自転車以外に、船舶免許など。その1管轄外

2018年10月09日

こんなとこでもユニバーサルデザイン

自転車以外なのに何かつながっているような話し。

最近、自家用車が不調になり買い替えました。
なんとPHVです。

ただ、カタログスペックから指し引いて、実質50kmくらいが1充電の走行距離。
そこで気になるのが充電施設。

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そもそも、車が止められるか
ドアが開けられるか
画面が見えない
手が届かない
場所によってはガードパイプで囲まれている

あれれ、ということで質問してみることにした。
要は車いすドライバーに配慮することを前提とした基準があるか、ということ。
これは将来、移動の権利に関わること。放ってはいられなくなった。

以下引用
ーーーーー
プラグインハイブリット車等の充電施設について質問及び要望があります。
障がいのあるドライバーへの配慮はどのぐらいの基準がありますか?

インフラとしてでであれば全ての施設に求められるはずと思いますが、残念ながらイチ車いすドライバーとしてはそうとはいえない現状です。基準としてあると良いと思われるものを列挙します。

◯駐車スペース:運転席ドアが全開にできる。パイプやブロックで阻止されない。
◯併設もしくは周辺施設への移動:幅員やスロープがある。
◯装置のデザイン:車いすドライバーでもコネクターが取れる。指に麻痺のある者でも解除ができる。車いすドライバーでも見える画面。車いすドライバーでも押せる緊急ボタン。
優先順位や料金体系:クローバーのマーク(道交法)や各警察署の発行する駐車禁止除外ステッカーによる優先順位の配慮や障害者手帳の所有に対する割引の配慮。

以上です。

また、先日ネット上で充電施設を検索素サイトの方へ同様の質問をいたしました。
(※ある検索サイトの情報)
この様なサイトにおいても「全く考えられていない」旨の回答がありとても驚きました。

この様なサイトであれば例えば、予め「対応していない共有箇所」シンボルマークを標準として表示し、順次、対応されているシンボルマークに上書きされる。この様な手法にすることで、ユニバーサルデザインを前提とした取り組みにでき、限られた場所をワザワザ作るのではなく、かつての公衆電話のように、誰もが使えるのがあたりまえへの意識が変わるかと思います。
ゼロのところから充電施設の拡大に理解をいただくのと同じように、「誰もが使える施設を作る」ことは何も阻害する理由は無いはずと切に思います。

既に御存知のことかと存じますが、いわゆる差別禁止法の理念からは今回の情報は私たちの手の届かない遠い所にあるように見受けられます。是非、法の理念を象徴する「私たちを抜きにして私たちのことをきめないで(Nothing About us without us)」という障害者権利条約の合い言葉の意味を御理解、受容いただけると幸いです。

先日、京都で行われましたスマートシティエキスポというイベントに電動オートバイに充電コネクタ(200V)が採用されているのを見ました。勝手な想像ですが、将来、シニアカーや電動車いす、次なるパーソナルモビリティがコネクターを持つのであれば充電施設がユニバーサルデザインであることの将来性は十分に理に叶うものと思います。
バリアフリーとは文字通りバリアをフリーにするものです。元からバリアが無ければフリーにする必要がありません。今後も一緒に参加し考えていける道筋は持ち続けていただければと切に願います。

以上、よろしくお願い致します。

tetchin01 at 05:23│Comments(0)日記 

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自転車以外に、船舶免許など。その1管轄外