断線の思い練習風景

2013年05月22日

配線

先日、断線した時の予備として出力レバーの予備を買った。
が、正直、予想と違ってケーブルが短いし、コネクタの♂♀が逆だしで困惑気味だった。

ちょっと気になることもあり、ばらしてみた。(^^)

この出力レバー、旧も新もその機構は、永久磁石とその磁力線を取る磁気センサーからできている。
旧のはレバー中心両端に永久磁石をセンサーを挟むように付け、近づく磁力線に感応していると思われる。磁気の極が+もーも同じN同士かS同士。磁気の有無の強さだけを取っているようだ。(正確に測っていないので分からない)
電極は3極
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そして、新のは永久磁石の板がセンサーの上をスライドする仕組み。電極は同じく3極で、スライドする磁石は当たり前にS極とN極がある。
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センサーの取り付け向きが90度違うことからどちらのセンサーも、8の字に発生する磁力線の中心からの距離だけを取るのだろうと思う。問題はそれをボリュームとして使う場合、新の方がアナログ度が高く徐々に加減することが可能なのではないかと思う。

そして何よりこれらが秀逸なのは磁気を使った点。金属などの接触型ボリュームは微妙な加減は可能だが金属な故、防水が必要だが、磁気を使えば防水の心配はない。ただ、旧のレバーは微妙な調整はできなかったので、新のレバーに期待がムンムン。これはイッチョ断線直しながら替えてみようと思った。

まずは新レバーのコネクタを切断。

あれれ!ケーブルの色が違う。(^^;)

戸惑いながらも、本当にテキトーに似た色同士を結線。
早速つなげてみるも・・・無反応。(T-T)

もしやショートでもさせたのではないかと心配でたまらなかった。
そして、もう一度センサーを観察。

一つはアースとなるだろう1本を真ん中の線だろうと当たりを付ける。
その両端となる線を付け、つないでみた。

クランクを回すと、キュイーン!
動いた!!

が、レバーは最小レベル。
最大にしても最小にしても勢いよく回る(T-T)
やり直し。

やはり真ん中の線をアースとして残し、その両端をつなぎ替えた。
まずは出力レベルを上げた状態。
ギューン!動くぞ。

次は最小レベル。
シーン。やった!

大小を繰り返し、問題ないことを確認。
断線を避けるため、熱収縮チューブを3重に。

新の出力レバーは思った通り、かなり反応は良い。
さらに気のせいだろうか、出力がわずかに上がったのではないかと思えるほど。
空転が多くなった。嬉しいような悲しいような。


ヤマハのアシスト車などはこういう急な出力を抑えるためにセンサーを増やしたらしいが、コチとりゃユーザー側がそのような改造はできない工夫はできないので、ハンドバイク特有の空転にも悩まされるため、こまめに出力調整をする必要がある。

コンピューターよりも、勘ピュータである。

最近ようやくその操作に慣れて来たのだが、この操作はプリウスの運転によく似ている。
というのも、通勤の自家用車がそのプリウスであり、

プリウス        スマートハンドバイク
エンジン+モーター = モーター+人力

という式が頭に浮かぶ。

プリウスの運転テクニックに「滑空」という方法がある。
これはスタート時にエンジンである程度まで加速し、いわゆるハーフスロットルとなる時にアクセルを戻すのである。そしてわずかにアクセルをあけるとエンジンがかからない範囲で、モーターだけで進み続けるのである。

これをハンドバイクで再現するとなると、自分の巡航できる体力で走行しながらそのスピードと同じくらいのモーター出力に合わせるのである。これがうまくシンクロすると、それだけ巡航距離が伸びるのである。もっとも、モータやバッテリーの重量から来る質量の増加分の摩擦抵抗を相殺しなくてはならないので、電力をゼロにはできない。そして必要に応じて、上り坂や向かい風の時にはモーターを入れる。

大枚をはたいた分、なかなかそこまで思考が落ち着いてくれず、どれだけ速度を上げることができるのか?どれだけ楽ができるのか?にばかり意識が向いてしまう。

しかし、冷静になれば、「できないことをできるようにする」ためのモーターの使い方を考えると、何も速度だけがその魅力ではなく、上り坂、向かい風、悪路、ハンドバイクが苦手な部分に活用するように思えば、「モーターを使わない」走り方と「モーターを使う」走り方の組み合わせを考えれば良いのである。

すると行き着く先は「クルーズコントロール」になるのだろう、とは考え過ぎだろうか。

どうやら底なし沼か天空か。そんな世界に首を突っ込んだようである。
依存症とでも言うべきか、もう引き返せない。
これはEU圏で流行るはずである。

できないことの壁を実感できる分、それが崩れる開放感は何事にも替え難い。
これは車いすからじゃないとわからない。これこそ人生のオマケ。



たかが200km走っただけでも、こんな考えが湧いて来た。
立場もわきまえず、幼稚な考えであることも承知の上で、あえて。

もはや、電動アシストと第1種原動機付自転車(50cc)とを統廃合して、それこそを中速モードと位置づけ、出力制限を設けつつも、ゾ−ン30専用車種としての位置づけを行っても良いのではないのだろうか。
そしてその中にはもちろん、リカンベント型もアダプタ型もハンドバイクがあり、セグウエイがあり、ミニカーもある。そこでも秩序をどう守るかが問題になることは予想できる。

最近の記事を眺めていて気になるのは、「捕まらないためのルールマナー」となっていないか?ということ。「守る」という言葉の使い方を仕切り直しても良いのではないかと思う。鳥肌が立つようなことをあえて。

守るのは規則ではなく、守るのは相手や自分というヒトである。

なんてね。


できないことをできることにする。
もがいて競っての世界の反対側、この感覚はレースと同じ。

tetchin01 at 23:43│Comments(0)TrackBack(0)HandBike2.0 | 日記

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