お台場サイクルフェスティバル後付け電動

2013年07月15日

宮ヶ瀬湖

電動ハイブリッドに乗り、坂の不安がかなり無くなりました。

反面、それだけモーターに頼っている訳で、バッテリーがなくなってしまうとオモリを引いているような感覚になるので、バッテリーの残量管理が欠かせません。


そんな坂への強みをもって行きたかったのは、峠道。
とはいえ、途中でバッテリー切れでは目も当てられないので、手始めに家からでも輪行なしで行けそうなところを選び、行くことに。

ま、何度となく手前までは行っていて、空転さえなければ大丈夫だろうと思っていました。
IMGP1174


先週、夢舞いのポタリングの試走に参加して、出力コントローラーの断線トラブルに見舞われ、後半7kmをぐだぐだになりながらの完走を経て、ようやく修理したものの、どうやら結線を間違えたらしく、オンオフしか利かずにバッテリーを想定以上に食ってしまう状態。

国道を20kmほど北上し、一つめがね橋を渡って谷を越え、もう一つ先の川を交差する入り口へ。
休日とも有りクルマの通行が多く、うっとうしいので川沿いに登ることに。
電源すら切って、体力だけでえっちらおっちらと登っていると、いかん、ハンガーノック近くなって来た。

しばらく行ってそろそろ昼食の準備をするためにコンビニでも探そうと幹線道路に出ようとするが、あれま、坂がキツイ。

もちろんモーターを入れ勢いを付けるも、けっきょく空転を抑えられずに車いすの後輪を手で回す。重さが悪影響で、つらいつらい。

幹線道路に出てみたところ、あれ?コンビニが無い。自動車で通った時に確かにここいらにあったはずが、どうやらもっと下流側らしい。多少の補給食は持っていることもあり、また戻るのも無駄なので強行して登ることに。

数台のオートバイが抜かれつつ、いよいよ峠道っぽくなって来たなと感じつつ進むと、こんなところに食堂が。

これはなんと幸運。

DSC_0160  IMGP1177

DSC_0162  DSC_0163


もりもり食って、イザ出発。

あれっ、という間に宮ヶ瀬湖に着いてしまった。
ここまででけっこう登っていたのだということに気がつかされる。そのはずで残量は53%。

IMGP1180


湖一周はあきらめ、湖東側半分の町営林道を通って下ることにする。
こちらはセンターラインにポールが設置されており、自動車がくれば道をふさぐことになるので、正直、不安になる。

さらに途中にはトンネルもいくつか有るような道。
んがしかし、冒険心にくすぐられ、不安はすっ飛んだ。

悪いクセだ。

夜装備も万全。ヘッドランプにヘルメットのランプ、テールランプもバッチリ付けて、いざ!
アップダウンもカーブも下手なクルマに遭遇せずにすみホッとした。

そしてトンネルに近づくと、照明が無く真っ暗闇。
単独走行も相まって、寒々しいのナンの。こりゃ天然クーラーだわ。
と一人ご満悦。

そんな楽しい道もすぐに終わり、いよいよ山下り。
街中の道ならそれなりに速度を出すところだが、ここは慎重に。
ディスクブレーキの減りも気にしつつ、1輪に2つのブレーキが有ることの意味を改めて実感。
本当にこのメーカーはハンドバイクのノウハウを蓄積しているのだなと感慨深くなった。

峠道もいよいよ終わり、ふもとの里川に合流。

あ、道を間違えた。これでは途中から輪行で帰る計画がズレる。
とは言えもう登れない。バッテリも持つのかわからないが、自走で帰ることに。

川沿いに下りしばらく行くと、前から行っていようかと思っていた管理釣り場を発見。
IMGP1183

規模は小さいけれど、フライもできるし、シーズンオフになったらハンドバイクでも来ることができるなと確認。
しかし、時間券が無かったらそれも無駄だな。

それからさらに下る。暑い。日陰も無い。

しばらく行くと、制服警官さんに停止の指示が。
ん?バスか?と思っていたら、お神輿が来た!
IMGP1186IMGP1184

これはきっと良いことの予兆だろうと勝手に決めて。

これまた初挑戦で国道をひたすら東京方面に向かう。
とはいえ、ちょうど反対に東京都心から自宅までの自走はしていることだし、それほどの不安もない。
都合良く国道近くが自宅なのは、ハンドバイクに乗るべき宿命だったのだと勝手に感じつつ、ひたすら漕ぐ漕ぐ。

なんせ、背後から雷鳴が響いている。でもモーターの出力は上げられない。
もう、漕ぐしかない。

途中、渋滞の横を抜けつつも、陸橋とトンネルといくつか抜ける。
本当だ。前に友人から聞いた通り、いくつかの陸橋とトンネルに「軽車両通行禁止」の標識がない。
もう、指差し確認しながら特攻。ラッキー。

とはいえ、こちらのトンネルは路肩にいろんなゴミがたまり危険。
いつパンクしてもおかしくない状態だけれど、不思議とパンクをした事がない。(日本では)

なんだかんだと無事、降られることはなく帰宅。
IMGP1191

さすがに100kmは達成できず。

帰って来てから雨雲レーダーで知ったけど、どうやら(レーダーでは)真っ赤な雲に追いつかれないようにうまく間を抜けていたらしい。

まさに、お神輿ラッキー。


tetchin01 at 22:26│Comments(0)TrackBack(0)日記 | サイクリング

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
お台場サイクルフェスティバル後付け電動