ジャッキアプ2輪方式

2012年12月02日

ガイドライン

ついに出ましたね。

「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」について
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000300.html

まだその全てを読み終えてはいないのですが、ざっと流し読みしたところで気になったことをば。


残念なことは、p3に「普通自転車」の言葉が残ったこと。
ハンドバイクやタンデムなどの普通ではない自転車は、まだ少しマイノリティでいる必要があるようですね。
それでも、後述の通りアダプタ式のハンドバイクはその範疇に含まれるものと考えますが・・・。

また、pI-11、図I-4 基本的な整備形態(イメージ)を見て、自転車と自動車との共有としての自転車レーンが整備の基本となることはとてもありがたいのですが、頭にある自転車道の存在は、地方でのレース用ハンドバイクの走行に支障を与えてしまい、今後のレース文化を阻害しないかと次世代に向けて不安が残ります。



とはいえ、ハンドバイク的に前進できたと思われることが!

-IV-18-のページ(全体の半分くらいの場所)に

「IV 自転車利用の総合的な取組」
「事例IV-25 高齢者が利用できる自転車や車いすと連結可能な自転車などの周知・PR事例」

と、例のパンフの画像とともに



「車いすと連結可能な自転車」


という言葉が加わったこと。
これは変化の兆し!?

これがハンドバイクそのものなのか100%の確証はありませんが、楽観的に、未来のカタチとしてその視野には入ったものと考えます。

重ねて残念ながらもうしばらくマイノリティとして普通以外の自転車が存在する訳ですが、腫れ物を触るように一足飛びにあらぬ方向付けされるよりも、これからの可能性とできないことの不可能性を理解しつつ、今後の活用の幅を広げられることがより理想的だと思います。

そのためには、現利用者がその必要性を訴えつつ、これからの利用者層を広げ、交通社会全体での位置づけを定義していきたいですね。

あわせて、交通社会から隔離した利用方法としてレース文化があることを主張し、その成果をアピールできればバランスの取れた関係もでき、より理想的だと思いますね。
車いすだって生活の場面とスポーツの場面とで共生できたのですから、さほど無理なことではないでしょう。

何より健常者にとっても有益なはず、と考えます。
共生共有の始まりであればと。

tetchin01 at 11:59│Comments(0)TrackBack(0)日記 

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