理由欠点と言う名の利点

2012年05月20日

駐輪場

<御礼>

今日はちょいと買い足しに町田駅前のツインズへ。

あたりは駅前、もちろん路上は駐輪禁止。
そこでビル壁面に掲示してある駐輪を目指すが・・・地下へ設置されたその場へは残念ながら階段のため車いすでは入れない。

運良く警備の方が通りかかったので、駐輪したい旨を伝えるとビルの管理の方へ伝えてもらえ、管理事務所でハンドバイクを預かってもらえるとのこと。12インチ、ベルトドライブで良かった。気兼ねなくフレームをつかみ、ママチャリほどの重量なので、そのままかついで地下の事務所に運んでもらえた。

もろもろ用事を済まし、先に伺っていた事務所へ電話をかけ、地上へハンドバイクを運んでもらえ、お礼を述べると、「この様な機械は初めて見ました。」とのこと。でしょうねぇ・・・。(^^;)

突発的なお願いに丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。



<駐輪免許証>

でも、今回はハンドバイクであったのでこの様な対応が可能であったが、これがご高齢の方の3輪の自転車だったらどうなるのだろうか・・・。

話はそれるが、昨今、自転車を運転することに免許を採用している記事を目にするが、だとするとそれは自転車が危険な乗り物だとの現れにもなってしまうのではないかと思うと同時に、最終的に免許を取得することが目的となり、安全や義務などの「なぜ?」と思う哲学が端折られるのではないかとヒヤヒヤである。

そんなこんなで前から思ってはいたのだが、前述のように立体化された場所で3輪が置けない場合もあり、路上であっても地上での駐輪施設はどうしても必要だと考える。

ならば、「駐輪をするための免許証」というのはいかがかと。

たとえば障がい者高齢者だけを考えれば、今までの発想ならば「許可証」となるであろう。しかし、それでは使い方そのものは野放しである。偽造であったり模倣であったりが行われてもイケナイだろう。

どのような場合であれば駐輪をすることができるのか、免許の効力を失う場合など、その権利と義務を求め、その利用者たる証を提示する。これならば車両だけではなく人にその能力を持たせることができ、義務が果たせないのならば権利を失うのである。

仕組みとしてはタスポやパスモのようなタッチカードで可能であるし、申請時に審査することによって健常者、障がい者の区別をつけることも可能である。
これであればナンバープレート化するような場合でも、ただの管理目的だけではなく利用するための仕組みとなり、車両に対する責任が増す。

違反に対する罰則は・・・資格喪失による再交付申請くらいか?
個人認証を住基カードや免許証から店舗のポイントカード、どのレベルに合わせるかも明確にする必要があるだろう。偽造など起きてははならないし、人違いにも対応しなくてはならないだろう。どのくらいまで権力行使やリスクを考慮する必要があるのかは、考えがまとまらない。

その仕組みの上で駐輪場としてのポートや、入り口認証での駐輪場や、施錠のみのポートを地上施設として設けるのである。

これはいわば”逆コミュニティサイクル”である。その差は乗り捨てには対応できないことだろう。(乗り捨ての表現にも抵抗があるが)


問題はカードの故障時と小児への扱いか?
故障時は、パスワード認証とオペレータ対応の3重システムができれば機能するのではないだろうかと考える。違反に対する再発行は面倒な手続きを踏み、故障に対する再発行には迅速に対応できるようにしたい。
小児に対しては、駐輪免許制度ならやはり申請により年齢認証、事故対応などの緊急連絡先なども管理できることが期待でき、また、運用の仕方は適正に行う必要があるが、もしもの場合の軌跡記録にもなることも期待できるだろう。



とうことで、障がい者目線、問題点を利点に替え、さらに利用を増進できる仕組みになればと自分本位に考えた。責任放棄する訳ではないが、独り言くらいと思ってもらえればと。

車両は走り出せば、停まるところも要る。
駐輪をまじめに考えるのは正直、面倒くさいことだが、堂々と易々と利用できるようになればと願ってやまないのである。

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