いじる。ヨコハマトライアスロン

2014年05月13日

弱者とはなんだ?

「お・も・て・な・し」、表がなくて裏ばかりとは一時よく聞いた言葉だ。

では、おもてなしの裏はなんだろうか?
それは、謙虚に学ぶことなのかもしれない。

では、五輪によって学ぶもの?それは「スポーツマンシップ」を学ぶことなのかもしれない。
しかし、スポーツマンシプって何だ?と考えた時、例えば、ウィキペディアにはこのような言葉がある。


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スポーツマンシップは、スポーツのルールを遵守してゲーム(競技)を行っていくうえでの根本的な姿勢をいうものである。広義では、スポーツを行う上での品性ないしマナーということができるかもしれない。
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ルールでありマナーであるということか。なにか自転車関連の記事でよく見る言葉だ。
さすがだ、そこから自転車マナーという言葉があるのかもしれない。



そんなことを思ったきっかけとして、朝日新聞の社説に下記のものがあることを知った。


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銀輪都市東京―「クルマ脳」を改める
2014年5月12日(月)付
http://www.asahi.com/paper/editorial2.html
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この記事の中でこの言葉が妙に引っかかる。


ーーーーー>
 自転車は原則として車道の左側を、と法に明記されていても歩道走行はなかなか無くならない。自転車のすぐ横を車が警笛を鳴らして走り去る。そんな車道には怖くて下りにくい。

 まず、自転車が車道を安全に走れる環境を整えよう。何より「弱者優先」の徹底が大切だ。
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思い過ぎなことは百も承知、ただ、まさにハンドバイクの求めるもの”そのもの”がこの言葉に表現されているようでならない。

さらに結びは、こうである。


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強い者勝ちの街を変えるきっかけに五輪がなればいい。
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「お・も・て・な・し」ばかりが取り沙汰されてしばらく経つが、もうそろそろ「世界から学ぶ」という謙虚さも必要なのではないだろうか?

するとどうだろう、ハンドバイクのレース文化が根付いている国があるということは、弱者優先が徹底されているまでは不明なものの、「弱者が強者になることを知っている」ということはできるだろう。

ちょうどUCIのパラサイクリングロードレースの動画が上がっていた。


動画だけ見ると小じんまりとした草レースの様子でもあるが、あのホールまさに、あの”ザナルディ”も居たりもする。(たしか、ロンドンパラが最後とか言っていたようないなかったような)

今さら後6年でここまでのレース文化を根付かせるには、あまりにもスタートが遅すぎる気がする。
ならばせめて、マラソン大会のほんの一部に組み入れていくのが堅実な方法だろう。

例えば、最近のものでは、オクラホマの市民マラソンの様子の一部。

車いすのスタートの直前、ハンドバイクが2台。
というか、このバイクレーンの記号の大きさに驚く・・・。

その公式ページにもハンドサイクルとしてその記述を見ることができる。
オクラホママラソンのページから
http://okcmarathon.com/race-details/race-information/


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Race Restrictions
NO ANIMALS, ROLLER BLADES, SKATES, SCOOTERS OR BICYCLES ARE PERMITTED ON THE RACE COURSE.

In accordance with the guidelines issued by USATF and Wheelchair Athletics USA, only runners, wheelchairs and handcycles will be allowed on the course. The term “wheelchairs,” as used for this event, shall mean “push-rim wheelchairs” only. In addition, guidelines for wheelchair participants state that all chairs must be equipped with brakes, and wheelchair competitors must wear helmets. Handcycling is allowed but there is not an award category for those participants.
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例によってGoogle先生


ーーーーー>
レースの制限
NOは動物、ローラーブレード、スケート、スクーターや自転車は、レースコース上で許可されていません。

USATFや車いす陸上競技、アメリカが発行したガイドラインに従って、唯一のランナー、車いすhandcycles、コース上で許可されます。用語「車椅子は、「このイベントに使用されるような、「プッシュリム車椅子」のみを意味するものとする。また、車椅子の参加者のためのガイドラインは、すべての椅子がブレーキを装備しなければならないことを明記し、車いす競技者はヘルメットを着用しなければならない。 Handcyclingは許可されますが、それらの関係者のための賞のカテゴリはありませんです。
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うむ。ハンドバイクには賞がないとのこと。(それにしても妙な変換だなぁ)
しかし、それでいいと思う。

あくまで42kmを走るための道具がハンドバイクであり、完走こそがその目的なのであれば賞である必要はないだろう。

このように無関係の人も目につく機会が増えさえすれば、必然的に考え方すら変えることができると信じたい。
もちろん国外にはその原因として戦争や貧困があることも忘れてはならないだろう。

しかし、社会に与える影響として、レースタイプであれ、アダプタタイプであれ「ハンドバイク」であることの差は無いだろう。

必要なのは目的を達成する欲望であり、それを育む環境こそ冒頭の弱者優先を具現化した社会の在り方なのだと信じている。

そして、弱者が普通となり、時には強者になる。
あちらが弱者ならばそれを助ける役目にもなる。
こちらが弱者の時に助けてもらうように。



tetchin01 at 00:27│Comments(0)TrackBack(0)日記 

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