キャタピラ萌えスクーター

2013年12月08日

ヤバネ

青い自転車レーン、色々なところで話しを聞くとまだ「自転車道」と言われてしまったりする場面に出会う。

最近の流れでは交差点や幅員が狭い部分などは青く塗りつぶすのではなく、点線となるような矢羽根で表されるようになる。

個人的な意見で申せばこの矢羽根、「ヤバネ」としてこれだけで自転車レーンとしての表現とした方が心にスッと入り込むのではないかと感じて止まない。

レーンとして直線部分を青く塗ることよりも、こと「問題は交差点の処理だ」と有識者のかた達は申されている。

ならば、まずは交差点の自転車横断帯が姿を消していきつつ、その代わりとして「ヤバネ」に書き換えていく。
その(交差)点と(交差)点をつないでいく。その役割がレーンとなる。それで良いと思う。

「ヤバネがあるからそこを通る」
これだけで、通行部分、通行方向、通行する車種を表現できる、凄い言葉だと感じている。


「町田のヤバネを見に行ってきた」

町田経済新聞より、「町田で「自転車専用レーン」初設置−歩車分離で安全性を確保」の記事。
http://machida.keizai.biz/headline/1548/

これを見て、割と近いし見に行かなくてはと思いながら、今日になったわけで、午後の黄昏時に行きましたとさ。

場所はここで、図書館を起点にV時型に設置されている。
記事に有るようにそこから直線的にどこかに繋げられる場所ではない。しかし、T字に交差する町田街道もあり、やり方によっては関連づけることはできるはず。


大きな地図で見る

右側中心の金森図書館からV字に300mほどずつ展開されている。

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これに関しては、なぜ停止線が消えていないのかと残念だった。自動車の停止線よりも前に停車することで事故を防ぐ役割を持つという、細かくも、しかし核心を突く考え方がまだ伝わっていないようだ。

そして、残念だったのは、ハードとしての整備はなされているものの、ソフトとしての「案内」や「説明」「指導員」という存在が全くなかったこと。

これは、個人的にも見てきた横浜市都筑区のレーンでも説明は有ったし、大阪市に至っては大々的なイベントまでしていたこととは対照的な存在だ。

その象徴がこの様で
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右の黄土色の建物が図書館で、そこの駐車場からあふれたクルマが路駐している有様。
外側線が点線だから?そんなことまで考えているとは思えない。

とはいえ、この突飛な場所でのレーンの存在と合わせて考えると、自転車レーンが「路上駐車の抑止力」を背負わされているようで、その想いも複雑だ。

「どうせならば、自転車で図書館に行こう」こうなれば本物なのだろう。

なんだかんだと、前方の横断歩道を示すひし形が微妙に右側に位置を移しているところが涙ぐましい。(T_T)
以外に、このようにメインではなく、それでいて公共性の高い場所、この様なところの方が”いわゆる社会実験”をするのにも庶民的で良いのかもしれない。そのようにも感じた。

たとえ今は使い方がわからなくても「ヤバネ」は全国に点在している訳だから、こんなご近所にそんなプラットホームが存在することがわかれば、子ども達だって喜んでそこを通るだろう。

パソコンがその昔、マニアだけの道具だった時代から、今や生活必需品になったように、自転車マニアだけの限られた話しだったレーンの存在が、将来の必需品に変わるのではないか、「ヤバネ」にはその力があると感じる。

ちなみに、図書館の先に和菓子屋さんもあるよ。(^^)


tetchin01 at 23:53│Comments(2)TrackBack(0)日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by どらごん   2013年12月19日 07:59
やばね〜からアップされてないですyo。
どうかしちゃいましたか?

俺の楽しみを奪わないでください。
早めにアップきぼー!!!

この前葛西に行ってきました。
ポタじゃないのでアダプタはなしですが、やっぱ葛西周辺のポタは楽しそうですぞ〜。
2. Posted by 徹人tetsuzin   2013年12月19日 18:16
師走です。すまんす。

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