車学、補講バイブル!?

2012年11月17日

パラダイムシフト

今、計画していることがあります。(今回はデスマス調に)
電動アシスト型のアダプター式ハンドバイクの購入計画です。

リポ・スマート(バイロイト) Lipo smart Bayreuth
http://www.terreus.co.jp/02_adapter/03_adapter_elect/elect/lipo_smart_Bayreuth/lipo_smart_b.htm

正直、今まで「電動アシストなんて邪道だよ」と思っていました。かの疋田塾でもママチャリとロードバイクの存在意義を聞き、軽量化と機能性は比例すると感じ、スピード感を求めると最後はレース用のハンドバイクなりになるものだと思っていました。

その特徴は、かのアレックス・ザナルディのフルカーボンのバイクを持ち上げるシーンから見ることができますね。




昨年末、国土交通省と警察庁との委員会の傍聴へ出席してから、これからの自転車対策に向けた意気込みを感じました。
次に高齢者障がい者向け自転車の委員会に参加したことから、歩行者と自転車の間にある車いす、電動車いす、シニアカーの法的位置や問題点、その中でのハンドバイクの考え方を整理できました。
その後も、土木学会のセミナーを通して知った中速モード。
そして超小型車へ向けた動向。

これらを関連づけて考えて行くに連れ、改めて交通社会の中でのハンドバイクの役割を考えていくと、今のままの自己満足状態ではまた”置いてけぼり”をくってしまうのではないかと不安がこみ上げてきました。

youtubeで動画を検索してみてもアダプター式はあまり見ず、レースタイプなど固定型のものばかり。しかし、そこにはイタリア、フランス、ドイツ等のレース文化が成熟している地域と、アメリカに見られる負傷兵の更生プログラムの関係などがあるのではないか、そんな仮説を感じてしまうのです。

そこで、日本の今と少し先を考えると、レースタイプがメジャーになるのはやはりレース上(場)であり、その多くはサーキットなど閉塞した空間になってしまうのではないかということ。

いや、レース文化を否定しているのではありません。むしろ、レースという統一した規則を用いて、その繫がりから世界を渡り歩くことができるのは羨ましい限りです。

ただ、社会とのつながりとしてみた場合、食事・トイレ・買い物をする為のものではないということは、月日が経過するほど”よそ者”となるのではないかと要らぬ心配をしてしまうのです。どうしても、そういった生活の基準は車いすですので、その車いすの進化形は?と考えてしまうのです。

電動アシストを意識するようになったのは、一つのきっかけとしてこの動画を見てからというもの。


結局のところ、レースタイプを乗ったとしても力不足を補う方法を求めてしまうのかと感じてしまったからです。閉塞した空間ではなく、公道という解放された場所でハンドバイクを利用する場合、常に健常者の運動能力との差が気になります。

気にしたところで違いがあるのは仕方がないのですが、こと自動車など注意しなくてはならない存在との関係で、予測不能の動きをすることはかえって危険を誘導することにもなりかねないのではないか?特に上り坂で歩行者よりも遅く走行する場面は幅員が狭いほどなんともし難く、非難の的になりかねません。

では、”何ができないのか”を考えてみると、歩行に関連して”立ち漕ぎ”と”押し歩き”です。
それを代替する手段は?と考えた訳です。

また、フル電動の場合を考えた場合、話題の超小型車も現在はまだ車いす使用者の存在は感じられず、ましてその法制化されてからハンドコントロールに至るまでどのくらいの時間がかかるかは予測できません。
そして唯一、ミニカーとして登録できるWCVも自宅周りの坂道では立ち往生することが考えられる事から導入には至りません。

そして、これら電動を自転車と組み合わせて利用する場合はアシスト機能となる訳ですが、支障となるのは法律の問題ですね。もっとも、本来、不正機器の輸入を防止する意味や事故防止のために設けられた、道路運送車両法や道路交通法も、その各論となるそれぞれの規則や条例まで立ち入ると個人では太刀打ちできません。ゆえにホビーとしてパーツ集めをすることはできません。(情報だけは集めますが:-))

