見。
ちびっ子たちは大人(親)の走り方を良いも悪いも含めて、それが最適なのだろうと全て合わせて付いていくということを。これが彼・彼女達の視界幅なんだろうな。
親が右によって走ればちびっ子も右に、親が立ち漕ぎすれば同じタイミングでちびっ子も立ち漕ぎし、親がケツを浮かせばやっぱり真似して決を浮かす。
ずっとそれを見ていたら、いとおし過ぎてたまらなくなった。
それを見ていて思った。なぜ子供たちは正義の味方が好きなのか。そしてやっぱり一番身近に居るヒーロー・ヒロインは無条件に”親”がその役割を果たしているのだな。ということを。
そんなことわざわざ言葉にすることはないし、親でもないおいらがよそ様の子に対してそんな事言える立場ではないけど。
でも、コト自転車に対してだけであれば、安全運転教室だなんて子供たちだけに教育ということでルール・マナーを押し付けるのは無責任だと思う。ヘルメットにしたってそうだと思うし。
先ずは大人が見本として教育を受け子供たちを安全に導き、そして子供も教育を受け場合によっては大人もその姿から安全とは何かということを学ぶべきだと思う。
一応、これがおいらの”大人の宿題”の答え。
でも、この答えは一つではないし、終わりもない。将来の子供たちのため、ずっと考え続ける必要もある、と思ったのであった。
でわでわ