酒と女とウクレレと。ヘルメットねた

2013年08月06日

サイズは小さく、夢は大きく

先日、youtubeにあがっていた動画を見たときはその想像ができなかった。
Lipo-Smart ハンドバイクの16インチ版である。


本来スピードが出るようになるのであれば、どんどん速くするための工夫をするのが常なのではないかと思う。
標準規格としても、20インチか24インチということに対しての、16インチ。
シュトリッカー社の製品のページ>Electro Drive Lipo Smart

そして先日あがったこの動画を見てその理由というか、仮説が思い浮かんだ。


(追記)
え〜。この動画について別な場所で「いまいちわからない」と物言いが発生しましたので(笑)、Facebook内での彼の画像のリンクを貼ります。信用できる場合はリンクからご覧ください。>http://www.facebook.com/media/set/?set=a.579341455442142.1073741827.153458138030478&type=1

けっきょくはその画像から想像が膨らみ、旅行したいうっぷんを文字で晴らしましたとさ。
(追記終わり)

その仮説は「鉄道に載せるのに、16インチはちょうど良いサイズである」ということ。
(しかし、こういう荷物の積み方ができるのか。あぁ、オプションを頼んでおけば良かった。(T_T))

20インチの場合を例として考えた場合、まず、バッテリー(1個のみ)の性能として、その巡航距離は40kmから節約して80kmといったところだろう。
そして、速度として平均すれば10〜20弱km/hとなると思われる。
すると航続時間は出力を使い続けると考えて、最短2時間から最長8時間。

そしてそれが16インチだということは、速度も距離もそれより少なくなることは想像できる。

となると即ち、日中の移動に限られると考えられ、さらに充電が必要とあれば、ホテルなど宿泊施設を利用して充電しながら日々移動しているだろうことは想像できる。要は輪行だ。

すると、○○縦断××横断△△一周などのようなハンドバイクだけでの走破というようなパワフルな行程ではなく、大移動は鉄道で中小移動はハンドバイク、という行程が想像できる。

そして、16インチであることの理由については、上記動画の出典元であるスペインのRODEM社のfacebookページにある写真に、Lomoをつけたままバスに乗っている写真がある。(引用はできないと思うので信用あればリンク先を参照)
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=252642991445325&set=pb.153458138030478.-2207520000.1375785660.&type=3&theater
また、もう、どこのリンクだか忘れてしまったが、他にも鉄道内での似たような写真を見たこともある。

不勉強なため残念ながら、スペインの道路、鉄道、自転車に関する法規などをどのように調べることができるのかはわからない。

兎にも角にも、速度が落ちてしまっても、距離が縮まってしまっても、それよりも「使い勝手が良い理由」があるはずだ。

ほぼ同じ、でも全く違う基準から、わが国でも「ハンドル型電動車いす」の利用について鉄道各社での基準があり、またエレベータでの基準のある。

少し古いがこの様な報告書がある。
公共交通機関におけるハンドル形電動車いすの取扱いに  ついて(交通バリアフリー技術規格調査研究委員会報告書)(「国土交通省ウエブページ」へのリンク)

興味深いのはこの箇所。

ーーーーー(以下引用)
2 報告書の概要
(省略)
(4)したがって、こうした者の移動を確保する観点から、公共交通機関の利用を想定した機器が開発されるまでの間、鉄道の利用については以下の条件が考えられる。
 (なお、現行の鉄道事業者の取扱を踏まえ条件を緩和することを妨げるものでない。)
 利用者の属性に関する条件として、補装具給付制度によりハンドル形電動車いすの給付を受けている者
 鉄道駅・車両の整備状況に関する条件として、エレベーターの設置等により段差が解消されワンルートが確保されている鉄道駅 (ただし、乗降経路、車両内部の狭隘等の空間制約による当該駅の利用の可否は鉄道事業者が最終的に判断)

(5)また、鉄道事業者において上記に該当していることが容易に確認できるよう、ハンドル形電動車いすの使用者においては補装具交付決定通知書等を携帯し、駅係員等への提示を行うことにより、利用が円滑にできるよう配慮する必要がある。
ーーーーー(引用終わり)

「公共交通機関の利用を想定した機器が開発されるまでの間」うむ、まさに今じゃないか。
日本製だけにとらわれるとまたパラパゴスにならないことを願うばかり。

また、上記(5)について、ハンドル型電動車いすの世界観をもっと大きく取れれば(ようはLipoLOMOが使えること)自立することの意味も変わってくる。

自立の先にあるものは健常者の生活であり、その間にこのようなマシンがある。健常者じゃないのだからと時速6kmに押し込められる安全は本当に自立なのか、ふと疑問に思う。

使い勝手と、安全。

安全は反発するものではなく、共存するものではないか。
規制よりも可能性が先であって欲しいと願うのであった。

でわでわ


(さらに追記)
上でいう、電動車いすようなモノとは下の動画のもので、あくまでも手動車いすに前輪のハンドルとモーターが組み合わさったもの。手動車いすで日常を過ごしている者にとってはどうしてもこの方が自然に感じてしまう。


そう考えてみれば、スペインはこのようなフル電動が許される国。ならばアシスト機能も、フル電動+クランクの機構のはずで、特にクランクを積極的に使わなくても移動が可能なはず。

それであってもなお16インチだということは、やはりフル電動として使うことのオマケとしてクランクを使っているのだろう、としか考えられない。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
酒と女とウクレレと。ヘルメットねた