セグウェイの次スキーの次!?

2015年06月29日

法案

もう2週ほど前のこと、郵便が届いた。

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なんじゃこりゃー。

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いやいや、イベント告知の手紙だった。

ま、自活研メールで事前にイベントがあることだけは知っていたので予測はついたけど、でも、少なからず持つ手が緊張したわけで、できれば表に「イベント告知」とだけでも書いて欲しかった。

と、休みも半日取れてイザ。

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当日の資料に・・・

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参考資料として例の提言が。そして「ハンドバイク」の文字が。

この法案の基本方針を見る限りではどうも「普通自転車」に対する内容になってしまいそうな雰囲気があるものの、提言という基礎にハンドバイクという杭を打ったことが活きてくれれば良いのだけれども・・・。


詳しい内容については下記動画などを参照。
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(6/25) シンポジウム「自転車活用推進法を徹底解剖する」
(第二東京弁護士会)


Broadcast live streaming video on Ustream

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自活研広報担当かれん氏のブログリンク
【NPO自活研ニュース(会員用)】2015年6月29日 月曜日発信
<<報告・【シンポジウム「自転車活用推進法を徹底解剖する」】>>
http://t.co/mpYdLSu1io
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サイクルスポーツ>
今国会で成立なるか?「自転車活用法案」めぐりシンポ
http://www.cyclesports.jp/depot/detail.php?id=12771
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当日、話を聞いて気になったこと。

○起爆剤
もちろんその一つにオリンピック・パラリンピックを外すことはできない。
それよりも、しまなみ海道をはじめとする観光材料についての話題にチカラが入っていたこと。
要は「地方の活性化」だと。

ことハンドバイクに当てはめて考えてみると、走行環境とイベントの在り方に関係していると感じた。
その一つに機体の選び方がある。
首都圏のイベントではレース用などの固定車よりもアダプらの方が選び易く、反対に東北や九州などのイベントもしくはサーキットのクローズドのコースではレース用を使い存分に走っている様子が伝わる。

これは、地方だから都心だからと切り取るのではなく、観光として人それぞれが「あそこを走ってみたい」という欲求が高まることが重要だろう。

そう考えると、日本人に無理に勧めるよりもいっそ呼んでしまった方が上手くいってしまうのかもしれない。
例え層が薄くても、同時多発的に、広域に、様々なイベントが継続されて行われていることが重要だろう。

レースであれポタリングであれ、ハンドバイクが参加するイベントがあればこそ、もしレースを福祉的切り口で見られてしまうのであれば、ポタリングを社会参加の切り口として反映させるようにすれば良いし、純粋にレースが競技として存在すれば、ポタリングにその技術をフィードバックさせれば良い。

いずれにしても「日常」と「非日常」の組み合わせを両輪にその軌跡を引き延ばすことが重要なのに、いかんせん現在はそのハンドバイクそのものが「非日常」であるがためにその可能性を見る事ができない。

本当の起爆剤は「乗ってみたい」「走ってみたい」という欲求そのものだ。
その意味ではハンドバイクであろうがロードレーサーだろうが変わりはない。

「欲求 = バリアの向こう側」
と捉えれば障がいのある者と健常な者との価値観も変わらないのかもしれない。

どうか絵に描いた餅ではなく、たわわに実った果実になりますように。

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