2011年09月13日
押しチャリ
前回の”華麗なる双輪主義”を見てみたいと思ったのも訳がある。
ここ最近、自転車関連ニュースなどで耳にした「押しチャリ」という言葉。
その行為自体は賛成。でも・・・チャリという言葉を行政側が使うことに反対。
一つは前にも書いた(ひとりごと)とおり、幼稚な言葉を多用することに疑問が湧き、もう一つは、自信を持って言うことができない語源がはっきりしない言葉を一般名詞として使用して良いのかという疑問。
ある時検索してみると、この書籍の記事を紹介している記事に出会った。
(華麗なる双輪主義、P23から引用)
<(前半省略)最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。私は明確に覚えているのだが、1970年代までは、この語には「かっぱらい」とか「盗む」という意味しかなかった。(以下省略)>
(引用終わり。追加分を追記へ記す)
さらに上記を使って言い換えてみると、「押しカッパライ」「押し盗み」。あらららら。
曖昧さから曖昧さを含み、今やカワイイ言葉になってしまった。
この記事を出版物として手にしてみたかったのが購入目的。
その後、「ちゃり」のみを辞書検索してみると本当によくでてくる言葉だったのにショックを受けた。
奇しくもどうやら多くの自転車関係者が言わんとする、道交法の改正とこれまた時期が一緒なのが気味が悪い。
ここまで来ると自分の人生が否定されているような、そんな気分にすらなってくる。
とはいえ、今ではそれを愛称とし、良い方向に活動を進めている団体の方も存じている。
そこで、苦し紛れにもう一つ語源を今さら追加してみる。
chariot = チャリオット : 馬引きの横2輪戦車のことらしい
ハンドバイクの語源にするには”まさにうってつけ”の語源!
後付けだけど。
ということで結びとして、やはりこの言葉はリッパな大人になるためにそろそろ卒業する必要があるのではないか。と、ブーブな人たちには伝えたい。:-)
ここ最近、自転車関連ニュースなどで耳にした「押しチャリ」という言葉。
その行為自体は賛成。でも・・・チャリという言葉を行政側が使うことに反対。
一つは前にも書いた(ひとりごと)とおり、幼稚な言葉を多用することに疑問が湧き、もう一つは、自信を持って言うことができない語源がはっきりしない言葉を一般名詞として使用して良いのかという疑問。
ある時検索してみると、この書籍の記事を紹介している記事に出会った。
(華麗なる双輪主義、P23から引用)
<(前半省略)最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。私は明確に覚えているのだが、1970年代までは、この語には「かっぱらい」とか「盗む」という意味しかなかった。(以下省略)>
(引用終わり。追加分を追記へ記す)
さらに上記を使って言い換えてみると、「押しカッパライ」「押し盗み」。あらららら。
曖昧さから曖昧さを含み、今やカワイイ言葉になってしまった。
この記事を出版物として手にしてみたかったのが購入目的。
その後、「ちゃり」のみを辞書検索してみると本当によくでてくる言葉だったのにショックを受けた。
奇しくもどうやら多くの自転車関係者が言わんとする、道交法の改正とこれまた時期が一緒なのが気味が悪い。
ここまで来ると自分の人生が否定されているような、そんな気分にすらなってくる。
とはいえ、今ではそれを愛称とし、良い方向に活動を進めている団体の方も存じている。
そこで、苦し紛れにもう一つ語源を今さら追加してみる。
chariot = チャリオット : 馬引きの横2輪戦車のことらしい
ハンドバイクの語源にするには”まさにうってつけ”の語源!
後付けだけど。
ということで結びとして、やはりこの言葉はリッパな大人になるためにそろそろ卒業する必要があるのではないか。と、ブーブな人たちには伝えたい。:-)
<(前半省略)最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。私は明確に覚えているのだが、1970年代までは、この語には「かっぱらい」とか「盗む」という意味しかなかった。(当時の辞書やちばてつや氏の漫画にもこの語は「盗み」の意味でしかでてこない)オートバイで免許停止になった者が、路上の自転車を盗んでオートバイの首魁に駆けつけるのを「チャリンコしてきた」と言ったのがすべてのはじまりである。このような、自転車に対する最大級の「侮蔑」と「見下し」の表現である言葉を自転車愛好家たるものは決して許してはならない。>