そこで、既存の製品を利用する訳であり、なんとか唯一存在するハンドバイクを購入してみようと思い立った訳です。

といっても、金額が金額な訳で、まずは試乗してみなくてはなんとも判断ができません。
さっそく来週、その試乗のお約束をさせていただき、店舗へ向かう予定です。

それにしても、自分でもここまで考え方が変わったことに驚いています。
アダプタ式ハンドバイクはそれだけでも重量が大きいのに、バッテリーやモーターの重さも加われば、もはやオートバイと変わらない存在感となるでしょう。でもそこが魅力に感じてしまったんですね。

昨今、自家用車で出掛けても、渋滞は嫌になるし、駐車場も特に車いすマークの場所はファミリーカーに占領され停められず、ガソリンだってこの先何やら問題が起きそなキナ臭いニュースを読みました。

思惑通りの乗り方ができるのであれば、例の”中速モード”に当事者として切り込むことができ、もはや自転車乗りとしてのノウハウもおかげさまで身に付いた(!?)ことにより、皆さんと肩を並べて自転車としての意見を述べることができるだろうとホクホクしています。

また、全てとは言わなくても数ある坂道も登ることができるでしょうから、今までわざわざ遠回りしていた道も道なり直線のコースを選ぶことができるのかも知れない。簡単な峠道とかナントカ街道をひたすら走る、なんて楽しみもできるかもしれません。

試乗を通した課題は、バッテリーを効率よく使うノウハウを得ること、輪行まで発展することかの検証、荷物の積載方法の検証、といったところでしょうか。

パーツを集め自作で同程度の多段ハンドバイクを作成したことも含めれば、この電動アシストでシュトリッカー社のアダプタ式ハンドバイクを見事コンプリートしたことになる訳で、とうとうかという想いも。(^^;)

レースやリクリエーションでの走りを中心としたハンドバイクの存在は聡明期から発展期に入ったのではないかと勝手に感じています。そして、レースタイプバイクの方はクルマもそれにあわせたものが必要となるとのことで、ということは生活そのものがレースを中心とした生活形態になるということであり、それなりの適正がなければおいそれと足を踏み入れる領域でもないのかなと感じています。

ならば、これからは生活にそった使い方を、さらには今時の言葉で”よりスマートに”利用できる方法を環境も含めて考えていく時期なのかなとこれまた勝手に考えています。

3.11のあと、片道20kmの通勤をハンドバイクでしなくてはならないかと覚悟をしていましたが、幸いにも当日に満タンにしてから供給が安定するまで持ってくれたため、難を逃れました。遊びでなら走りきれますけど、通勤となったら私にはちょっとキツイです。居眠りが続くかと・・・

でも、アシストがるのならば、それも問題が無いのかもしれません。
ましてや週末の移動は他県に行くとかでなければ、これで十分になってしまうことでしょう。

また、環境問題の言葉にカーボンオフセットという考えもありますが、電気を使うということはオフセットにはできないですね。それでも、自動車で使うはずだった燃料を電気を生む為に使ったのだと考えれば、カーボントレードなんて言葉に置き換えるここができるのかもしれません。

そう考えれば、電動アシストもあながち嫌うことでもないのかなと考えが変わり、言い方の違いだけだけですが、アシストではなく”ハイブリット”ととらえればなんだかカッコいいなと思える訳です。すると、(聞くところによるとオンオフのスイッチングができるらしいので)電池を持たせる為に効率的な走り方を考えるようになるでしょう。

また、歩くよりも遅くなる坂道などもスムーズに通過できるのであれば、楽になるだけではなく、その先を求めてより長く走り続けることができるのかもしれません。

また、かの松浦晋也氏の記事では「自転車2.0、自転車3.0」という考え方が示されている訳ですが、これこそハンドバイクの示す利用方法なのではないかとも感じています。
>松浦晋也のL/D(「自転車2.0」と「自転車3.0」)
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2012/08/2030-1903.html

そこで今後アシストのことに興味が続くようであれば、「Handbike2.0」として記事にしていこうと思います。
既に使用されている方には余計なお世話となることでしょうが・・・

久しぶりに冒険心に火がつきました。最終目標はしまなみ海道です。
もう、ドキがムネムネです。

tetchin01 at 18:10│Comments(0)TrackBack(0) 日記 | HandBike2.0

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