2016年09月24日
交通
気になって、このイベントに行きました。
基本姿勢は、歩行者+公共交通 vs 自家用車。
会の最後にシニアカーからパーソナルコミュニティについてのコメントが出たものの・・・
徒歩で歩く街づくりと、公共交通期間を「つなぐもの」が”何か”なのかを直視しできなければ進展は無いだろう、と感じた。
それは自転車だろうし、シニアカーだろうし、たぶんハンドバイクまで抽象のレベルは下がってくるはずだろう。
ハンドバイクなんて知らなかった、フル電動(和名、改良型ハンドル型電動車いす)があるだなんて知らなかった。では済まない時代がもう目の前、いや、空港の水際までくらいは来ていることを認知しなければならないだろう。
非障害者(=健常者)の考えだけではどうにもならないところに来ていることを早く認知して欲しい。
ちなみにこのイベント、車いすは自分一人。これが現実の比率なのだろう、か。
タイヤ、ホイール、車輪これらを使うことは進化であり、何かの代替をさせている表れである。
代替されて手に入ったものは付加価値であり、
移動という時間だったり、
苦労という労力だったり、
移動という空間だったり、
移動が目的として考えてしまうと解が違うであろうと思われる。
横浜で言えば、水陸両用バスを採用したことが移動だけでなく、観光を目的にしていることがそれを証明している。
横浜の地域性としての丘陵地帯(いわゆるイルカ丘陵)としての南部地域を捉え、究極の目標としての自動運転を考える前に、何を自動させることを必要としているか?
できないことをできるようにする。
この解を求めて、初めて交通を考えることができるのではないか?そのように感じてならなかった。